【美肌キープのうるおいレシピ】鶏の香り蒸し

●レシピ
乾燥が厳しい季節はスキンケアのみならず、からだの中からうるおいをチャージしたいですよね。
今回の鶏肉を使ったレシピは、美容や健康によい栄養成分がたっぷり。
ヘルシーで美味しくフォトジェニックなお料理はパーティにも!

スープまで栄養満点!肌がよろこぶ簡単蒸し料理

料理「鶏の香り蒸し」
まだまだ冷えの続く時期、からだを温めるお料理を。
しょうがに含まれるジンゲロンには、からだを温めて血流を促進し代謝を上げる効果が。
脂肪燃焼が期待でき、肥満予防などの生活習慣病の改善にもつながります。
鶏肉には良質なタンパク質やビタミンB、Aなど、野菜だけでは不足しがちな栄養もたくさん。
さらに美肌づくりに欠かせないコラーゲンは、肌にハリ・つやを与えてぷるるん肌に。
じっくりと蒸して滲み出たスープは美肌の素がたくさん。
ぜひスープまで召し上がれ。

豊富なコラーゲンでうるおいチャージ

コラーゲンの豊富な食材
美肌の素とも言われるコラーゲンは、みずみずしく健やかな肌を保つ働きが。

ハリや弾力のある美しい肌に導きます。

また、肌の生まれ変わりを促進するビタミンAも含まれています。


からだを温めて美容効果も!

木皿の上のしょうが

しょうがの辛み成分のジンゲロンには手足を温める作用も。

また抗酸化作用や細胞の老化を抑えることでアンチエイジング効果も期待できます。

食物繊維も豊富でダイエットにも。


「鶏の香り蒸し」のレシピ

材料(2人分)

料理「鶏の香り蒸し」の材料

鶏もも肉・・・・・・・ 1枚
塩こしょう・・・・・・ 各少々

<蒸し汁>
・・・・・・・・・・ 1カップ
だし昆布・・・・・・・ 5g
干し椎茸・・・・・・・ 1個
長ねぎの青い部分・・・ 1本分
しょうが・・・・・・・ 2かけ
にんにく・・・・・・・ 1かけ

<薬味>
長ねぎ・・・・・・・・ 1/4本
かいわれ・・・・・・・ 1/4パック
しょうが(千切り)・・ 1分かけ分
赤ピーマン・・・・・・ 1/4個
しょうゆ・・・・・・・ 小さじ1
ラー油・・・・・・・・ 小さじ1
クコの実・・・・・・・ 適量(お好みで)


作り方

湯気の上がる鍋で料理する女性の手元
<蒸し汁>の水にだし昆布と干し椎茸を入れて椎茸がやわらかく戻るまで3時間以上おく(時間が無い場合は湯で戻す)。
鶏肉は使う前に多めに塩こしょうして常温に戻しておく。
①から昆布だけ取り出し、具ごとバットに移し、しょうがとにんにくも薄切りして加える。
 上に②を皮面を下にしてのせ、長ねぎの青い部分をのせてラップを2重にかける。
蒸気の上がった蒸し器か蒸し台をのせた大鍋にバットごと入れ、10分蒸す。
 火を止め、そのまま10分ほど余熱で仕上げる。
鶏肉を調理している間に薬味を用意する。
 長ねぎは白髪ねぎに、かいわれは洗って根を切り落として長さを半分に切り、しょうがと赤ピーマンは千切りにし、全て混ぜ合わせる。
鶏肉を取り出して食べやすい大きさに切り分け、器に等分して盛り付ける。
 蒸し汁はこして上からかけ、⑤の<薬味>をのせ、混ぜ合わせたしょうゆとラー油を適量かける。
 お好みで湯に浸しやわらかく戻したクコの実を散らす。

POINT 1

白髪ねぎの薄皮を剥がしとる手
白髪ねぎに使うねぎは、真ん中まで切れ込みを入れて開きます。
ねぎの内側にある薄皮を手ではがし取ると、ねぎ臭さが減り、ぬめりが取れるので切りやすさもアップします。

POINT 2

バットの上に乗った食材を蒸し器にいれるところ

ラップを2重にして、バットごと蒸気の上がった蒸し器に。
ラップをすることで、食材から出た蒸気を閉じ込めしっとりと柔らかく。
また、栄養満点なスープも豊富に残ります。


レシピ監修

粮理家・ウェルネスフードスタイリスト 松見 早枝子先生のポートレート
粮理家・ウェルネスフードスタイリスト
松見 早枝子先生

2003年度ミス・インターナショナル日本代表を経て、料理研究家として活動。
心身の健康と美をテーマに各メディアで活躍中。
五感で楽しんでいただく事を大切にした料理教室『Tronc(トロン)』主催。

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