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紫外線対策のマストアイテムとも言える日焼け止め。その種類はさまざまあり、どれを選んだら良いのか悩んでしまうこともありますよね。そこで今回は、日焼け止めの種類やそれぞれの特徴、おすすめの使用シーンなどをご紹介します。

顔用と体用の日焼け止めの違い

日焼け止めの種類やそれぞれの特徴とは

日焼け止めには大きく分けて「顔用」と「体用」があります。まずは、この2つの違いを確認しておきましょう。

顔用日焼け止めの特徴

顔の皮膚は体に比べると薄くとてもデリケート。さらに皮脂腺も多いため、毛穴のつまりやべたつきといった皮脂トラブルなども起こりがちです。そのため顔用の日焼け止めは、肌にやさしい成分やテクスチャーで作られていることが多く、スキンケア効果やトーンアップなどのメイクアップ効果を持つタイプもあります。

体用日焼け止めの特徴

一方、体の皮膚は顔よりも厚く皮脂腺も少ないため、体用の日焼け止めは顔用よりも比較的強力なUV防止効果を持つ成分で作られているのが特徴。広範囲に使用するため、伸びの良いテクスチャーや容量が大きいタイプが多く見られます。

日焼け止めは主に6種類!それぞれの特徴やおすすめの使用シーンは?

日焼け止めの種類やそれぞれの特徴とは

さまざまな種類がある日焼け止めですが、タイプとしては主に6つに分けられます。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

ミルクタイプ

ミルクタイプの日焼け止めは、なめらかなテクスチャーで肌なじみの良さが特徴です。乳液を塗ったときのようなしっとりとした肌心地も感じられるため、乾燥肌や敏感肌の方にもおすすめ。質感が軽やかな製品も多く、日常的な外出やアクティビティに適しています。

クリームタイプ

クリームタイプの日焼け止めは、他の日焼け止めよりもオイル成分が高配合で、しっとりとしたテクスチャーが特徴です。高い保湿力や耐水性を備えている製品が多く、乾燥が気になる肌におすすめ。肌への密着力が高いため、長時間の屋外での活動やウォータースポーツなどにも適しています。

ジェルタイプ

ジェルタイプの日焼け止めは、さっぱりとした使い心地が特徴。みずみずしく肌に伸び、白浮きしにくいところもポイントです。べたつきを感じにくいさらっとした使い心地なので、油分が気になる方や日焼け止め特有の重たい使用感が苦手な方でも使いやすいでしょう。

スプレータイプ

スプレータイプの日焼け止めは、サッと手軽に塗ることができるのが特徴。手を汚さずに片手で吹きかけられるため、忙しいときや外出時の塗り直しなどに適しています。
また、中には髪に使用できる製品もあり、スプレー1本で全身の紫外線対策をすることも可能です。

パウダータイプ

パウダータイプの日焼け止めは、メイクの上から使えるところが大きな特徴といえるでしょう。フェイスパウダーとして使いながらUVカットができたり、首元や腕などべたつきが気になる部分にのせて、さらっとした肌に整えたりすることもできます。
日中のメイク直しにも便利ですが、他のタイプの日焼け止めよりもムラができやすいので、ミルクタイプやジェルタイプなどと併用するのがおすすめです。

スティックタイプ

スティックタイプの日焼け止めは、手を汚さずにササっと簡単に塗ることができるところが特徴です。腕や脚などにも塗りやすく、広範囲に一気に塗りたいときや外出時に手軽に塗り直したいときに便利です。

アンプルールのUVケアアイテム

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最後に

たくさんの種類がある日焼け止めですが、UV防止効果はもちろん、テクスチャーや手軽さ、心地よく使えるかどうか?なども大切なポイント。
ぜひ、季節やシーンに合わせながら上手に選んでみてください♪

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肌荒れ・シワ改善・美白効果が期待できると話題の成分ナイアシンアミド。化粧水・美容液など、国内だけでなく海外コスメでもナイアシンアミド配合の商品が注目されています。
今回はそんなナイアシンアミドについて、その効果や取り入れ方のコツなどをご紹介します。

ナイアシンアミドとは?

ナイアシンアミドとは

ナイアシンアミドとは、ニコチン酸アミドとも呼ばれる、水溶性のビタミンB群(ナイアシン)の一種。厚生労働省に効果があると認められた医薬部外品の美白・肌荒れ改善・シワ改善の有効成分です。スキンケアに取り入れると高い美容効果を発揮するため、さまざまな化粧品に配合され注目を集めています。

敏感肌にも使いやすいおだやかな作用が特長

ナイアシンアミドの特長の一つとしてあげられるのが、低刺激設計であるという点です。ビタミンB群の一種であるナイアシンアミドはもともと体の中に存在する成分なので、肌への作用もおだやか。そのため、敏感肌や乾燥・寒暖差などでデリケートに傾いている肌にも使いやすい成分だとされています。

ナイアシンアミドのもたらす効果をチェック!

ナイアシンアミドとは

美白作用(医薬部外品の有効成分)

肌が紫外線などの刺激を受けると、メラノサイトと呼ばれる細胞がメラニン色素を生成。このメラニン色素が表皮細胞に運ばれ、色素沈着することでシミとなります。 ナイアシンアミドは、生成されたメラニン色素が表皮細胞に受け渡されるのを抑制することで、シミやそばかすを防ぐ効果があります。

シワ改善(医薬部外品の有効成分)

体の弾力性や肌のハリをキープするエラスチンやコラーゲンの産生に関わる線維芽細胞へアプローチし、コラーゲンの合成を促す作用によってシワを改善。リンクルナイアシンという愛称を持っています。

肌荒れ改善(医薬部外品の有効成分)

セラミドなどの合成を促進することで、肌のバリア機能をサポート。肌荒れ改善や消炎効果が期待できます。

そのほかの効果

紫外線などによる活性酸素の生成を除去することで細胞へのダメージを軽減。シミやシワを防ぐ抗酸化作用のほか、毛穴のつまりやニキビを予防する効果も発揮します。

化粧品だけじゃない! 食べ物からもとれる!?

ナイアシンアミドとは

ナイアシンアミドは、皮膚や粘膜を健康に保つ栄養素ナイアシンの一部です。ナイアシンは、カツオ・マグロ・鶏むね肉・しいたけ・ナッツ類などに多く含まれており、食事などから摂取できます。ただし油や水に溶けやすい性質をもつため、唐揚げなどの場合は栄養素が半分近く減ってしまうことも。効率よく摂取するには、調理法に注意が必要です。

ナイアシンアミド配合の化粧品の選び方や取り入れ方は?

ナイアシンアミドとは

ナイアシンアミド配合の化粧品を探す際は、医薬部外品の有効成分として表記されているか、パッケージの裏や公式ウェブサイトをチェックするのもひとつの手。
ナイアシンアミドはゆっくりと肌に働きかけることで効果を発揮するため、じんわりとなじませることができる高保湿アイテムなどで取り入れるのもおすすめです。また、水にも溶けるので、みずみずしいテクスチャーが多いのが特長。ピンポイントで使うのではなく、顔全体に使って効果を狙いましょう。

レチノールと併用してもOK?

ナイアシンアミドと同じように、さまざまな美容効果を持つ成分として「レチノール」がありますが、これら2つは併用しても良いのでしょうか?
その答えはYes!併用しても問題はなく、むしろ一緒に使うことで、それぞれの持つ作用の相乗効果が生まれるといわれています。

レチノールとは?

ビタミンAの一種で、皮膚や粘膜を健康に維持する効果や、抗酸化作用によって肌を若々しく保つ効果が得られる成分。シワ・たるみをはじめ、シミや黒ずみ、ニキビ跡の改善にも期待ができます。

ナイアシンアミド×レチノールの相乗効果は?

レチノールには、表皮細胞の成長を促進しながら水分保持機能を高めシワを目立ちにくくしたり、黒ずみなどの色素沈着を改善したりする作用があります。一方、ナイアシンアミドは、肌の奥(真皮)にあるコラーゲンの生成を促進するため、この2つを併用することで、肌の表面と真皮の両方からシワ改善へ働きかけることができます。

最後に

どんな世代の方にも使いやすく、さまざまな肌悩みにアプローチする注目の成分、ナイアシンアミド。毎日のお手入れに取り入れやすい商品が続々と登場しているので、ぜひ気軽に手を伸ばしてみてはいかがでしょうか♪ 

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紫外線対策のマストアイテムである日焼け止め。「SPF」「PA」のレベルなどを基準として選ぶことが多いものですが、さらに“耐水性”における新基準「UV耐水性」が設けられたのをご存知ですか。
そんな、日焼け止めの新基準はどのように決められるのか、「ウォータープルーフ」との違いなどもあわせてご紹介します。

従来の日焼け止めの表示「SPF」「PA」とは?

まずは、これまでの日焼け止めに表示されている「SPF」「PA」について、それぞれどのようなことを示しているのかを確認しておきましょう。

SPF

「Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)」の略で、紫外線の中でも波長が短く、短時間で炎症などの肌ダメージを与えるUVBに対する防止効果を示すものです。
「SPF1」を約20分としてその効果の持続時間を表しており、例えば「SPF20」と表記された日焼け止めなら、つけてから約6時間半は紫外線をブロックできると判断ができます。
最高値は「SPF50」ですが、それ以上の効果があるとされる場合は「SPF50+」と表記されます。

PA

「Protection grade of UV-A(プロテクション グレイド オブ UV-A)」の略で、紫外線の中でも波長が長く、肌の真皮層でじわじわと肌老化を進行させるUV-Aに対する防止効果を示すものです。
4段階の「+」で表され、その数が多いほど効果が高いとみなされます。
・PA+:効果がある
・PA++:かなり効果がある
・PA+++:非常に効果がある
・PA++++:極めて高い効果がある

新たに加わった「UV耐水性」とは?

UV耐水性とは

2022年12月から新しく設けられた日焼け止めの効果基準「UV耐水性」は、“水に浸かった後にどのくらい「SPF」を保持できているか?”を示すものです。★(☆)、★★(☆☆)の2段階で表示され、その数が多いほど耐水性が高いことを表します。

「UV耐水性」のレベルの決め方は?

試験方法
①サンプルとなる人体の背中に試料を塗布し、紫外線を照射して16〜24時間後に紅斑の有無を測定。(=水浴前のSPFとする)
②同様に試料を塗布したのちに水浴をして、紫外線照射16〜24時間後の紅斑の有無を測定。(=水浴後のSPFとする)
③①と②で出たSPF値を比較。水浴後にSPFの保持率が50%以上であれば「耐水性効果あり」と判定され、★1つ、もしくは2つで表示することができます。

★と★★の違い
UV 耐水性★…上記試験において、20 分× 2 回(合計40分)の水浴をクリアした場合
UV 耐水性★★…上記試験において、20 分× 4回(合計80分)の水浴をクリアした場合

ウォータープルーフとの違い

UV耐水性とは

現在、日焼け止めなどに表示されている「ウォータープルーフ」も“耐水性”を表しているもので、「汗や水、涙などに強く落ちにくい」という意味合いで使われています。
日やけ止めクリームなどに限らず、ファンデーションやマスカラなどのメイクアイテムにも表示されているものですが、今後はその表記ルールが製品の種類によって変わってきます。

日焼け止め効果を持つ製品の場合

2024年11月30日以降(「UV耐水性」表示の運用開始から2年間の処置期間が経過後)に出荷される製品は、「UV耐水性★」または「UV耐水性★★」の表示がない状態での「ウォータープルーフ」の表記は認められなくなります。

その他のメイクアイテム

従来通り「汗や水、涙などに強く落ちにくい」という意味合いで、単体で「ウォータープルーフ」と表記することができます。

最後に

日焼け止めは、季節や天候、場所など、それぞれの使用シーンに適したものをセレクトするのがベスト。SPFやPAに加え「UV耐水性」も確認しながら、万全な紫外線対策をしていきましょう。

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毛穴につまる「角栓」。特に気温が高くなる季節は、普段よりも角栓の黒ずみが気になったり、なんとなく毛穴が目立ったりと、悩まされる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、角栓ができる要因や、やってはいけないNGケアなどをご紹介します。

角栓とは?

