【夏も気になる】ひじやひざなど、ボディの乾燥の要因は?部位別に対処法をご紹介!
ひじやひざ、かかとなどがカサカサしたり粉を吹いたり…。そんなボディの乾燥が気になることはありませんか?
皮脂腺が少ない、刺激を受けやすいなど、乾燥の要因はその部位によってさまざま。今回は、そんなボディの乾燥の要因や対策を部位ごとに解説します。
乾燥サインがあらわれやすい部位とは?
まずは、全身の中でも乾燥しやすい部位とそれぞれの原因を見ていきましょう。
首・デコルテ
首は皮脂腺が少ないため、乾燥しやすい部位と言えるでしょう。さらに首やデコルテは紫外線が直接肌に当たりやすいため、紫外線対策が十分でないと乾燥を招いてしまいます。
背中
背中は比較的皮脂腺が多いものの、手が届きにくいうえに鏡で確認がしづらいといった理由から、十分な保湿ケアができず乾燥してしまうことも。また、入浴時にタオルでゴシゴシとこすることでバリア機能が低下し、乾燥を招いてしまうこともあります。
お尻
お尻も皮脂腺が少ないことから、乾燥しやすい部位と言えます。さらに、長時間座っていることによる摩擦や、下着との接触による肌への刺激が乾燥のきっかけとなることがあります。
ひじ・ひざ
皮脂腺が少ないうえに、衣服との摩擦も多いことから乾燥が起こりやすいのがひじやひざ。また、頬杖をつく、床にひざをつく、周囲にぶつけるといったこともめずらしくなく、こうした外的刺激によって乾燥することがあります。
すね
すねは皮脂腺が少ないことに加え血行不良やむくみが起こりやすく、それによって水分が肌表面に行きわたらず乾燥してしまうことがあります。 また、ストッキングとの摩擦による刺激も乾燥を招く原因のひとつになります。
かかと
体の全体重を支えるかかとは、床や靴との摩擦も起こりがち。さらに皮脂腺も少ないことから乾燥しやすく、かさついたり、皮膚が固くなりひび割れを起こしたりすることもあります。
部位別のケア方法・予防策は?
乾燥を招く原因がわかったら、その原因に合わせた対処を。ここからは、部位ごとに適したケア方法や予防法をご紹介します。
首・デコルテ
顔のスキンケアをするついでに、化粧水やクリームを首元にも塗って保湿しましょう。デコルテはボディクリームを使って入念に保湿を。また、首・デコルテにも日焼け止めをしっかりと塗るなど、紫外線対策を徹底することも大切です。
背中
セルフケアしにくい背中ですが、長い柄の付いた背中専用のケアアイテムや、スプレータイプのローションなどを使って保湿をすると良いでしょう。湯船に浸かる際にはぬるめの温度に設定する、肌着は通気性が良い素材を選ぶといった、肌への刺激を軽減する工夫も心がけて。
お尻
お尻に摩擦が起こらないよう、強く締め付けられるような下着やストッキングの着用は控えましょう。また、できるだけ長時間座り続けることは避け、こまめに立ち上がったり、クッションなどでお尻への刺激を緩和したりするのがおすすめです。
ひじ・ひざ
ボディクリームを使った保湿を基本に、角質が硬くなっている場合は角質ケアのできるクリームやスクラブなどによるお手入れもおすすめです。ただし、頻繁な角質ケアは肌への負担になるので、使うアイテムが推奨する使用頻度を守りましょう。
日常的にひじやひざをつかないよう心がけることも大切です。
かかと
乾燥して硬くなったかかとは、スクラブや軽石などによる角質ケアがおすすめです。入浴後など、必ずかかとがやわらかい状態でやさしくケアをしていきましょう。
角質を削り過ぎるとバリア機能が低下し、さらに乾燥してしまうこともあるので、お手入れの頻度は週に1回程度が◎。角質ケアのあとにはクリームなどによる保湿も忘れずに。
最後に
毎日のフェイスケアと同じように、ボディの保湿も大切なスキンケア。丁寧な保湿を習慣に、かさつきのないしっとりボディを目指しましょう♪