うっかり見えていた…を回避!正しい鼻毛処理の方法とそれぞれのメリット・デメリット

正しい鼻毛処理の方法とそれぞれのメリット・デメリット
●ビューティー&ヘルス

至近距離で人と会話する際や、メイク中に鏡をチェックした時など、ふとしたタイミングで気になる鼻毛。“うっかり見えていた”なんてことにならないよう、身だしなみを整えておきたいもの。そこで今回は、正しい鼻毛処理の方法やそれぞれの処理方法のメリット・デメリットなど、鼻毛ケアについて解説します。

そもそも鼻毛の役割とは

正しい鼻毛処理の方法とそれぞれのメリット・デメリット

美的観点からするとつい邪魔者に思ってしまう鼻毛ですが、じつは私たちの体にとって大切な2つの役割があります。

異物の侵入をブロックする役割

鼻毛は、ほこりや花粉、ウィルスなどの異物が体へ侵入するのを防ぎます。そのため鼻毛がないと風邪など体調を崩しやすくなることも。

鼻の粘膜の乾燥を防ぐ役割

鼻の中の湿度と温度を調整し、鼻の粘膜の乾燥を防ぎます。冷たく乾いた空気が直接のどや気管、肺に入らないようにすることで体を守ってくれています。

この他にも嗅覚にとって大切な機能を持っており、鼻毛はとても重要な役割を果たしているのです。

鼻毛の毛周期

鼻毛の伸びるスピードは体質や環境によって差はありますが、平均すると1日0.15mm、1ヶ月で4〜5mmくらい伸びると言われています。
また、一定の周期で発毛から脱毛までを繰り返すサイクルのことを毛周期といい、鼻毛にも毛周期が存在します。しかし加齢によってこの毛周期が乱れると、鼻毛などの本来は短いはずの毛が成長期を維持してしまい、毛が長くなることも。鼻毛ケアは男性がするイメージが強いですが、年齢を重ねるにつれて女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位になると伸びやすくなる可能性もあります。気になるようであれば、鼻毛ケアを取り入れてみましょう。

正しい処理方法とメリット・デメリットもチェック

鼻毛の処理にはいくつかの方法がありますが、大切なのは鼻の粘膜を傷つけないことと、最小限のケアにとどめること。気になるからといってやり過ぎは禁物です。デリケートな鼻を守りながら鼻毛をケアする方法をご紹介します。

鼻毛バサミでカットする

先の丸くなった鼻毛用のハサミなら、鼻の中を傷つけることなく気になる毛だけをカットできておすすめです。鼻の中がしっかりと見えるように鏡を置き、はみ出ている毛のみをカットしましょう。

メリット・デメリット
安価に手に入れることができ、ゆっくり慎重に行えば鼻の中を傷つける心配はありませんが、鼻の奥の毛まで切ろうとし過ぎると危険です。鼻の入口から5㎜位の見える部分のみをカットするように注意しましょう。

鼻毛カッターでカットする

鼻毛専用のアイテムは、肌に刃が直接当たらないよう設計されていたり、切り過ぎないよう刃の長さが調整してあったりなど安心して使用することができます。

メリット・デメリット
軽く押しあてるだけで気になる毛をカットすることができ、時短で効率的に処理できます。電動のため購入費用が高い点がデメリットではありますが、女性用のコンパクトでスタイリッシュなタイプや水洗いできるものなどもあり、便利なアイテムです。

クリニックで脱毛する

濃く太い鼻毛がすぐに伸びてしまって悩んでいる場合など、どうしても鼻毛が気になるようであれば、クリニックで医療用の鼻毛脱毛を受けることもできます。

メリット・デメリット
1〜2ヶ月の間隔を空けて長期間通うことになり、費用と時間がかかります。また鼻の入口から5㎜〜1cmの毛のみを処理するため、すべての毛を脱毛できるわけではありません。鼻毛には大切な機能があり、脱毛には痛みやリスクも伴うため、クリニックで相談し十分な説明を受けたうえで判断しましょう。

セルフケアの際に気をつけること

鼻の奥までハサミや鼻毛カッターを入れ過ぎないよう、鼻の穴の入口から5㎜位までを目安にケアします。また、毛抜きはNG。毛抜きを使うと鼻の粘膜に傷がつきやすく、炎症の原因になることもあるため避けましょう。鼻の粘膜はとてもデリケートで、少しの刺激で傷がつき鼻血やトラブルの元となってしまうこともあるため、頻繁なケアは控えたほうがベスト。しっかりと鏡をチェックしながら、見える部分のみを丁寧に処理するように注意しましょう。

正しいケアで身だしなみを整えて清潔感アップ!

正しい鼻毛処理の方法とそれぞれのメリット・デメリット

細部までケアが行き届くと、自信がついて美人印象もアップするもの。しかし鼻毛ケアのやり過ぎはかえってトラブルの元になってしまいます。鼻毛には私たちの体を守ってくれる大切な働きがあることを理解して、最小限の正しいケアで身だしなみを整えましょう。

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