角栓とは、皮膚の表面や毛穴の中に詰まった角質・皮脂が混ざり合うことでできるかたまりのことを指します。およそ70%は古い角質(たんぱく質)、残りの30%は皮脂と言われています。
角栓ができている部分は毛穴が白くなり、放置すると毛穴トラブルやニキビの元になることも。さらに、角栓が空気に触れ続けることで酸化が進み、いわゆる「黒ずみ毛穴」になってしまうことがあります。

角栓ができる要因

角栓ができる要因とお手入れ

角栓ができる要因としては、主に3つのことが挙げられます。

1.乾燥

肌が乾燥していると肌の角質層が硬くなり、毛穴が詰まりやすくなります。また、乾燥している肌は不足している水分を補おうと皮脂を多く分泌するため、過剰に分泌された皮脂が角質と混ざり合い、角栓ができやすくなってしまいます。

2.毛穴の汚れ

毛穴には古くなった角質や皮脂、落としきれていない化粧品などがたまりやすく、それらが蓄積し毛穴に詰まることで角栓ができてしまうこともあります。

3.ターンオーバーの乱れ

肌のターンオーバーの乱れも角栓ができる要因のひとつです。古い角質をはがして肌の生まれ変わりを促進するターンオーバーですが、睡眠不足やストレスなど何らかの原因でターンオーバーが乱れると、肌表面に古い角質が残り毛穴が詰まりやすくなります。肌環境に。それによって、角栓もできやすくなります。

4.加齢

年齢とともに肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンが減少すると、肌表面にある毛穴もしずく型に伸び広がっていきます。毛穴が広くなると角質や皮脂が詰まりやすくなるため、角栓もできやすくなります。

角栓ができやすくなる習慣と改善ポイント

角栓ができる要因とお手入れ

ここでは、角栓ができやすくなる日々の習慣をご紹介します。
ついやってしまっているものもあるかも?セルフチェックしてみましょう。

生活習慣

偏った食生活をしている
脂質の多い食事やジャンクフード、動物性脂肪の多いスイーツなどを頻繁に食べると皮脂分泌が活発になり、角栓ができやすくなります。このような食事は摂り過ぎないよう心がけ、皮脂の分泌量を適正に保つビタミンB2やB6、肌のターンオーバーを促すビタミンAを含む食品・サプリメントを積極的に摂取しましょう。

睡眠不足・ストレスを感じやすい
前述にもあるように、睡眠不足やストレスはターンオーバーの乱れを招くため角栓ができやすくなります。1日6~7時間の睡眠時間を理想とし、就寝前のスマホを控える、食事は就寝の2~3時間前までに済ませるといった工夫をしながら、良質な睡眠を心がけましょう。

スキンケア

朝洗顔で洗顔料を使わない
私たちは寝ている間も汗をかき、皮脂の分泌や寝具についたほこりなど汚れの付着も避けることはできません。毛穴の詰まりを防ぐためにも、就寝中にたまった毛穴の汚れは洗顔料でしっかりと落とすようにしましょう。

一日に何度も洗顔する
常に清潔な肌を保ちたい!と、一日に何度も顔を洗うのは逆効果。過度な洗顔は肌に必要な皮脂まで落とし、乾燥を招いてしまいます。洗顔は朝・晩の1日2回とし、その後は十分な保湿を心がけましょう。

こんなお手入れに注意!角栓のNGケア方法

やりがちだけど実はNG!こんな角栓ケアはしないように注意しましょう。

無理に押し出そうとする

指やピンセットなどを使って無理に角栓を押し出そうとすると、皮膚を傷つけてしまったり、刺激によって皮膚が厚くなったりすることがあります。
また、強い力で毛穴を押すことでより毛穴が開き、皮脂がさらに詰まりやすくなることもあります。

毛穴パックやピーリングジェルなどを過度に使用する

毛穴パックや毛穴除去のためのピーリングジェルなどは、その商品の推奨している使用頻度を必ず守りましょう。過度に使用すると肌に負担がかかり、炎症や毛穴の広がりを招くことがあります。

最後に

気温も湿度も徐々に上がり、汗や皮脂も多くなる季節に。
毎日のスキンケアや生活習慣を見直して、毛穴の気にならない“つるん肌”を目指していきましょう♪

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肌トラブルを引き起こす紫外線。「UV-A」と「UV-B」がありますが、地上に降り注ぐ紫外線の多くを占めている「UV-A」は、より重点的なケアが必須だというのをご存知ですか?
今回は、この2つの紫外線の違いから「UV-A」の肌への影響とその対策についてご紹介します。

「UV-A」と「UV-B」は何が違う?

まずはUV-AとUV-Bの違いをチェックしておきましょう。

UV-A(紫外線A波)

UV-Aは紫外線の中で一番波長が長く、皮膚の奥深くまで到達し肌に影響を及ぼす紫外線です。例えば、真皮にあるコラーゲンなどを破壊することでシワやたるみの原因を生み出すなど、じわじわと時間をかけながら肌に変化を与えるのがUV-Aの特徴です。オゾン層を通り抜けやすい性質を持つため、UV-Bの20倍以上もの量が地上に降り注いでいるともいわれ、さらに雲や窓ガラスも通過しやすく、曇っている日や家の中でも対策が必要です。

UV-B(紫外線B波)

UV-BはUV-Aよりもエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を引き起こしたりする紫外線です。例えば、日焼けによって肌が赤くなる、水ぶくれができるといった場合はこのUV-Bの影響。
しかしその波長は短いため、地上に降り注いでいる量は全紫外線量の10%ほどといわれており、直射日光への対策をすることによってある程度の防御が可能です。

UV-Aを浴び続けるとどうなる?

「UV-A」の肌への影響とその対策

UV-Aは肌の奥の真皮層にまで達し、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、さらにはヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞に損傷を与えます。
そのため、UV-Aを浴び続けた肌は弾力を失い、シワやたるみといった肌悩みを招くことに。
さらに肌の真皮で色素沈着を起こし、シミの要因を生み出すことも。

UV-Aが多い季節は?

年間を通して降り注いでいるUV-Aですが、特にその量が増えるのが4月~8月と言われています。
中でも5月がピークとなり、その後梅雨を迎えますが油断は禁物。
曇りや雨の日もしっかり降り注いでいるため、ぬかりない対策が必要です。

UV-Aの対策

「UV-A」の肌への影響とその対策

日傘やサングラスなど、外出時の紫外線対策はもちろん大切ですが、曇りの日や室内にも降り注ぐUV-Aは、より徹底した対策が必要に。ここでは、UV-Aの対策をご紹介します。

家の中でも日焼け止めを塗る

UV-Aは窓ガラスを通過するため、家の中でも日焼け止めを塗ることが大切です。
また、車の窓でも同様のことが言えるため、車内でもしっかりと日焼け対策を行いましょう。

UVカットコスメを使う

メイク前の日焼け止めはもちろん大切ですが、メイクアイテムもUVカット効果のあるものを使うと、より十分な対策ができます。

UVカットのシートやカーテンを活用する

UVカットの窓ガラスシートやカーテンを使用するのも、UV-Aの遮断に有効的です。
購入する際にはその“UVカット率”を必ず確認し、より高いものを選ぶと良いでしょう。

抗酸化成分を積極的に摂取する

“食”によって体の内側から紫外線対策をすることも大切です。
シミやシワなどの元となる体内の酸化を防ぐために、抗酸化成分を積極的に摂取しましょう。
~ 抗酸化成分を多く含む食品 ~
・ビタミンC…パプリカ、パセリ、キウイフルーツ、いちごなど
・ビタミンE…植物油、ごま、アーモンド、ピーナッツなど
・ポリフェノール…プルーン、りんご、赤ワイン、緑茶・紅茶など
・ミネラル…わかめ、のり、桜えび、納豆など

アンプルールのUVケアアイテム

ブライト効果を高めた“ゼロ膜” UV美容液

WプロテクトUV ブライト+

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30g・通常価格:4,620円(税込)【SPF50+/PA++++】
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汗や⽔に強く、みずみずしい密着アクアジェルUV

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ピンクの美肌バリア。進化型トーンアップUV

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最後に

季節や天候、場所問わず、いつでも対策が必要なUV-A。
目には見えないからこそ、日頃の意識がとても大切になりますね。
万全なUVA対策を目指し、ご紹介したポイントもぜひご参考ください♪

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朝のメイクでバッチリ仕上げたはずなのに、いつのまにかヨレヨレ…。そんなメイク崩れ、できることならしっかり阻止して、メイクしたままの“キレイ”を持続させたいものですよね。
そこで今回は、メイク崩れの要因や崩れにくいベースメイク術をご紹介!
汗や皮脂分泌が多くなるこれからの季節、“崩れない夏”を目指して、ぜひ参考にしてみてください♪

ベースメイクが崩れる要因

メイク崩れの要因と予防

ベースメイクが崩れやすい要因には、以下のようなものが挙げられます。

厚塗り

ファンデーションが適量であれば、下地が糊の役割を果たしながらしっかりと肌に密着します。しかしその量が多いと、皮脂や汗と混ざり合い肌に密着しにくい状態に。その結果、ファンデーションが浮いてしまい、メイクが崩れやすくなります。

メイク前のスキンケアが不十分

メイク前の保湿が不十分だと、肌の水分量が少なくなることで細かいシワや溝などがひび割れを起こし、乾燥によるメイク崩れの要因に。また、乾燥している肌は不足している水分を補おうと皮脂を過剰に分泌するため、ファンデーションが肌に密着しにくくなり、メイク崩れを招いてしまいます。

肌質に合わないアイテムを使っている

ベースメイクアイテムには、乾燥肌向けのものや皮脂によるテカリを防ぐもの、季節ごとの気温や湿度などに合わせてつくられたものなど、さまざまな種類があります。
それぞれの肌質や肌状態に合わせて選ぶことがベストですが、自分の肌にフィットしていないアイテムを使うと、乾燥や皮脂の分泌を招きメイクが崩れやすくなることも。

スキンケアの直後にメイクをしている

メイク前のスキンケアはとても大切。しかし、化粧水や乳液といったスキンケアアイテムがしっかりと肌になじんでいない状態でメイクをしてしまうと、その油分などでベースメイクが浮いてしまい、メイクが崩れやすくなります。

