あなたはどのタイプ?肌のくすみのタイプ別に原因と対策をご紹介

肌のくすみの原因と対策
●スキンケア

肌本来の明るさが失われ、どこかトーンダウンした印象を与える肌のくすみ。
実は一言で“くすみ”と言ってもさまざまなタイプに分かれ、それぞれに適したケア方法があるんです。
今回は、そんな肌のくすみのタイプや対策について詳しくご紹介。あなたはどのタイプ?さっそくチェックしてみましょう!

<タイプ別>肌のくすみ方とその原因

肌のくすみの原因と対策

肌のくすみは主に5つのタイプに分かれます。それぞれのくすみ方の特徴や原因を見ていきましょう。

黄ぐすみ

原因:肌の糖化
顔全体が黄色っぽく見える「黄ぐすみ」は、肌の糖化が原因であると言われています。
糖化とは、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンといったタンパク質と余分な糖が結びつくこと。糖化が進むと「AGE」という老化物質が体内に生まれ、それが黄ぐすみやたるみ・シワの原因を作り出すと考えられています。
「AGE」は加齢にともなって蓄積されるものではありますが、糖質の多い食生活や生活習慣の乱れ、運動不足などによって、よりその産生が促されます。

青くすみ

原因:血行不良
目の下のクマが目立ち、顔全体が青白く見える「青くすみ」は、血行不良が関わっていることがほとんど。体の冷えはもちろん、睡眠不足やストレス、栄養不足などによって血行が滞ることで血色が悪くなり、肌が青白くくすんで見えます。

グレーくすみ

原因:乾燥
顔全体がグレーがかってくすんでいるときは、乾燥が原因であると考えられます。
うるおいに満ちた肌はキメが整っているため、光を均一に反射して透明感もアップして見えます。しかし、十分に保湿ができていなかったり、過度に紫外線を浴びたりすることで肌の水分量が不足すると、キメが乱れて光の反射もまばらに。その結果、グレーっぽいくすみを招き、透明感もダウンしてしまいます。

茶ぐすみ

原因:メラニン色素の沈着
茶色がかって肌がくすむ「茶ぐすみ」は、紫外線ダメージや肌の摩擦によるメラニン色素の沈着によって起こります。UVケアを怠ることはもちろん、洗顔時などに起こる肌の摩擦はメラニンの過剰生成を招くことに。そうして生まれたメラニンが蓄積されると、シミのみならずくすみの原因にもなります。

トーンダウンした“ごわつき”くすみ

原因:余分な角質
くすみだけでなく、肌のごわつきやツヤの低下が気になるときは、余分な角質の蓄積が原因であると考えられます。睡眠不足やストレスなどによってターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに角質層が厚くなります。すると肌がごわつき、ワントーン暗くなったようなくすみも招いてしまいます。

くすみのタイプ別に適したケアを

肌のくすみの原因と対策

肌のくすみは、タイプごとに適した方法でケアするのが◎
ここでは、タイプ別のケア方法をご紹介します。

黄ぐすみタイプ

黄ぐすみの原因となる肌の糖化は、糖質の過剰摂取や血糖値の上昇によって起こりやすくなります。そのため、まずはお菓子や清涼飲料水などはなるべく控え、糖質の摂取をおさえることが大切に。
また、ゆっくりと時間をかけて食べることや、食事のはじめには野菜を食べる“ベジタブルファースト”を心がけることも、血糖値の上昇を緩やかにし糖化予防につながります。

青くすみタイプ

青くすみの原因となる血行不良の改善には、鉄分やビタミンEの摂取が効果的です。日々の食事から十分に摂取できない場合は、サプリメントによって補給するのも良いでしょう。
また、十分な睡眠や適度な運動、体を冷えから守ることなども大切です。

グレーくすみタイプ

乾燥が原因となって起こるグレーくすみには、十分な保湿ケアが欠かせません。毎日のスキンケアには高保湿タイプのアイテムを選んだり、部屋の湿度を適度に保ったりしながら、肌のうるおいを重視するよう心がけましょう。

茶ぐすみタイプ

茶ぐすみのケアには、徹底した紫外線対策が大切。外出の有無にかかわらず日焼け止めを塗ることはもちろん、日傘や帽子、サングラスなどを使用しながら紫外線から肌を守りましょう。
また、たっぷりの泡で洗顔をしたり、スキンケアの際にはやさしいパッティングを心がけたりと、肌への摩擦を最小限にとどめることも大切です。

ごわつきくすみタイプ

ごわついた肌は、古い角質層をしっかりと落とすためにもターンオーバーを整えることが大切。
そのためには、洗顔や保湿といった毎日の根本ケアを丁寧に行うことが重要です。
また、栄養バランスのとれた食事や良質な睡眠をとることも、ターンオーバーの乱れを改善するのに効果的です。

最後に

肌くすみ改善への近道は、まずは自分のくすみのタイプを知るところから。
それぞれに適した方法をチェックしながら、効果的なケアをしていきましょう♪

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