ほくろが増える理由とは?増やさないためにできることって?

ふと鏡を見たら、ほくろが増えていた!ということはありませんか?顔の印象に関わるものなので、お悩みの方も多いほくろ。今回は、なぜ増えるの?これ以上増やさない方法はある?など、気になるほくろのあれこれを深掘りします。
そもそもほくろって一体何?
ほくろとは、メラニン色素を生み出すメラノサイトが増えることであらわれる、良性のできもののことを言います。
ちなみに、シミはメラニン色素が増えることでできますが、ほくろはメラニン色素を生み出すメラノサイト自体が増えて変質した状態です。
生まれつきのものと生まれた後にできるものがあり、茶色や黒色のシミのようなものや、少しふくらんで見えるものまで、形状も多岐にわたります。
なお、悪性のほくろは「悪性黒色腫(メラノーマ)」と呼ばれており、色素細胞が増え続ける状態。30代を過ぎてからできたほくろが、急に大きくなったりふくらんだりする場合は、念のために皮膚科を受診するのがおすすめです。
ほくろってどんな種類があるの?
ほくろは、医学的には「色素性母斑」と呼ばれ、そのほとんどは時間の経過とともにあらわれる「後天性色素性母斑」です。
色素性母斑は、場所によって3つのタイプに分けられます。
時間とともに境界母斑から真皮内母斑へと変化することが多く、次第に大きくなり色も濃くなります。
①境界母斑
皮膚の表皮と真皮の境界で細胞が増えたほくろ。
②複合母斑
表皮と真皮の境界と、真皮の中の両方で細胞が増えたほくろ。
③真皮内母斑
真皮の中で細胞が増えたほくろ。
ほくろが増える要因、ほくろが多い人の特徴は?
ほくろが増える要因は、実はまだはっきりとわかっていません。
しかし、紫外線ダメージや、生理や妊娠・更年期などによるホルモンバランスの乱れによって、皮膚の中のメラノサイトが活性化したり排出のサイクルが乱れがちになったりすることが影響を及ぼしていると言われています。
また、遺伝もほくろが増えやすくなる要因のひとつと考えられており、親にほくろが多いと、その子も多くなる傾向があると言われています。
ほくろを増やさないためには?習慣にしたい予防方法
それでは、ほくろができやすくなる要因を踏まえて、これ以上増やさないための対策方法をご紹介します。
①日焼け止めを1年中使う
まずは、紫外線によるダメージを防ぎ、メラノサイトの増殖やメラニンの生成をおさえましょう。
紫外線には、波長が長く肌の真皮まで到達する「UV-A」と、波長が短く表皮にダメージを与える「UV-B」の2種類があります。
このうち、特にほくろを引き起こすのが「UV-B」と考えられています。そのため、SPF値が高い日焼け止めを、季節を問わずに使うのがおすすめ。こまめな塗りなおしも大切です。
②皮膚に刺激を与えない
皮膚に過剰な摩擦を加えると、メラニン色素が過剰に生成されやすくなります。ほくろが気になる肌は、ふんわりと泡立てた洗顔料や、肌に刺激を与えにくいクレンジングを使い、やさしくお手入れしましょう。
③食事バランスや生活リズムを整える
不規則な食生活や睡眠不足は、ターンオーバーのサイクルを乱し、メラニンを排出しにくくします。ほくろにも影響する場合があるので、生活リズムを整えることはとても大切!栄養バランスを考慮した食事をとり、十分に睡眠時間を確保するように意識してみましょう。ほくろを予防できるだけでなく、肌のコンディションにもよい影響を与えます。
気になるほくろを増やさないために
日本人の場合、体にほくろがない人はほぼいない、と言われているので、その人の個性とも捉えることができます。とはいえ、多すぎるほくろはやはり気になるもの。まずは今回ご紹介した予防や対策から試してみてはいかがでしょうか。