崩れにくいベースメイクを作るスキンケア

崩れにくいベースメイクを作るためには、メイク前の適切なスキンケアによる土台作りが大切です。

1.洗顔で皮脂汚れを落とす

余分な皮脂はメイク崩れの大きな要因となるため、メイク前は洗顔を丁寧に行い、しっかりと皮脂を落としましょう。

2.十分な保湿

化粧水・クリームなどで十分に保湿をすることで肌の水分バランスが整い、メイクの密着力を高めることができます。

3.余分な油分はティッシュオフ

メイク前にティッシュで軽く顔を押さえることで、肌表面に残った余分な油分を取り除き、ベースメイクの崩れを防ぐことができます。

崩れにくいベースメイクの手順

メイク崩れの要因と予防

土台が整ったらいよいよメイク!崩れにくいベースメイクを目指して、以下のポイントをおさえておきましょう。

1.化粧下地を均一に

メイクのベースとなる下地は、顔全体に均一にムラなくなじませます。下地が多すぎても少なすぎてもメイク崩れを招くため、必ず適量を塗るようにしましょう。

2.ファンデーションは薄く

気になる部分を隠したい!と、つい塗り込んでしまいがちなファンデーションですが、厚塗りは禁物。薄く、均一にを意識しながら塗っていきましょう。

3.フェイスパウダーをのせる

ファンデーションの上から薄くフェイスパウダーをのせましょう。余分な皮脂を吸収してくれるので、メイクのヨレやテカりを防ぐことができます。乾燥しやすい方はテカリや崩れを防止したい部分だけに軽くのせて。

4.フィックスミストを取り入れても◎

最後にフィックスミストを顔全体に吹きかけます。うるおいを与えながらメイクをしっかり肌に密着させ、崩れにくいベースメイクの完成です!

アンプルールのベースメイクアイテム

ピンクの美肌バリア。進化型トーンアップUV

WプロテクトUVトーンアップ

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30g・通常価格:4,620円(税込)【SPF50+/PA++++】
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ひと塗りで白ツヤ素肌をかなえる、美容液仕立てのBBクリーム

BBクリーム

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40g・通常価格:4,400円(税込)【SPF35/PA++】
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素肌そのものを美しく魅せる大人のためのフェイスパウダー

フェイスパウダー

フェイスパウダー
10g・通常価格:5,280円(税込)【SPF50+/PA+++】
商品詳細はこちら>>>

最後に

まずは保湿をはじめとしたスキンケアを丁寧に。ファンデーションは“薄く”を意識するのがポイントです。
崩れにくいベースメイク術で、キレイに仕上げた朝のメイクをしっかりキープしていきましょう♪

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ミルクやオイル、クリームやバームなど、さまざまなタイプがあるクレンジング
その選び方を間違うと、汚れをしっかり落とせなかったり、乾燥や毛穴汚れなど肌トラブルの原因になったりすることも!
自分の肌に合わせた正しい洗顔で美肌を底上げするべく、クレンジングタイプ別の特徴と選び方を押さえておきましょう◎

そもそもなぜクレンジングは重要なの?

クレンジングの必要性とは

クレンジングの役割は、通常の洗顔料ではなかなか落とすことのできない、メイクや毛穴の黒ずみといった“油性”の汚れをオフすることです。
これらの汚れをそのまま放置してしまうと、雑菌が増えて肌荒れや吹き出物の要因に。さらに、肌のターンオーバーが乱れ、メラニンが古い角質と一緒に排出されなくなることで、シミやくすみを引き起こします。
美しい肌をキープするためには、毎日のクレンジングで“油性”の汚れをしっかり落とすことが重要です。

ノーメイクの日はクレンジングをしなくてもOK?

たとえノーメイクの日であっても、肌には油分を含んださまざまな汚れが付着しています。スキンケアアイテムに配合されている油分、肌から分泌される皮脂、排気ガスをはじめとする大気汚染物質などは、洗顔料よりもクレンジングで落とすほうがすっきりオフできます。
肌表面だけでなく、毛穴まできれいに保つためには、ノーメイクの日もクレンジングを使用するのがおすすめです。

ミルク、オイル、クリーム、バーム。クレンジングの特徴をチェック!

クレンジングの必要性とは

ミルク、オイル、クリーム、それにバームと、まずはそれぞれのクレンジングの特徴をチェックしていきましょう。

「クレンジングミルク」は負担をかけずにメイクを落とす♪

水分が多く配合されているため、肌のうるおいを守りながらしっとりとした洗い上がりになるクレンジングミルク。
とろみがあってメイクとなじませやすく、肌に負担をかけずにメイクや汚れを落とすことができ、クレンジングの中でも特に優しい使い心地です。
ゆっくりと丁寧に、肌をいたわりながらメイクをオフするのに向いています。

「クレンジングオイル」はしっかりメイクも毛穴もスッキリ!

油分と界面活性剤が多く配合されているオイルは、クレンジングの中で最も洗浄力が高いタイプです。
ウォータープルーフの落ちにくいメイクや毛穴の皮脂汚れにもすばやくなじんで、スッキリとした洗い上がりが特徴です。
しっかりメイクもすばやく浮かせるため、摩擦による肌への負担を抑えられます。

「クレンジングクリーム」は洗浄力とやさしさのバランスが◎

油分と界面活性剤のバランスが良く、洗い上がりの肌が乾燥しにくいクレンジングクリーム。
厚みのあるテクスチャーでクッション性があり、メイクとなじませる際の摩擦を軽減できます。
ナチュラルメイクを落とすときにも向いています。

クレンジングバームはメイクにピタッと密着!

常温では固形のようなバームですが、体温で溶けることでオイル状に。
適度な粘りで肌表面にとどまるため、メイクにピタッと密着します。
しっとりとしていてつっぱりにくい洗い上がりが特徴です。

美肌へのカギ! 肌の状態に合わせたクレンジングの選び方

クレンジングの必要性とは

乾燥気味なのか皮脂が多めなのか、はたまた敏感肌なのか混合肌なのか。
肌タイプによって、適しているクレンジングは異なります。
肌に合わないクレンジングを使い続けるのは、トラブルの原因になるため避けましょう。
例えば、乾燥肌や敏感肌に洗浄力の高いオイルタイプのクレンジングを使い続けると、必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥をさらに深刻化させたり肌荒れを引き起こすことも。
美肌への第一歩となる「洗顔」を正しく行うため、肌タイプに合わせたクレンジングの選び方を覚えておきましょう◎

【乾燥肌】

洗浄力が高すぎると乾燥を深刻化させてしまいますが、洗浄力が低すぎるとメイクをしっかり落とそうと肌をこすって摩擦ダメージを与えてしまうことも。
洗浄力だけでなく保湿力も兼ねたクリームタイプのクレンジングがおすすめです。

【脂性肌】

テカリやベタつきが気になる脂性肌には、肌の余分な油分だけでなく毛穴汚れまでしっかり落とせるオイルタイプ、もしくはバームタイプがおすすめです。

【敏感肌】

肌への刺激を抑えることがすこやかな肌作りの基本となる敏感肌には、洗浄力がマイルドで低刺激設計のミルクタイプが適しています。

【混合肌】

油分と水分のバランスが重要な混合肌には、洗浄力としっとり感を併せ持つバームタイプがおすすめです。

正しいクレンジング方法をおさらい!

クレンジングの必要性とは

せっかく自分にぴったりのクレンジングを選んでも、使用方法が間違っていては意味がありません。ここからは正しいクレンジング方法をおさらいしていきましょう!

清潔な乾いた手で使用する

手が汚れた状態でクレンジングをすると肌トラブルを招く可能性があるので、先に手洗いをして清潔にしておきましょう。また、手洗いのあとはタオルでしっかり水分を拭き取ることが大切。クレンジングによっては濡れた手で使用できるものもありますが、乾いた手のほうが洗浄力が落ちず、スピーディにメイクをオフすることができます。

ポイントメイクは専用リムーバーで落とす

目もとや口もとは皮膚が薄く、とてもデリケート。メイクを一気に落とそうとしてゴシゴシ摩擦を与えてしまうと、色素沈着や乾燥の要因になります。そのため、落ちにくいウォータープルーフのマスカラやティントリップなどは、専用のリムーバーであらかじめオフしておきましょう。

Tゾーンから頬、目もと、口もとの順番で洗う

皮脂量の多いTゾーンから頬、目もと、口もとの順番になじませていきます。頬などの広い部分は手のひら全体で、小鼻などは指の腹を使って、円を描くようにやさしく丁寧に広げるのがポイント。自然にメイク汚れが浮いてくるため、力を入れる必要はありません。
また、クレンジングは使用量が少ないと肌への負担になってしまうので、規定量を守ることを心がけて。

ぬるま湯ですすぐ

クレンジングをしっかりなじませたら、髪の生え際からフェイスラインまで丁寧に洗い流しましょう。お湯が熱すぎると必要な油分まで落としてしまうので、ぬるま湯がgood。
「シャワーで一気にすすぎたい!」という方もいるかもしれませんが、水圧による刺激が強いため、ぬるま湯をすくってやさしく洗い流すことが大切です。

タオルをやさしく押し当てて水気を拭き取る

最後に、清潔なタオルを使って水分を拭き取ります。ゴシゴシ拭くと肌への摩擦になるので、ポンポンとやさしく押し当てるようにしましょう。最近注目を集めている使い捨てタイプのクレンジングタオルを使用するのも◎

肌のコンディションによって変えてみても◎

この肌タイプによる選び方以外に、日々の肌状態に合わせて選ぶ方法もあります。
気候やホルモンバランスによっても肌状態は変化していきますので、乾燥が気になる時はミルクタイプやクリームタイプを、テカリが気になりだしたらオイルタイプを、といった選び方も検討してみてください。
また、普段はナチュラルメイクでミルクやクリームを愛用している人も、たまのしっかりメイク用にオイルやバームを用意しておくなど、その時々のメイクに合わせたクレンジング選びもぜひ実践してみてくださいね。

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プレストタイプのファンデーションやアイシャドウなど、使っているパウダーコスメの表面がブツブツと固まってしまったことはありませんか?
「ケーキング」と呼ばれるこの現象。そのままにしておくと、きれいにスポンジに取れなくなったり、肌に乗せたときに線を引いたようなファンデーションの跡ができてしまったりすることも。
今回は、そんな「ケーキング」現象の原因や対策などをご紹介します。

ケーキングの原因って?

ケーキング現象の原因と対策

パウダーコスメのケーキングは、パウダーの粉体と粉体がくっつくことで起こります。
では、なぜ粉体同士がくっついてしまうのでしょうか。その原因をご紹介します。

スポンジやブラシに付着した汚れ

パウダーコスメを肌に乗せるときに使うスポンジやブラシには、乳液やフェイスクリームといったスキンケアアイテムの油分や、目に見えない皮脂が付着しています。
そのままのスポンジやブラシでメイクを繰り返すとパウダーにも汚れが付着し、そうした油分などによって粉体同士がくっついてしまいます。

パウダーを取るときの圧力

パウダーコスメを取るときの上からかかる圧力も、ケーキングの原因のひとつ。
スポンジやチップなどでパウダー表面を強くこすったり、特定の一部分から取ったりすることで圧力がかかり、粉体同士がくっついてしまいます。

ケーキングが起きたらもう使えない?

