暑い季節の新習慣! 汗疹(あせも)を防ぐ3つの方法とは?

●スキンケア
高温多湿をかきやすい夏は、汗疹(あせも)に悩む方も少なくないのでは?

そこで今回は、汗疹の予防方法にフォーカス。

赤いプツプツやかゆみによるストレスを感じる前に、しっかり対策しておきましょう!

汗疹の要因とできやすいパーツ

汗疹は、かきっぱなしになった汗と皮膚に付着していたホコリなどが混ざり合い、汗を排出する汗管(かんかん)を詰まらせてしまうことが主な要因です。

高温多湿の環境や発熱・スポーツなどによって大量の汗をかいたり、絆創膏や包帯などの装着によって通気性が悪くなったりすることで発生しやすくなります。

特に、衣服や下着が密着しやすいパーツや、皮膚と皮膚が擦れやすいパーツは、汗疹ができやすい傾向にあります。

<汗疹ができやすいパーツ>
・首回り (シャツの襟が密着するため、特に男性が悩みやすい)
・脇や胸の下 (下着が密着するため、特に女性が悩みやすい)
・お腹まわり (ベルトや下着で締めつけられるため)
・ひじの内側、ワキ、膝裏など関節回り
・デリケートゾーン など


汗疹を発生させない! おすすめの予防方法3選

汗をかいた後のケアに気をつけたり、汗をかきにくい環境を整えたりすることで、汗疹を予防できます。

ここでは対策として取り入れたい3つの方法をご紹介するので、早速今日からトライしてみてください!

1.汗を放置しない

汗をかいた後は、こまめに拭いたり着替えたりすることが大切。

起床後や帰宅後であれば、ぬるめのシャワーで汗を流すのも効果的です。

2.ムレにくい衣服を選ぶ

汗をかきやすいシーンでは、衣服や下着の素材選びもポイントに。

吸収性や通気性に富んだものを身につけることで、汗がたまりにくくなり、汗疹を防ぐことができます。

3.エアコンを活用する

冷えすぎなどを心配してエアコンを使わない人もいますが、最近は連日猛暑が続き、室内でも高温になりがち。

適度にエアコンを活用することで、汗のかきっぱなしを防げるのはもちろん、熱中症対策にもなります。


汗疹ができてしまったときのNG行動とは?

万が一、汗疹ができてしまった場合は、軽度なものであれば専用の薬を塗ってケアすることで良くなっていきます。

けれども、次にご紹介するNG行動をすると悪化させてしまうことがあるので、注意しておきましょう!

かきむしらない

かきむしってしまうと、痕が残ったり、色素沈着の要因になったりすることがあるので我慢を!

保冷剤などをあてて冷やすとかゆみが軽減されます。

熱いシャワーを浴びる

熱いシャワーを浴びると、皮膚が乾燥し、肌のバリア機能が低下。

炎症を引き起こしやすくなります。

また、血管が拡張してかゆみが増すため、ぬるめのお湯を使うようにしましょう。

汗には体温を一定に保つという大切な役割があるため、皮膚や身体の健康を考えると、なくてはならない生理現象です。

適切な予防&対策方法をしっかり行い、汗と上手く付き合いながら、汗疹ができやすい季節をストレスフリーで過ごしましょう!


関連記事一覧