【監修】パーソナルカラーで選ぶ!自分に似合う「ブラウン」ヘアカラーとは

新しい出会いが増える春は、いつも以上に「第一印象をよくみせたい」と思う方が多いようです。そこで今回は、垢抜け印象を叶えるために髪色にフォーカスし、パーソナルカラー別に似合うブラウンカラーをご紹介。
パーソナルメイクアップサロン「MAMEW(マミュ)」の講師の方に、基本の4シーズン(春夏秋冬)それぞれに似合うブラウンカラーとその理由などを教えてもらいました!
監修:パーソナルメイクアップサロン MAMEW(マミュ)さん
まずはパーソナルカラーについておさらい!
パーソナルカラーとは、その人自身が持って生まれた色素に調和する色のこと。四季の名前がついた4つのグループ(春夏秋冬)のいずれに該当するのかを導き出すスタイルが広く知られています。さらに、これらに加えて色を構成する4つの方向性(色相・明度・彩度・清濁)を用いることで、同じブラウンカラーでも「明るい方が似合う」「暗い方が似合う」など、自分にマッチする色をより深く知ることができます。
色相…色味、パーソナルカラーでは大きくイエローベース(黄み)or ブルーベース(青み)で分類
明度…色の明るさ
彩度…色の鮮やかさ
清濁…色の濁り、クリアな清色 ⇔ くすみのある濁色
春タイプにおすすめのブラウンカラーは?
明度の高い薄めの黄みブラウン
オレンジブラウン、イエローブラウン、ハニーブラウン、ミディアムブラウンなど
春タイプはイエローベースで、高明度/高彩度/清色が得意。黄み・オレンジみのある明るめのカラーや、あたたかみのある深すぎないクリアなカラーがおすすめ。肌の艶やかさを引き立ててくれます。
春タイプが苦手なのは、くすみ系や青み系のカラー。顔色や印象が暗く見えてしまうことがあります。
夏タイプにおすすめのブラウンカラーは?
明度の高い薄めの青みブラウン
ピンクブラウン、モーブブラウン、ローズブラウン、ココアブラウンなど
夏タイプはブルーベースで、高明度/低彩度/濁色が得意。優しいくすみと透明感のあるシアーなカラーや、黄みよりも赤みまたは青みを感じるカラーがおすすめ。肌の明るさや柔らかさを引き立ててくれます。
夏タイプが苦手なのは、強い深みや黄みのあるカラー。肌が黄ぐすみして見えてしまうことがあります。
秋タイプにおすすめのブラウンカラーは?
深みのある濃いめの黄みブラウン
ミディアムブラウン、ダークブラウン、コーヒーブラウンなど
秋タイプはイエローベースで、低明度/低彩度/濁色が得意。黄み・緑みがあるくすみ系カラーや、黄み・オレンジみがある深くあたたかなカラーなど、王道のブラウンカラーがおすすめ。肌の均一感を出して、落ち着いた印象を引き立ててくれます。
秋タイプが苦手なのは、シルバー系や青み系のカラー。肌の黄みが目立ちやすくなりがちです。
冬タイプにおすすめのブラウンカラーは?
深みのある濃いめの青みブラウン
レッドブラウン、ダークピンクブラウン、ボルドーなど
冬タイプはブルーベースで、低明度/高彩度・低彩度/清色が得意。黄みではなく青みのあるクリアなカラーや、赤みやコントラストのあるカラーがおすすめ。元々持っている透明感のある華やかさを引き立ててくれます。
冬タイプが苦手なのは、グレーがかった柔らかいカラーや、黄み・オレンジ系のカラー。肌がくすんで見えてしまうことがあります。
似合う髪色を選ぶうえでおさえておきたいポイントは?
髪は全体に対して占める面積が大きいため色の印象が強く出やすく、また顔に近い位置なので顔色にも影響しやすいパーツです。ブラウンカラーと言っても幅広いため、苦手な色を選ぶとくすみが強く出てしまったり、髪色だけ浮いてみえてしまったりすることがあります。まずは、自分の肌になじむ色を選んでみると失敗が少ないはずです。ただし、セカンドシーズン要素を強めに持つ方などは、1つのパーソナルカラーにきれいに当てはまらない場合もあります。
色自体の持つイメージ(暗い色は落ち着いた印象、くすみのある明るい色は優しげな印象など)もあるため、パーソナルカラーを踏まえたうえでどんな仕上がりを目指したいかを考えて選ぶことも大切です。
最後に
知れば知るほど奥が深いブラウンカラー。ぜひこちらの記事を参考に、自分にぴったりの髪色を見つけてくださいね。
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パーソナルメイクアップサロン MAMEW(マミュ)
経験豊富な講師を独り占めしてメイクスキルを学べる、老舗のメイクレッスン専門店。お顔の分析手法の一つとして、2007年よりパーソナルカラー診断を取り入れている。メイクのプロが診断するので、似合う色やアイテムがわかるだけでなく、実際のメイクで実感できる垢抜け体験が魅力。東京・原宿にある@cosmeの旗艦店「@cosme TOKYO」1階のほか、新宿と銀座に店舗を展開。