ケーキング状態になったコスメでも、固まった部分をきれいに取り除くことで使い続けることができます。取り除く際は、以下のいずれかの方法を試してみてください。
・清潔なスポンジを二つ折にして、やさしくなでるように取り除く。
・ヘラやカッターナイフなど、薄く鋭いもので固まった部分を削る。

ケーキングを防ぐには?

ケーキング現象の原因と対策

ケーキングを防ぐために大切なのは、メイク時のちょっとした心がけ。
ここからは、ケーキングを招かないためのポイントをチェックしておきましょう。

スポンジやチップなどは清潔なものを使う

前述にもあるように、肌に残った油分などがスポンジに付着することでケーキングを招くため、スポンジやチップなどのメイクアイテムは、清潔なものを使うことが大切です。メイクスポンジやメイクブラシ専用のクリーナーなどでこまめにお手入れしながら、きれいな状態を保つよう心がけましょう。
また、スポンジをパウダーの上に直接のせて収納する場合は、スポンジについた肌の細菌がパウダー本体に付着するのを防ぐため、付属の透明フィルムを捨てずに使用しましょう。

スキンケアアイテムをしっかりとなじませてからファンデーションを塗る

フェイスクリームや下地などのスキンケアアイテムは、十分に肌になじませてからメイクをするようにしましょう。そうすることでスポンジに付着する汚れを最小限に抑えることができ、ケーキング防止につながります。

指を使ってメイクするときは、指先をきれいに洗ってから

スポンジだけではなく、メイクをするその手指にも汚れや皮脂などが付着していることも。特に、アイシャドウなど指先を使ってメイクをするときには、指先をきれいに洗ってから塗るようにしましょう。

パウダーを取るときは、やさしく均一な力で取る

スポンジやチップにパウダーを取るときは、ギュッと力を入れて押し当てずに、やさしくなでるように取りましょう。また、パウダー表面の一部分にだけ力が加わることでケーキングを招くため、全体を均一な力で取ることが大切です。

最後に

メイクを美しく仕上げるには、そこに使うアイテムもベストな状態であることがとても大切。
ご紹介した対策でケーキングを防ぎながら、きれいなパウダーメイクを楽しんでくださいね♪

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空気の乾燥や気温の変化、生活習慣など、いつも過酷な状況におかれている肌。
とくに首もとは、年齢を隠せないパーツともいわれ、フェイスケアと同様に念入りにケアをしておきたいところ。
そこで今回は、首もとに年齢サインが現れやすい理由を解説しながら、その対策やおすすめのアイテムをご紹介します!

どうして首もとは年齢サインが目立ちやすいの?

首もとに年齢サインが現れやすい理由とは

意外とおざなりにしがちな首もとのケア。鏡を見てドキッとした経験がある方もいらっしゃるはず。
でも、なぜ首もとは年齢サインが現れやすいのでしょうか。まずはその理由を解説していきます!

皮膚が薄く乾燥しやすい

首もとの真皮層は、実は目もとと同じくらい薄いのが特徴。顔に比べて皮脂腺が少ないため、乾燥を感じやすいパーツです。
また女性の場合は更年期以降になると皮脂の分泌が減少するため、より乾燥しやすく細かい縦ジワが目立ちやすくなります。

汗をかきやすく溜まりやすい

もともと皮脂腺が少ない首もとですが、汗腺は顔の2倍以上。頭皮や顔・首筋にかいた汗が首もとに溜まりやすいことからうるおいが保たれていると勘違いして、ケアを油断しがちになっていることも一因です。

日焼けしやすい

顔のUVケアはしっかりしていても、首もとの対策をつい忘れてしまう人も多いのではないでしょうか。
とくに夏場は汗をかきやすく、せっかく塗った日焼け止めが落ちてしまうことも。
顔と同様に、紫外線のダメージが蓄積すると、シワやシミなどの要因に繋がるのです。

老廃物がたまりやすい

耳から首筋・鎖骨周りは上半身のなかでもリンパ管が集中し、身体の冷えや運動不足で血行が滞りやすいパーツ
老廃物が首もとにたまるとむくみやすくなり、鎖骨のラインがきれいに見えなくなってしまうことも考えられます。

首もとのシワは2種類ある

首もとに年齢サインが現れやすい理由とは

首もとのシワには、縦ジワと横ジワの2種類があります。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

エイジングケア世代に多い縦ジワ

首の皮膚がたるんでいるように見えたり、透明感やハリを感じられなかったりするときは、縦ジワが現れるサインです。放っておくと縦のラインが目立ちやすくなり、年齢を重ねるとともにシワが深刻化することも。乾燥と紫外線ダメージが主な要因なので、保湿とUVケアが大切です。

年齢に関係なく現れる横ジワ

周りを見渡したりうなずいたりなど、日頃から酷使している首もと。これらの動作を繰り返すことで現れるのが横ジワです。そのため、年齢に関係なく現れます。
なお、枕や寝具が骨格にあっていないことや、スマホやパソコンの使用でうつむく姿勢が長時間続くことも要因。気になるときは、できる範囲で生活動作を見直してみましょう。

今日からできる首もとのケアは?

首もとに年齢サインが現れやすい理由とは

基本的には顔のケアと変わりませんが、顔のついでにという意識ではなく、首もとまで念入りにお手入れしてあげることが大切です。

充分に保湿する

年齢とともに肌のコラーゲンやエラスチンが減少しますが、それは首もとも同じ。化粧水や乳液・クリームでしっかりと保湿しましょう。
特に冷暖房の乾燥が気になるシーズンは、コットンパックで重点的にケアをするのもおすすめです。

マッサージやストレッチをする

マッサージで首もとの血行を促して、老廃物の排出を促してあげましょう。むくみが取れると鎖骨のラインをより美しく見せることができます
また、首筋やあご周りのストレッチを積極的にしてみるのもおすすめです。皮膚を支える筋肉が衰えにくくなり、シワの予防に繋がります。

こまめにUVケアをする

マフラーをしたりタートルネックの洋服を着たりしない限り、常に素肌がさらされている首もと。顔と同様に紫外線のダメージをダイレクトに受けやすいため、UVケアを怠らないようにしましょう。
こまめに日焼け止めを塗り直すことも忘れずに。

正しい姿勢を心がける

特に、スマホやパソコンの画面を見ているときは、顔より身体が前に出がちになります。これは、首もとの筋肉を使わないためシワが現れやすい姿勢。
背筋をのばして肩と耳が一直線になるように姿勢を整える、おへその下に力を入れて体幹を意識するなど、首を正しい位置に据えることを心がけてみましょう。

首もとのケアにも◎おすすめアイテム

大人の肌悩みをマルチケア。「光トリートメント」発想の高機能クリーム

薬用リンクルブライトクリーム

薬用リンクルブライトクリーム[医薬部外品]
30g・12,320円(税込)
商品詳細はこちら>>>

1回で複数の肌悩みへマルチアプローチする美容施術「光トリートメント」に着想を得て開発。贅沢な美容液成分を凝縮した独自処方でシワやシミ、乾燥、肌荒れやハリ不足などを同時にケアし、輝きに満ちたハリつや肌へ導きます。

毎日のケアで、美しい首もとへ!

見た目年齢を左右する首もとですが、お手入れ次第で美しい印象を保つことができます。
ご紹介したケアは今日から取り入れられる方法ばかりなので、できるものから気軽にトライしてみてください!

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春は花粉・黄砂・PM2.5などの大気汚染物質が特に増える季節。
生活環境の変化なども重なって肌や頭皮がゆらぎやすく、トラブルにつながってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、大気汚染物質が肌にどんな影響を与えるのか、どんな対策ができるのかをビューティサイエンティストの岡部美代治さんにお伺いしました。

Q:大気汚染物質が付着すると、肌にどんな影響がありますか?

A.大気汚染物質がアレルゲンとなって肌トラブルを招く場合があります

実は、大気汚染物質が付着しただけで肌にトラブルが起こることはほとんどありません。
さまざまな要因が重なって肌のバリア機能が低下し、そこに大気汚染物質が付着することで免疫機能に異常が生じて炎症などが起きやすい状態になります。

Q:肌に影響を与える大気汚染物質には、主にどんなものがありますか?

A.季節性のものから、日常的に蔓延しているものまでさまざま

特に日本人に多いのが春先のスギ花粉です。最近では黄砂やPM2.5もよく耳にすると思います。
ほかに、季節を問わず蔓延している排気ガスや、家の中のハウスダストも、肌に影響を及ぼす可能性がある大気汚染物質の一つです。

Q:やはり敏感肌は大気汚染物質の影響を受けやすいのでしょうか?

大気汚染物質が肌に与える影響とは

A. 敏感肌の方は影響を受けやすいです

乾燥や刺激などによって肌のバリア機能が低下した状態で大気汚染物質が付着すると、トラブルにつながりやすくなります。
そのため敏感肌の方は特に注意が必要です。

Q:大気汚染物質による肌への影響を防ぐことはできますか?また、大気汚染物質の種類によって対策は変わりますか?

A.大気汚染物質による影響は、毎日のスキンケアで防ぐことができます

肌のバリア機能を正常な状態に整えておくことで、大気汚染物質の影響を受けにくくなります。そのためには、毎日の正しいスキンケアが大切。外出時は、大気汚染物質の付着を防いだり、落としやすくしたりする化粧品の活用も効果的です。
基本的にはどんな大気汚染物質も、肌への物理的な付着を防ぐこと、付着してもきれいに落とすことで、トラブルを予防することができます。

Q:大気汚染物質から肌を守るためのスキンケア、生活習慣のポイントは?

A.肌を清潔にして、しっかりと保湿を!

まず大事なのが、クレンジングや洗顔。
大気汚染物質は肌の毛穴やキメまで入り込みますが、その日のうちにクレンジングや洗顔をすれば大抵はきれいに落とすことができます。
1番よくないのは、大気汚染物質が付着したまま放置したり、蓄積したりしてしまうことです。
「落とす」ケアのあとは、必ず「与える」ケアで保湿を。
うるおいを与えて肌のバリア機能が守られれば、大気汚染物質によるトラブルを防ぐことにつながります。
また、睡眠や食生活、ストレスなどで肌のバリア機能が低下すると、やはり大気汚染物質の影響を受けやすくなります。
しかしこれは大気汚染物質に限ったことではありません。
それぞれの生活もありますので、まずは正しいスキンケアや物理的な付着を防ぐ対策など、できることから始めましょう。

Q:春は花粉・黄砂・PM2.5などが特に増える季節ですが、対策のポイントは?

A.できるだけ肌トラブルの要因を特定してから対策を

肌トラブルが続く場合は、まず医療機関の受診をおすすめします。
例えば花粉であっても、アレルギー検査を行えば何の種類なのかを特定できます。
肌トラブルの要因がわかれば、季節や環境にあわせて対策がしやすくなるはずです。

Q:大気汚染物質による肌への影響を防ぐ「アンチポリューション」機能とは?

