“骨活”で老け顔予防!意外と知られていないエイジングサインと骨の関係とは?

意外と知られていないエイジングサインと骨の関係とは?
●ビューティー&ヘルス

「最近、フェイスラインのたるみやハリ不足が気になる…」もしかしたらそのお悩みは、骨のボリューム減少による“骨痩せ”が要因かもしれません。今回は、意外と盲点になりがちな美容と骨の関係にフォーカス。健康的な骨を維持して、若々しい顔印象を保つための“骨活”の方法をご紹介します!

顔の骨は特に骨密度が下がりやすい!?

意外と知られていないエイジングサインと骨の関係とは

私たちの生命維持に欠かせない重要な役割を果たしている骨。けれども、食事や生活スタイルの変化などにより、現代人はカルシウムが不足しがち。特に女性の場合は、20代~30代をピークに、骨の強度を左右する骨密度が低下していくと言われています。その理由の一つが、女性ホルモンの一種であるエストロゲンです。エストロゲンは、骨からカルシウムが溶けだすのを防ぐ働きがありますが、加齢や閉経などによってこの機能が衰えてくると骨の形成が追いつかなくなり、骨密度が減少。骨が痩せてしまい、骨粗しょう症などの要因になってしまうのです。

骨密度の減少による骨の強度の低下、いわゆる“骨痩せ”は、健康面はもちろん美容面にも大きな影響を及ぼします。実は、頬や顎などの顔の骨は、身体の中でも特に骨密度が下がりやすい部位と言われています。土台となる骨が痩せてしまうと、筋肉や皮下脂肪を繋ぎとめている靭帯が弱くなって皮膚がどんどん下垂。ほうれい線やたるみが出やすくなり、いわゆる老け顔になってしまうのです。

そのため、若々しい引き締まった顔印象を保つためには、スキンケアだけでなく、骨のコンディション維持も意識することが必要になります。

老け顔の要因になる“骨痩せ”を防ぐ方法とは?

では、健康的な骨を保つためにはどのようなことを心がければよいのでしょうか? 意識するべきことは、主に食事と運動の2つです。

カルシウム・ビタミンDを意識的に摂る

意外と知られていないエイジングサインと骨の関係とは

骨密度の維持・強化にはバランスの取れた食生活が大前提となりますが、特に積極的に摂取しておきたい栄養素がカルシウムです。魚介類や大豆製品などに多く含まれていますが、中でもチーズやヨーグルト、牛乳などの乳製品は、他の食品より吸収されやすい上、調理せずに手軽に摂取できるため、骨活の強い味方に。ただし、カルシウム単体の吸収率はあまり高くないため、ビタミンDとあわせて摂るのがおすすめです。カルシウムの吸収をサポートしてくれるので、より効率的な骨活に繋げることができます。

他にも、カルシウムの流出を抑えるビタミンKや、骨を構成する成分であるタンパク質やマグネシウムなども“骨痩せ”対策に効果的な栄養素です。

適度な運動や日光浴を行う

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骨はある程度負荷をかけたほうが強化に繋がるため、適度な運動も欠かせません。まずはウォーキングをしたり、エスカレーターではなく階段を使ったりするなど軽いものでOKなので、身体を動かす習慣を身につけてみましょう。また、日光浴もおすすめ。適度に太陽の光を浴びることで、ビタミンDの生成を促すことができます。ただし、日光浴は紫外線によるシミやシワの要因にもなるため、浴びすぎにはご注意を。

最後に

健康や美容の軸となる丈夫な骨作りは、一朝一夕ではなく毎日の積み重ねで叶うもの。そのため、早めに手を打っておくことが、老け顔防止の近道になります。早速今日から、いつものスキンケアとあわせて骨活も取り入れてみてはいかがでしょうか?

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