秋の落とし穴!行楽シーズンに気をつけたいUVケアと光老化対策

秋のUVケアと光老化対策
●スキンケア

ようやく暑さも和らぎ秋が深まると、紅葉狩りに出かけたり、キャンプやハイキングなどのアウトドアを満喫したり、心地よい日差しのもとでアクティブに過ごす機会が増えてきます。そんな秋の行楽シーズンに気をつけたいのが紫外線対策。油断しがちな秋にこそ紫外線対策を強化するべき理由や、うっかり日に焼けてしまった時のアフターケアもご紹介します。

秋も紫外線対策がマストな理由とケアのポイント

秋のUVケアと光老化対策

ジリジリと照りつける暑さがおさまってくると、UV対策もつい手を抜きがちになるもの。ところが紫外線は一年中降り注いでいます。ここでは、秋ならではの紫外線対策のポイントを解説します。

シワ・たるみの原因となるUV-Aは秋もまだまだ強い

夏に比べて紫外線量は減少するものの、窓ガラスを通過し真皮にまで届くUV-Aの量は、ピーク時の3分の2程度までしか下がりません。紫外線量が一番少なくなる真冬でも、UV-Aは夏の半分程度にしかならず、季節や天候に関係なく年間を通した紫外線対策が重要です。日焼け止めはUV-AをブロックするPA表記のあるものを選び、毎日欠かさず塗るように心掛けましょう。

秋の日差しはダイレクトに顔にあたる

夏の太陽は真上から照りつけるのに対し、秋は太陽の位置が下がり、日差しがダイレクトに顔や首・デコルテにあたります。また、秋になると日陰に入らなくても過ごしやすくなるため、自然と日を浴びる時間が長くなり、知らぬ間に紫外線ダメージが蓄積されることも。顔だけでなく、首やデコルテにもしっかりと日焼け止めを塗り、つばの広い帽子をかぶることがUV対策に効果的です。

シミやシワ、たるみの原因となる「光老化」を進行させやすい

光老化のリスクは夏だけでなく、秋にも続いています。夏の紫外線ダメージを引きずった肌は、湿度の低下とともに乾燥ぎみに。さらに、気温が下がることで血行が滞り、ターンオーバーが乱れて紫外線の影響を受けやすくなり、エイジングサインを進行させてしまう可能性があります。秋の光老化を防ぐには、基本の紫外線対策に加え、徹底した保湿ケアが必要。肌の修復を促す良質な睡眠やバランスの取れた食事、抗酸化作用に優れたビタミンCサプリを摂取するなど、内側から整えることも大切です。

アウトドアや秋の行楽で注意するポイント

レジャーなど長時間屋外で過ごす際の日焼け対策は、日焼け止めをムラなくしっかり塗ることと、2~3時間おきの塗り直しがポイント。夏に比べて汗の量が減ったとしても、衣服や髪の毛と擦れたり、無意識に頬や鼻を触ったりすることで日焼け止めが落ちていることも。また、登山やハイキングで標高の高い場所へ行くと、紫外線量が増加するため特に注意が必要です。曇りの日でも快晴時の6〜8割程度の紫外線量があり、UV-Aは雲を透過してしまうので、天候にかかわらず紫外線対策を徹底しましょう。

うっかり日焼けの後は「アフターケア」が鍵

秋のUVケアと光老化対策

十分気をつけていたつもりでも、ついうっかり日焼けしてしまうことがあるかもしれません。そんな時は早めのアフターケアが重要です。肌のダメージをおさえる3つのポイントをご紹介します。

1.まずは冷やす

日焼け直後の肌は、軽いやけどを起こした状態です。冷水や保冷剤などで冷やし、ほてりを鎮めましょう。この時、肌に摩擦や刺激を与えないよう注意します。

2.しっかり保湿する

紫外線を浴びた肌は水分が奪われ、乾燥しています。赤みやほてりをクールダウンさせたあとは化粧水でたっぷりの水分を与え、しっかりと保湿して肌を保護します。

3.美白化粧品でケア

肌が落ち着いてきたら、美白化粧品でシミ予防を始めましょう。保湿力が高く、肌にやさしいタイプを選ぶと◎。美白ケアはコツコツ続けることがポイントです。

光老化を防ぐための“攻め”のスキンケア

肌の老化の約8割は光老化が原因といわれており、なかでも最大の要因となる紫外線は、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンなどを変性させ、シミ・シワ・たるみといったエイジングサインを引き起こします。
紫外線対策は未来の肌を守るために最も大切なベーシックケアのひとつですが、光老化に立ち向かい気になるスポットに集中的にアプローチするには、UVケアや保湿といった基本のケアに加えて、さらなる“攻め”のスキンケアが効果的です。
ブライトニング効果が高く評価されているハイドロキノンや、ハリ感アップが期待できるレチノール、シミ・シワをトータルケアするナイアシンアミドなど、大人肌を立て直す美容成分配合のアイテムを取り入れ、多角的な“攻め”のケアで光老化を防ぎましょう。

秋も万全の紫外線対策で光老化をブロック!

穏やかな日差しに油断せず、秋も引き続きUV対策を徹底して美肌をキープ!さらに“攻め”のケアを取り入れて、未来の肌を育てましょう。

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