大気汚染物質が肌に与える影響とは

A.大気汚染物質の物理的な付着を防ぐ効果がメインです

一般的な日焼け止めやファンデーションでも、大気汚染物質の付着を防ぐ効果は期待できます。
また、正しいスキンケアによって肌への影響を抑えることもできます。
ただ、アンチポリューションを謳っている化粧品はそれに特化した機能を備えていることが明確なので、より安心感をもてるのが魅力ですね。

Q:「アンチポリューション」機能のある化粧品を選ぶときのポイントはありますか?

A.自分が「信頼できる」「使い続けたい」と思える製品を

「アンチポリューション」や「大気汚染物質の物理的な付着を防ぐ」と謳っている化粧品でも、自分自身が心地よく使えるものでなければ意味がありません。
信頼できるブランドや、好みのテクスチャーなど、使い続けたいと思える製品を選ぶようにしましょう。

正しい対策で、大気汚染物質から肌を守ろう

岡部さんによると、大気汚染物質による肌への影響を防ぐには、なにより日々の正しいスキンケアが重要とのこと。アンチポリューション機能を備えた化粧品を活用しながら、いつでも健やかなコンディションを目指したいですね。

監修の方のご紹介:ビューティサイエンスの庭・岡部美代治さん

ビューティサイエンティスト/化粧品開発コンサルタント
山口大学文理学部理学科生物学卒業後、化粧品会社にて商品開発やマーケティング等を担当。
数多くのヒット商品を手がける。
2008年4月独立し、現在は「ビューティサイエンスの庭」で美容業界へのコンサルティングを運営。
科学的な視点から解説する美容アドバイスは美容業界でも多くの支持を集めている。
http://www.beautysci.jp/index.html

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肌本来の明るさが失われ、どこかトーンダウンした印象を与える肌のくすみ。
実は一言で“くすみ”と言ってもさまざまなタイプに分かれ、それぞれに適したケア方法があるんです。
今回は、そんな肌のくすみのタイプや対策について詳しくご紹介。あなたはどのタイプ?さっそくチェックしてみましょう!

<タイプ別>肌のくすみ方とその原因

肌のくすみの原因と対策

肌のくすみは主に5つのタイプに分かれます。それぞれのくすみ方の特徴や原因を見ていきましょう。

黄ぐすみ

原因:肌の糖化
顔全体が黄色っぽく見える「黄ぐすみ」は、肌の糖化が原因であると言われています。
糖化とは、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンといったタンパク質と余分な糖が結びつくこと。糖化が進むと「AGE」という老化物質が体内に生まれ、それが黄ぐすみやたるみ・シワの原因を作り出すと考えられています。
「AGE」は加齢にともなって蓄積されるものではありますが、糖質の多い食生活や生活習慣の乱れ、運動不足などによって、よりその産生が促されます。

青くすみ

原因:血行不良
目の下のクマが目立ち、顔全体が青白く見える「青くすみ」は、血行不良が関わっていることがほとんど。体の冷えはもちろん、睡眠不足やストレス、栄養不足などによって血行が滞ることで血色が悪くなり、肌が青白くくすんで見えます。

グレーくすみ

原因:乾燥
顔全体がグレーがかってくすんでいるときは、乾燥が原因であると考えられます。
うるおいに満ちた肌はキメが整っているため、光を均一に反射して透明感もアップして見えます。しかし、十分に保湿ができていなかったり、過度に紫外線を浴びたりすることで肌の水分量が不足すると、キメが乱れて光の反射もまばらに。その結果、グレーっぽいくすみを招き、透明感もダウンしてしまいます。

茶ぐすみ

原因:メラニン色素の沈着
茶色がかって肌がくすむ「茶ぐすみ」は、紫外線ダメージや肌の摩擦によるメラニン色素の沈着によって起こります。UVケアを怠ることはもちろん、洗顔時などに起こる肌の摩擦はメラニンの過剰生成を招くことに。そうして生まれたメラニンが蓄積されると、シミのみならずくすみの原因にもなります。

トーンダウンした“ごわつき”くすみ

原因:余分な角質
くすみだけでなく、肌のごわつきやツヤの低下が気になるときは、余分な角質の蓄積が原因であると考えられます。睡眠不足やストレスなどによってターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに角質層が厚くなります。すると肌がごわつき、ワントーン暗くなったようなくすみも招いてしまいます。

くすみのタイプ別に適したケアを

肌のくすみの原因と対策

肌のくすみは、タイプごとに適した方法でケアするのが◎
ここでは、タイプ別のケア方法をご紹介します。

黄ぐすみタイプ

黄ぐすみの原因となる肌の糖化は、糖質の過剰摂取や血糖値の上昇によって起こりやすくなります。そのため、まずはお菓子や清涼飲料水などはなるべく控え、糖質の摂取をおさえることが大切に。
また、ゆっくりと時間をかけて食べることや、食事のはじめには野菜を食べる“ベジタブルファースト”を心がけることも、血糖値の上昇を緩やかにし糖化予防につながります。

青くすみタイプ

青くすみの原因となる血行不良の改善には、鉄分やビタミンEの摂取が効果的です。日々の食事から十分に摂取できない場合は、サプリメントによって補給するのも良いでしょう。
また、十分な睡眠や適度な運動、体を冷えから守ることなども大切です。

グレーくすみタイプ

乾燥が原因となって起こるグレーくすみには、十分な保湿ケアが欠かせません。毎日のスキンケアには高保湿タイプのアイテムを選んだり、部屋の湿度を適度に保ったりしながら、肌のうるおいを重視するよう心がけましょう。

茶ぐすみタイプ

茶ぐすみのケアには、徹底した紫外線対策が大切。外出の有無にかかわらず日焼け止めを塗ることはもちろん、日傘や帽子、サングラスなどを使用しながら紫外線から肌を守りましょう。
また、たっぷりの泡で洗顔をしたり、スキンケアの際にはやさしいパッティングを心がけたりと、肌への摩擦を最小限にとどめることも大切です。

ごわつきくすみタイプ

ごわついた肌は、古い角質層をしっかりと落とすためにもターンオーバーを整えることが大切。
そのためには、洗顔や保湿といった毎日の根本ケアを丁寧に行うことが重要です。
また、栄養バランスのとれた食事や良質な睡眠をとることも、ターンオーバーの乱れを改善するのに効果的です。

最後に

肌くすみ改善への近道は、まずは自分のくすみのタイプを知るところから。
それぞれに適した方法をチェックしながら、効果的なケアをしていきましょう♪

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ファンデーションをしっかり塗った感じがなく、まるで素肌そのものが綺麗に見えるベースメイク。そんなすっぴんのような自然な仕上がりが特徴のメイクにトライしてみませんか?
今回は、アンプルールの日焼け止めとパウダーを使って、すっぴん風なベースメイクをご紹介します。

ライトメイクで、すっぴん風を叶える

そもそも“すっぴん風ベースメイク”というと、どんなイメージがありますか?
すっぴん風ベースメイクは、部分的に気になる毛穴やシミを隠すために、ファンデーションをしっかり重ねるというよりかは、比較的時間をかけずにササッとメイクが完成する「ライトメイク(軽めのメイク)」のことだと思います。
また、
・顔全体の肌トーンを適度に明るくする
・日中のテカリを目立ちにくくさせる
・紫外線から肌を守ってくれる
・日中のメイク崩れが目立ちにくくなる
といったことも、すっぴん風ベースメイクの特徴です。
その日の予定や気持ちに合わせて、ぜひライトメイクも取り入れてみましょう。

使用するアイテム

忙しいときにも便利なライトメイクの方法

今回はアンプルールの日焼け止め2種と、フェイスパウダーを重ねて仕上げます。
(左から)
・ラグジュアリーホワイト WプロテクトUV トーンアップ【SPF50+/PA++++】[日焼け止め美容液]
商品詳細はこちら>>>
・アンプルール WプロテクトUV ブライト+【SPF50+/PA++++】[日焼け止め美容液]
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・アンプルール フェイスパウダー【SPF50+/PA+++】[フェイスパウダー]
商品詳細はこちら>>>

ラグジュアリーホワイト WプロテクトUV トーンアップ

忙しいときにも便利なライトメイクの方法

トーンアップ・スキンケア・プロテクト効果の3方向から肌を美しく整えてくれる日焼け止めです。また、ピンクベージュのカラーがほどよく肌に血色感を出しつつも、シミやくすみを自然にカバーしてくれます。

アンプルール WプロテクトUV ブライト+

忙しいときにも便利なライトメイクの方法

保湿・保水成分を贅沢に配合したタイプで、とてもみずみずしい乳液タイプのテクスチャーです。日中の肌の乾燥はもちろん、ちりやほこり、ブルーライトなども防ぐ高機能処方です◎

アンプルール フェイスパウダー

忙しいときにも便利なライトメイクの方法

素肌そのものを美しく魅せる大人のためのフェイスパウダー。

忙しいときにも便利なライトメイクの方法

これ1つで毛穴のポツポツ感が目立ちにくく、肌全体を自然に明るくみせてくれます。

すっぴん風ベースメイクの作り方

Step1.

日焼け止めを両頬に1点ずつ置き→おでこ、小鼻、顎先と3点に置いていきます。
中指と薬指の腹を使って、フェイスラインに向かって外へ広げていくようにぼかしていきましょう。
※指を使わなくとも、スポンジやブラシなどで広げるのも◎

Step2.

次はフェイスパウダーを重ねていきます。セットになっているパフにパウダーを含ませた後、両手で揉み込んでいきましょう。こうすることで、パウダーのつけすぎを防ぐことができます。その後、顔の中心から外側に向かって優しく押さえるようにしてなじませれば、完成です。

<仕上がり>

「WプロテクトUV トーンアップ」&「フェイスパウダー」

忙しいときにも便利なライトメイクの方法

日焼け止めがピンクベージュなので、全体的には、ほんのり血色感のある仕上がりになりました。また、わたしの場合は、素肌の色から浮きすぎることなく自然な色合いに。日焼け止め単体だとピンク感がしっかり出ますが、今回はフェイスパウダーを上から重ねているので、淡い印象のピンク感に。

「WプロテクトUV ブライト+」&「フェイスパウダー」

忙しいときにも便利なライトメイクの方法

こちらは、自然な透明感のある仕上がりに。また、日焼け止め単体で使うと、水を纏ったようなツヤ肌に。パウダーを重ねると、セミマット肌になります。

最後に

今回はアンプールの日焼け止めとフェイスパウダーを使った、すっぴん風ベースメイクの作り方をご紹介しました。
ぜひ、素肌を生かした、自然なベースメイクにチャレンジしてみてくださいね。

美容家・船山葵さんプロフィール
コスメマニアとして約1万個以上コスメを試し、現在はInstagram・テレビ・雑誌・WEBなどを通じて美容情報を発信している。
著書「だれかになりたいんじゃなくて、わたしを好きになりたい(株式会社WAVE出版)」
https://www.wave-publishers.co.jp/books/9784866214573/

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スマホやパソコンなどのディスプレイから発せられる「ブルーライト」。“疲れ目”といった目への影響はよく知られていますが、実は肌にも影響があるのをご存知でしたか?
とはいえ、今やなくてはならない生活必需品といっても過言ではないスマホやパソコンなどの電子機器。もはや避けることは難しい!という方も多いはず。
そこで今回は、ブルーライトが肌におよぼす影響や、肌を守るための対策などをご紹介します。

ブルーライトが肌に影響をおよぼす理由

光には「目に見える光」と「目に見えない光」があります。そのうち目に見える光は「可視光線」と呼ばれ、ブルーライトはこの可視光線の一種として存在する青い光のことを指します。
可視光線の波長は400〜780nm(ナノメートル)ですが、ブルーライトの波長は380〜500nm。つまり、ブルーライトは可視光線の中でも非常に波長が短いもので、光は波長が短いと周波数が高くなる性質を持つため、それだけエネルギーも強い光であるといえます。
また、シミ・そばかすなどの原因ともなる「紫外線」の波長は400nm以下とされていて、その数値からも、ブルーライトは紫外線とすぐ隣あわせに位置していることがわかります。
こうした理由から、ブルーライトはUV-A、UV-Bに次ぐ「第3の紫外線」とも呼ばれ、肌にもさまざまな影響を及ぼすといわれているのです。

どのような影響がある?

