注目の次世代エイジングケア成分「NMN」とは?その効果や摂取方法などをご紹介

注目の次世代エイジングケア成分「NMN」とは
●ビューティー&ヘルス

最旬のエイジングケア成分として話題になっている「NMN」
気になってはいるけれど、いったいどのような成分で、なぜ注目されているのか?など、まだまだわからないことがたくさん…という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、その成分や効果・摂取方法など、「NMN」についてくわしくご紹介します!

「NMN」とは

注目の次世代エイジングケア成分「NMN」とは

「NMN」は「ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド」の略称で、ビタミンB群の中に含まれる成分の一つ。ヒトをはじめとするさまざまな生物の細胞に存在し、食品ではブロッコリーや枝豆、アボカド等に含まれます。
近年の研究ではこのNMNの「抗老化効果」が見出され、アンチエイジングに効果的な成分として注目が集まるようになりました。
では、なぜNMNはアンチエイジングに効果があるとされているのでしょうか。そこには、NMNから生み出される補酵素「NAD」が大きく関係しています。

アンチエイジングのキーとなる「NAD」

「NAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)」は、NMNが体内に吸収されることで生み出される補酵素で、アンチエイジングを実現するために重要な「サーチュイン遺伝子」を活性化させる働きを持ちます。このサーチュイン遺伝子とは、老化した細胞に働きかけてDNAを修復するもの。「長寿遺伝子」とも呼ばれるこの遺伝子がNADによって活性化するということは、体内のNADの量が多いほど全身の抗老化が促進されることになりますよね。
つまり、アンチエイジングに欠かせないのがサーチュイン遺伝子。そしてそれを活性化させるのがNADで、このNADの量こそがカギを握る、というわけです。

NADを増やすためにはNMN摂取が必要

注目の次世代エイジングケア成分「NMN」とは

前述のようにNMNから生み出されるNADがアンチエイジングに大きく影響しますが、このNADは経口摂取ができるものではないため、前駆体であるNMNの体内量が非常に大切になります。
しかしNMNは年齢を重ねるにつれ減少するため、積極的に体内に摂り入れなければその量を増やすことはできません。もちろん日常の食事で摂取は可能ですが食品ではその含有量は非常に少なく、厚生労働省が発表しているNMNの1日あたりの最大摂取量250mgを目指すとなると、ブロッコリーなら約4,000房、トマトなら約600個が必要とも…。とても食べられる量ではありませんよね。
では、NMNは食事以外にどのような方法で摂取することができるのでしょうか。ここでは、3つの摂取方法をご紹介します。

NMNの摂取方法

注目の次世代エイジングケア成分「NMN」とは

1.サプリメント

NMNを手軽に経口摂取できるのがサプリメントです。
今ではさまざまな種類が市販されており、美容クリニックやインターネットなどで購入が可能になりました。
しかし、中にはNMNが十分に含有されていないものや低純度のものもあるため、購入の際はしっかりと成分表示を確認しながら選ぶことをおすすめします。

2.点滴

NMNは点滴によって摂取することもできます。その摂取量はサプリメントよりも多く、成分が血液によって全身に運ばれやすいため、非常に効率的な摂取方法であると言えるでしょう。

3.美容液・シートマスク

体の内側からだけではなく、美容液やシートマスクなど外側からのアプローチでNMNを摂取することもできます。
手軽な方法ではありますが、サプリメントや点滴と比べると摂取量は低いと言えるでしょう。

最後に

これからのアンチエイジングには欠かせない存在となりそうなNMN。
ご自身にフィットした摂取方法を、ぜひチェックしてみてください♪

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