ブルーライトが肌におよぼす影響とは

では、ブルーライトによる肌への影響にはどのようなものがあるのでしょうか。

シワ・たるみ

ブルーライトは紫外線の中でもUV-Aの波長に近く、肌の真皮層にまで到達します。
真皮層には、肌のハリや弾力を育むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作る線維芽細胞が存在しますが、この細胞がブルーライトによってダメージを受けることで、コラーゲンなどの産生機能の低下を招き、シワやたるみの原因となることがあります。

シミ・くすみ

ブルーライトはメラニン色素の形成を促す活性酸素を発生させるため、日常的にブルーライトを浴びることで、シミが生まれやすくなります。
また、ブルーライトを浴びた肌は乾燥しやすくなり、ターンオーバーも乱れがちに。ターンオーバーが乱れると古い角質が溜まって角質層が厚くなり、肌のくすみも招いてしまいます。

さらに、ブルーライトは睡眠ホルモンといわれている「メラトニン」の分泌を抑制するとも。睡眠の質が低下することでターンオーバーが乱れ、シミやくすみの原因につながることもあります。

ブルーライトから肌を守るための対策

ブルーライトが肌におよぼす影響とは

ここでは、ブルーライトから肌を守るために効果的な対策をご紹介します。

ブルーライトを浴びる量を減らす

まずは浴びる量をできるだけ減らしましょう。
以下のような工夫を心がけることで、その量を減らすことができます。
・ディスプレイの色温度を下げる
・ディスプレイにブルーライトカットフィルターを貼る
・ブルーライト対策用の眼鏡を使用する
・スマホを見ない時間を意図的に作るなど、デバイスの使用制限を設ける
・就寝前にはスマホやパソコンの使用を控える

抗酸化作用のある栄養素を摂取する

ブル―ライトによって発生する活性酸素は、肌の老化を促進させることが分かっています。
そのため、日頃から抗酸化作用のある栄養素を摂り入れましょう。
中でも、ビタミンA・C・Eを豊富に含む食材を積極的に摂取するのがおすすめです。
・ビタミンAが豊富な食材…ほうれん草、ニンジン、うなぎ、レバーなど
・ビタミンCが豊富な食材…赤ピーマン、ゆず、ブロッコリー、じゃがいもなど
・ビタミンEが豊富な食材…ナッツ類、ドライトマト、ツナ缶、いわしなど

適切なスキンケア

適切なスキンケアを心掛けることで、ブルーライトによる肌への影響を軽減させることができます。丁寧な洗顔、十分な保湿をしながら、日中はブルーライトカット効果のある日焼け止めを塗りましょう。

最後に

日常生活には欠かすことのできないスマホやパソコンだからこそ、その影響も十分に理解しながら、万全に対策をしておきたいもの。ご紹介した対策法で、ブルーライトからしっかりと肌を守ってあげましょう。

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この春、アンプルールの日焼け止めシリーズに、新しいUV美容液『WプロテクトUV ブライト+』が仲間入り!
今回はその魅力をいち早くお届けするべく、ライターがお試しレポート。
紫外線量が高まる季節はもう目の前。ぜひ今シーズンの紫外線対策にお役立てください♪

素肌の「うるおい保持力」を支えながら、明るい肌へ導くUV美容液

WプロテクトUV ブライト+

\2024年3月1日(金)発売/
アンプルール WプロテクトUV ブライト+
30g・通常価格:4,620円(税込) 【SPF50+/PA++++】
>>商品詳細はこちら

「紫外線はもちろんだけど、乾燥や肌荒れも防ぎたい」
「より明るい肌印象をつくれたら…」
そんな理想のUVケアを叶えるのが、新発売した『WプロテクトUV ブライト+』です。
3つのブライト*1成分(ハイドロキノン誘導体*2、ナイアシンアミド*3、ビタミンC誘導体*4)と美容液成分を配合。シミ*5はもちろん肌荒れも防ぎながら、使うほどに明るくすこやかな肌へ導いてくれる日焼け止めが誕生しました。
さらに、ちり・ほこりなどの微粒子汚れやブルーライトからも肌をプロテクト。
セルフモイストペプチド*6が素肌の持つうるおい保持力を支え、目には見えない“うるおいシールド”によって肌を守り抜きます。

『WプロテクトUV ブライト+』の使い心地をチェック!

テクスチャーは?

WプロテクトUV ブライト+

まるでこっくりとしたクリームのような質感。肌の上にぴたっと留まって、紫外線はもちろんのこと乾燥からもしっかりと守ってくれそうなテクスチャーです。

伸ばしてみると?

WプロテクトUV ブライト+

洗顔やスキンケアと同様に、日焼け止めも“摩擦レス”を重視したい…!
この伸びの良さは、まさに私が求めていたものでした。
ス―ッと軽やかに伸び広がり、グルグルと塗り込む必要もなく肌に溶け込むように密着してくれました。

塗った後の肌は?

WプロテクトUV ブライト+

塗って少し時間が経った後も、膜感のない軽やかな肌心地。べたつかず、乾燥知らずのしっとりとしたうるおいが持続。まさに“ゼロ膜”を体感しました。
白浮きの心配も不要。その後に重ねた化粧下地とファンデーションとの相性も◎。
ベースメイクの仕上がりを邪魔をすることなくなじんでくれました。
石けんで簡単にオフできるので、メイクをしない日のUVケアにももってこいなのではないでしょうか。

WプロテクトUV ブライト+

紫外線ブロックはさることながら、これひとつで明るくすこやかな肌を守る、なんともたのもしいUV美容液。
ベースメイクはできるだけ軽やかに。でもケアしたいポイントはしっかりおさえておきたい!そんな方におすすめの1本です。ぜひ今年のUVケアの相棒に、『WプロテクトUV ブライト+』を迎えてみてはいかがでしょうか。

ご紹介した商品はこちら!

WプロテクトUV ブライト+

アンプルール WプロテクトUV ブライト+
30g・通常価格:4,620円(税込) 【SPF50+/PA++++】

*1 うるおいを与えて、明るい肌印象に導くこと
*2 整肌成分
*3 整肌成分:アルブチン
*4 整肌成分:アスコルビン酸Na
*5 日焼けによるシミ・そばかす
*6 保湿成分:ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12

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まだ中身が残っているけれど、もう使いそうにない…。そんな化粧品を、みなさんはどのように断捨離していますか?
サスティナブルな暮らしへの意識が高まる今、フードロスやフラワーロスなどと同様に注視されているのが、まだ使える化粧品が廃棄となる“コスメロス”です。
そこで昨今、注目されているのが「化粧品リサイクル」。今回は、その取り組みについて詳しくご紹介します。

コスメロスはなぜ発生する?

化粧品リサイクルとは

そもそもコスメロスは、どういった経緯で発生するのでしょうか。それは、化粧品の製造段階、販売段階、そして消費者の手にわたったあと…と、それぞれの過程で生まれています。

製造

製造段階では、販売基準を満たさない製品がコスメロスの原因に。例えば製造中にアイシャドウが割れてしまったり、口紅が欠けてしまったりと、品質には問題ないものの販売することができない製品が生まれることによって、コスメロスが発生します。

販売

販売段階では、過剰な発注や売れ残りがコスメロスを生みます。化粧品は流行の移り変わりが早いこと、さらに季節に合わせた色味や効果、パッケージなどが多いことから、店舗での売れ残りもめずらしくありません。売れ残ったものはメーカーへ返品され、そこで廃棄となってしまいます。

消費者

消費者の手にわたったあとには、使用期限の超過や好み・肌質の変化といった理由でコスメロスが発生します。その日の服装や気分などによって、さまざまな種類を少量ずつ使い分けていくことが多い化粧品。新しい商品が次々と発売される傾向にもあり、最後まで使い切る前に古くなってしまったり、さらに新しいものを購入したりすることも少なくないでしょう。

今注目される「化粧品リサイクル」

化粧品リサイクルとは

こうしてさまざまな過程で生まれ、その廃棄量は年間2万トン以上にのぼるともいわれるコスメロス。化粧品のパッケージには多くのプラスチックが使用されているうえ、化粧品そのものにも微細なプラスチックが含まれている場合もあることから、廃棄における環境への悪影響が問題視されています。
そこで今注目されているのが、化粧品をさまざまな形で再利用する「化粧品リサイクル」です。
どのようにしてリサイクルされるのか、その流れを見てみましょう。

「容器」と「中身」に分ける

まずは化粧品の「容器」と「中身」をしっかり分けることからリサイクルが始まります。
リサイクル可能な容器であっても、容器の中に化粧品が残っていると再利用ができないため、とても大切な工程です。
化粧水など水分を多く含む化粧品はキッチンペーパーや古い布などに吸わせて、パウダーファンデーションなど固形の化粧品は容器から取り出して新聞紙やティッシュに包んで処分しましょう。また、スプレー缶タイプのものは必ず中身が残らないように使い切ってから処分する必要があります。

「容器」

中身を処分した後は、洗ったり拭き取ったりして、きれいな状態にしてから素材に合わせて処分します。
「プラマーク」のついた容器はプラスチック資源ごみ、その他のものは可燃ごみや不燃ごみとして扱う自治体が多いようです。(詳しくはお住まいの自治体の分別ルールをご確認ください)

「中身」

化粧品の中身は油性成分が含まれていることや劣化しやすいことから、リサイクルは難しいとされています。
そんな中、今注目されているのが化粧品を使った“アップサイクル”。例えば、口紅やアイシャドウを原料に絵具やクレヨン、ボールペンといった新たな製品がつくられ、色鮮やかな化粧品ならではのサスティナブルが実現しています。

最後に

化粧品リサイクルの推進に向け、店舗などで使用済容器の回収を行うサービスやイベントも増えてきました。私たちが心がけるべきは、まずは必要なもの、必要な分を正しく見極めながら購入すること。
そして最後まで大切に使いきることへの意識を高めながら、こうした取り組みにも積極的に参加していけると良いですね♪

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春は肌がゆらぎやすい季節。きちんとお手入れをしていても、赤みやかゆみ、乾燥、ニキビといったトラブルが増えやすくなります。そこで今回は、春に肌がゆらぐ要因や、正しい予防・対策方法にフォーカス。あたたかな季節を心地よく過ごすコツをご紹介します。

監修:荻野千晶先生(湘南かまくらクリニック/皮膚科専門医)

なぜ春は肌がゆらぎやすくなるの?

春に肌がゆらぐ要因とは

1.空気の乾燥

春は気温上昇とともに乾燥もやわらいでくる季節ですが、まだまだ肌の調子は安定しません。暖房を稼働させる日もあって室内の乾燥にさらされる機会も多く、肌はゆらぎやすくなります。

2.気温差

汗ばむほどの日もあれば、コートを着たくなるほど寒い日もあるなど、気温が変化しやすい春。昼と夜の寒暖差も大きく、身体がついていかないと思うときがありますよね。いわゆる自律神経が乱れた“寒暖差疲労”の状態だと、肌の調子もゆらぐことがあります。

3.紫外線の急増

1年をとおして紫外線は降り注いでいますが、3月ごろからその量が急増。その影響で、肌のゆらぎを感じる方もいます。紫外線の中でも肌の奥深くまで到達し、シワやたるみの原因になるUVA(紫外線A波)は、春に一番強いと言われており、日焼けや肌荒れを起こすUVB(紫外線B波)も降り注ぎます。

4.花粉や黄砂、PM2.5よる刺激

春、大量に飛散するスギ花粉は、皮膚の赤みやかゆみといったトラブルの要因に。顔や首など露出部位に花粉が付着することで花粉皮膚炎を起こす場合があります。鼻や目の症状がなく肌だけに出る場合があるので、花粉症の自覚がない人も要注意です。
また春には黄砂やPM2.5が飛来し、花粉と同じように肌を刺激することがあります。

5.マスクによる刺激

さらにこの時期は花粉症の予防やインフルエンザなど風邪の流行でまだまだマスク着用の機会が多く、いわゆる“マスク荒れ”で肌がゆらぐことも。

春、ゆらぎ肌になりやすいのはどんな人?

春に肌がゆらぐ要因とは

花粉症で目をかいたり鼻をかんだりしているだけでも皮膚が荒れがちに。そして、荒れた肌へさらに花粉などの刺激を受けると、悪循環に陥りやすくなります。
またホルモンバランスと皮膚は大きく関わっており、月経前や妊娠・出産期、更年期などホルモンバランスが変化する時期も、肌がゆらぎやすくなります。

ゆらぎ肌を予防するには?

1.スキンケアをする

肌がゆらいでしまうのは、外的刺激などによって肌を守るバリア機能が低下してしまうため。まずはバリア機能がしっかり働くような肌づくり、つまりはスキンケアが大切です。
刺激を避けるためにメイクしない、という方もいますが、乾燥や紫外線、花粉から肌を守るための対策は大切。肌が乾燥しないよう保湿をして、日焼け止めやBBクリームなどで肌を守るのがベターです。
ただし、メイクできないほどの肌荒れがある場合は、皮膚科を受診し医師の診断を仰ぎましょう。また花粉症がひどい場合は、内服等の治療で花粉症のコントロールをしておくことも大切です。

2.睡眠と食事の質を高める

スキンケアだけでなく身体全体の代謝を整えることも大切です。しっかり睡眠をとり、バランスのよい食事を心がけるだけでも、さまざまな刺激に対する免疫が高まり、ゆらぎにくい肌につながります。

肌がゆらいでいるときのスキンケアは?

春に肌がゆらぐ要因とは

1.洗い過ぎない・こすらない

肌がゆらいでいるときは、洗顔の仕方に気をつけましょう。過剰な洗顔は皮脂を取りすぎてしまい、こする行為は角質に刺激を与え大切なバリア機能が低下しがちに。皮脂は乾燥を防ぐ働きがあるので、肌に必要な油分は残すことが重要です。洗い上がりがしっとりとしている洗顔料を選んだり、肌のコンディションによってはぬるま湯だけで洗い流してもOK。肌に刺激を与えないようやさしく洗いましょう。

2.保湿を大切に

洗顔後には保湿をきちんと行って、まずは乾燥を予防。さまざまな化粧品がありますが、保湿力に優れているもの、刺激が少ないものを選ぶようにしてみましょう。今使っている化粧品でピリピリしたり強く刺激を感じたりするなら、一時的にワセリンなどの保湿剤のみにするなど、よりシンプルなケアに切り替えてみるのもおすすめ。
なお、化粧品は薬ではないので、スキンケアのみでよくならない場合は皮膚科を受診しましょう。

最後に

健やかな生活とやさしいスキンケアで、肌も気分も前向きに。ゆらぎと上手につきあって、あたたかな季節を楽しんでいきましょう。

監修の先生

プロフィール写真

荻野千晶先生

<経歴>
山形大学医学部医学科卒業
横須賀市民病院、茅ヶ崎徳洲会病院、湘南鎌倉総合病院等
湘南かまくらクリニック 現在に至る

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

日本皮膚科学会
日本美容皮膚科学会
日本東洋医学会
日本皮膚免疫アレルギー学会

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毛穴の一つひとつにも筋肉があるのをご存知でしたか?
それが、昨今注目されている「立毛筋」。あまり耳なじみがないかもしれませんが、実はこの筋肉、毛穴の開きや顔のたるみに大きく関わっているといわれているんです。
今回は、立毛筋の働きやその筋力が衰えたときのサインなどについて、詳しく解説します。

立毛筋とは?

立毛筋は、私たちの毛穴一つひとつに存在し、その毛穴を支えている筋肉です。
心臓や肺のように自分の意志では動かすことのできない「不随意筋」の一つで、筋繊維を収縮させることで毛穴の開きを調節したり、毛穴の根本から肌を引き締めたりする機能を持ちます。
身近なところでは、寒さを感じたときや驚いたときに起こる“鳥肌が立つ”現象が、まさにこの立毛筋の働きです。

立毛筋が衰えるとどうなる?

立毛筋とは

他の筋肉と同じように、立毛筋も年齢を重ねることで徐々に衰えていきます。では、実際に立毛筋が衰えるとどのようなサインが見られるのでしょうか。

毛穴が目立つようになる

前述にもあるように、立毛筋は筋繊維を収縮させることで毛穴の開閉を調節する機能を持ちます。
そのため、立毛筋が衰えその収縮力が低下すると、毛穴が開き、より目立つように。
スキンケアのときやメイク中など、それまでよりも毛穴が気になりはじめたら、立毛筋が衰えているサインかもしれません。

たるみが気になりはじめる

立毛筋のもう一つの大きな役割は、毛穴の根本から肌を引き締める働きです。顔全体の毛穴は約20万個にもおよぶといわれており、立毛筋はこの毛穴一つひとつに存在しているため、その筋力の低下は顔全体のたるみに大きく影響するといえるでしょう。
以前よりもたるみが気になり始めたら、表情筋の低下やコラーゲン不足などに加え、立毛筋の衰えが影響しているかもしれません。

髪の毛のコシがなくなる

毛穴すべてに存在する立毛筋。もちろん頭皮の毛穴にも存在し、髪の毛一本一本を支えています。そのため、立毛筋が衰えると毛を支えることができなくなり、髪全体のコシがなくなったり、抜け毛が多くなったりします。

立毛筋を意識した毛穴・たるみケア

立毛筋とは

立毛筋は自分の意志では動かすことのできない筋肉であるため、表情筋のようにトレーニングをして鍛えることができません。
しかしその特性を知っておくことで、立毛筋を活かした毛穴やたるみケアをすることができます。

リラックスを心がける

自律神経の一つである立毛筋は交感神経の支配下にあり、この交感神経が抑制されているときに毛穴を閉じます。つまり毛穴の引き締めには、交感神経の抑制=リラックス状態が非常に大切。日常的にストレスを抱えないことや、リラックスしながらのスキンケアを心掛けることでも、毛穴の引き締めにつながるといえます。

フェイスマッサージをする

自ら動かし鍛えることのできない立毛筋ですが、フェイスマッサージといった外側からの刺激も、毛穴やたるみケアとして有効です。このときもリラックスを心がけ、摩擦などによる肌負担をかけないよう注意しながらケアをしましょう。

最後に

立毛筋を意識することで、毛穴やたるみのケアに新しいアプローチができそう♪
いつものスキンケアや表情筋トレーニングなどとあわせて、ぜひ立毛筋にも注目してみてください!

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最近「美肌菌」というワードをよく耳にしますが、どんなものでどんな働きをしているのか、皆さんご存知でしょうか?「なんとなく肌によさそう」というイメージの方も多いかもしれません。
そこで今回は「美肌菌」について、ビューティサイエンティストの岡部美代治さんに詳しくお伺いしました!

Q:そもそも美肌菌とは?

美肌菌とは

A. 皮膚常在菌の中で、美肌に役立つ働きをしている菌のことです

私たちの体内には、たくさんの細菌や微生物が棲んでいます。よく知られているのは腸内ですが、ほかにも全身のあらゆる場所に生息していて、中でも肌にいるものを皮膚常在菌と呼んでいます。
美肌菌の定義はメーカーや専門家によって異なりますが、皮膚常在菌の中でも害がほとんどなく、美肌のために機能しているものを指す場合が多いです。

Q:美肌菌(皮膚常在菌)は主にどんな種類があり、どんな働きがありますか?

A.保湿成分をつくる表皮ブドウ球菌などが上げられます

皮膚常在菌は数百種類に及び、特に割合が多いものは20~30種類。その中でも、健康的できれいな肌に多いとされているのが表皮ブドウ球菌で、保湿成分グリセリンをつくる働きがあります。こちらを美肌菌としていることが多いですね。
また、皮膚常在菌が出すさまざまな物質が免疫機能をサポートするといわれており、抗菌ペプチドもその一つです。

Q:美肌菌(皮膚常在菌)は肌のどこにいますか?

A.角層のすき間や毛穴など、肌の奥まったところにいます

菌は水分がないと生きていけないので、肌表面のつるんとした部分にはなかなか定着しません。角層のすき間や毛穴など、皮膚の奥にしっかりと入り込んでいます。そのため、手を洗ったり、こすったりしても簡単に取れることはないです。
また、スペースが限られているので急激に増えることもなく、その中でさまざまな皮膚常在菌がバランスを保ちながら生きています。

Q:美肌菌は、増えれば増えるほどよいのでしょうか?

A.皮膚常在菌がそれぞれ中立を保つことで健康的な状態に

美肌菌は、たとえ肌表面に塗ったとしても簡単に増やせるものではありません。また、美肌菌だけで肌をいっぱいにする、ということも不可能です。
皮膚常在菌の中には、アクネ菌や黄色ブドウ球菌などトラブルの要因になるものもいますが、これらも肌にとっては必要な存在。美肌菌と中立を保つことで、健康な状態を維持することができます。
一人ひとりの肌にあったバランスで、それぞれの皮膚常在菌がおだやかに過ごしている状態がベストと言えます。

Q:美肌菌(皮膚常在菌)のバランスを整えるためには?

美肌菌とは

A.肌を清潔にして保湿!正しいスキンケアを

皮膚常在菌のバランスを整えるためには、うるおいを保って肌のバリア機能を守ることが1番です。そのためには、クレンジングや洗顔で肌を清潔にし、しっかり保湿をしましょう。
また、睡眠不足やストレスなども影響するため、できる範囲で生活習慣の見直しを。

Q:敏感肌のお手入れで気をつけたいことは?

A.肌トラブルが続くときは、医療機関の受診を

敏感肌の場合も、基本的なお手入れは普通肌と同じです。ただし、肌トラブルが起こると皮膚常在菌のバランスが崩れやすくなります。
長引いたり、繰り返したりする場合は早めに医療機関を受診し、まずは健康な状態へ整えるようにしましょう。

Q:いわゆる「美肌菌に着目した」化粧品は、どんな効果が期待できますか?

A.安定した保湿効果が期待できます

先ほどもお伝えしたように、皮膚常在菌のバランスを整えるためには、肌を清潔にすること、しっかり保湿をすることが大切です。
いわゆる「美肌菌に着目した」化粧品は、安定した保湿効果が期待でき、美肌菌の働きをサポートする発酵エキスなどを配合しています。

美肌菌のバランスを整えて、健やかなコンディションに

「肌環境を守ることは、皮膚常在菌の多様性を守ること。そういった意味では、地球環境と生物の関係に似ています」と岡部さん。
この機会にスキンケアや生活習慣を見直して、皮膚常在菌がおだやかに過ごせる肌環境を目指してみてはいかがでしょう。

監修の方のご紹介:ビューティサイエンスの庭・岡部美代治さん

ビューティサイエンティスト/化粧品開発コンサルタント
山口大学文理学部理学科生物学卒業後、化粧品会社にて商品開発やマーケティング等を担当。
数多くのヒット商品を手がける。
2008年4月独立し、現在は「ビューティサイエンスの庭」で美容業界へのコンサルティングを運営。
科学的な視点から解説する美容アドバイスは美容業界でも多くの支持を集めている。
http://www.beautysci.jp/index.html

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年齢を重ねるごとに、クマやシワ、たるみが目立ちがちになる目元。そこで今回は、さまざまな悩みを抱えやすい目元のエイジングサインにフィーチャー。若々しい印象をキープするためのHOWTOをご紹介します。

目元のエイジングサインがあらわれる要因は?

目元の皮膚はデリケートで、さまざまなダメージを受けやすい部位です。まずは、エイジングサインがあらわれる要因を詳しくチェックしてみましょう。

乾燥

ゆで卵の薄皮と同じくらいと言われるほど薄い目元の皮膚。さらに、皮脂の分泌が少なく水分保持力が十分でないため、特に乾燥しやすい部位だといえます。また、アイメイクやクレンジングによる刺激も乾燥を引き起こしがちです。

筋肉の衰え

身体と同じように、目元も年齢とともに筋肉が衰えます。次第に皮膚や脂肪を支えきれなくなり、たるみが目立ちやすくなります。また、筋力を補うためにおでこの筋肉でまぶたを動かそうとすることで、シワがつきやすくなる場合も。

コラーゲン&エラスチンの減少

肌のハリや弾力の元となるコラーゲン&エラスチンは、真皮の中にある線維芽細胞によって作り出されています。加齢とともにこの細胞の働きが低下することで、コラーゲン&エラスチンも減りがちに。目元のシワやたるみにつながります。

骨格や肉付きの変化

目元の皮下脂肪とともにその奥にある骨がやせていくと、目がくぼんで老け込んだ印象に。加齢だけでなく、過剰なダイエットでも起こりえる変化です。

血行不良

スマートフォンやパソコンを長時間使っている間は、目元の筋肉がずっと緊張している状態。血行不良につながり、目の下のクマ・くすみが目立ちやすくなります。

目元の三大悩み、クマ・シワ・たるみはなぜ起こる?

目元の年齢サインをケア

さまざまな要因でエイジングサインがあらわれる目元。ここからは、目元の三大悩みと言われるクマ・シワ・たるみにフォーカスしていきます。

クマ

クマは「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」の大きく3つに分けられます。

まずは、血行不良によって目の下が青黒く見える「青クマ」。
睡眠時間を多くとり、目を酷使させないように注意しましょう。血行を促すマッサージを取り入れると◎。

次に、摩擦による炎症や色素沈着によってくすんで見える「茶クマ」。
ビタミンC配合のコスメで保湿をしましょう。体の中からのケアも重要になるので、ビタミンCを積極的に摂取するのがおすすめ。

最後は、疲れや老化によって目の周りの筋肉が緩み、下まぶたが膨らんで影が出来て見える「黒クマ」。
加齢によるコラーゲンの減少でまぶたがたるんでいるのかも。ストレッチなどを取り入れて、目元の筋肉を刺激しましょう。

シワ

目元は、乾燥や摩擦などの刺激によってシワが刻まれやすい部位。その上、紫外線や加齢の影響もあいまって、よりコンディションは傾きがちに。
日頃から保湿ケアを徹底する、血行を促す、UVケアを欠かさない、などの対策が必要です。

たるみ

加齢や紫外線によってコラーゲンやエラスチンが減少してハリが失われ、たるみが生じます。
また、眼精疲労などの影響で血流が悪くなると、筋肉の衰えがより加速することも。

目元のクマ・シワ・たるみに! 今日からできる対策法とは?

若々しい目元をキープするためのHOWTOをご紹介します。
気軽に取り入れられる方法ばかりなので、ぜひトライしてみてください!

目元の年齢サインをケア

筋肉にアプローチするストレッチ

目元の「眼輪筋(がんりんきん)」が衰えると、たるみやクマを引き起こす要因に。目をギュッとつぶる+目を大きく見開く、を繰り返して「眼輪筋」を鍛えましょう。たるみ予防はもちろん、黒クマ対策にも有効です。

やさしいタッチでマッサージ

眼精疲労などによって血流が悪くなった目元にはマッサージを。保湿をするタイミングで目元をやさしくタッチして、すっきりとした印象を目指しましょう。過度な刺激を与えないためにも、頻度は1日1回を目安に。

目元を温めて血行を促進

血行不良はクマやシワの要因。ホットタオルなどを利用して目元を温めましょう。ホットタオルは、お湯や電子レンジを利用して自宅でも簡単に作ることができますよ。

最後に

目元のクマ・シワ・たるみをケアすれば、見た目印象はぐっとアップするはず。今日から、接近戦にも自信が持てる若々しい目元を育てていきましょう。

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毎年数々のヘアケア商品が登場していますね。それに伴い、新しい成分もどんどん進化していますが、今後特に注目したい成分が「タンパク質」です。今回は髪の毛とタンパク質の関係について、つや髪を手に入れるためのタンパク質の摂り方についてご紹介したいと思います。

私たちの髪はタンパク質で構成されている

髪の毛とタンパク質の関係

「タンパク質」と聞くと、栄養成分のことかな?と想像する方も多いと思いますが、実は私たちの髪の主成分はケラチンというタンパク質。髪の毛のおよそ8〜9割がケラチンだと言われています。人間の筋肉やお肌を作るのに大切なタンパク質は髪にとっても重要な成分なんです。
そのため、綺麗な髪が生えてくる(育毛・発毛)ためには、タンパク質は必要不可欠な成分で、不足してしまうと様々なトラブルを引き起こしてしまいます。

タンパク質が不足すると髪のつやが無くなる?!

髪の毛とタンパク質の関係

毛髪の主成分であるタンパク質が不足してしまうと、毛髪はハリやコシ、つやが無くなります。髪につやがあるだけで実年齢よりも若く見えるという調査結果などもありますので、タンパク質不足には気をつけたいですね。
また、タンパク質不足が続くと毛髪が脆くなって枝毛や切れ毛になりやすく、また、抜け毛の増加(薄毛)や髪質が悪くなるなどあらゆる髪トラブルの元凶です。大きなトラブルになる前にしっかりヘアケアしましょう。

食生活を見直してつや髪を目指そう!

髪の毛とタンパク質の関係

人間の髪の毛は食事から摂ったタンパク質によって作られます。ですので、これから生えてくる髪のためにタンパク質を充分に摂れるバランスの良い食生活を心がけましょう。
ケラチンは硫黄を含んだタンパク質でできているので、食べ物としては含硫アミノ酸を多く含んだタンパク質を増やすのがおすすめ。含硫アミノ酸を多く含む食品は、アジ・サバ・イワシ・サンマなどの青魚、脂肪の少ない鶏のささみやヒレ肉、チーズなどの乳製品、鶏卵、大豆製品(豆腐・納豆)などです。一日に必要なタンパク質(※)のうち、3分の1はこのような食品を食べるのがおすすめです。
ボディメイクのためにプロテインを飲む人も増えているようですが、プロテインとは日本語でタンパク質のこと。毎日の食事でタンパク質を摂取するのが理想ですが、どうしても難しい方はプロテイン飲料を取り入れても良いでしょう。
ちなみに、ワカメや昆布などの海藻類を食べると髪の毛が生えてくるという話を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、海藻類はビタミン・ミネラルが豊富で毛を作るサポートはしてくれますが、毛そのものはタンパク質なので、タンパク質を摂取しないと毛はできません。

タンパク質摂取は外側からも大事

髪の毛とタンパク質の関係

食事でタンパク質を摂取しても、栄養は体にとって必要な箇所に優先的に届くため、タンパク質を摂ったら必ず髪の状態が良くなるというわけではありません。であれば、体の内部からタンパク質を摂ることも大事ですが、毛髪の外側からタンパク質を与えることも重要だと考えられます。
最近、髪の毛の内側にタンパク質を補給したり、髪表面を保護したりする役割がある「ケラチントリートメント」と呼ばれる商品も増えていますので、ぜひ取り入れてみてください。どの商品を選べば良いのか迷ってしまう場合は、いつも担当してもらっている美容師さんに相談してみるとご自身の髪質に合ったタイプを教えてくれると思うのでおすすめです。
ちなみに、毛の成分がタンパク質(ケラチン)であることは説明しましたが、外側からキューティクル・コルテックス・メデュラという3層構造で成り立っています。皆さんがよく耳にするキューティクルは硬質のケラチンタンパク質で構成され、髪の内部組織を守る働きをしています。このキューティクルが剥がれると髪内部のタンパク質が流出してしまうので、正しいブラッシング・シャンプーのやり方をマスターして、美髪を叶えましょう。

見た目の若さの第一印象を決めるのは髪の毛!

「一髪、二化粧、三衣装」ということわざをご存知でしょうか?昔から女性を美しく見せるのは、第一は髪かたちの美しさ、二番目は化粧、三番目が衣装だと言われ、髪の毛が綺麗であることが重要視されていたことを示しています。
髪の毛が見た目の若々しさを左右すると言っても過言ではありません。つやのある髪、綺麗に整っているヘアスタイルは自信も与えてくれるので、ぜひ毎日のヘアケアを楽しんでくださいね。

(※)18〜64歳では男性65g、女性50gが推奨量/「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より

高橋果内子さん/美髪家・毛髪診断士
一般社団法人地域復興美と笑顔を繋ぐ会 代表理事。
自分で試して本当におすすめできるコスメやスパを世の中に紹介する“ビューティハンター”として活動する美容家。
美容好きが高じて20個以上の美容関連の資格を保有。
その知識を活かしてWEBメディアにて多数の連載を担当し、これまでの執筆コラム数は1,000本以上。
毎月11日(東日本大震災の月命日)には美容家仲間たちと一緒に「あなたの学びがボランティア」をコンセプトとした美容レッスンを開催中。
https://www.facebook.com/bitoegao/

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