マルチな美肌効果に期待!「光フェイシャル」の効果や注意点は?詳しく解説!

光フェイシャルとは
●ビューティー&ヘルス

エステサロンの施術メニューなどで目にする「光フェイシャル」。
シミやシワ、たるみなど、さまざまな肌悩みの改善につながるのでは?と、気になっている方もいるのではないでしょうか。
しかし実際に施術を受けるのであれば、その効果や注意点などをしっかりと理解しておきたいもの。
そこで今回は「光フェイシャル」について詳しくご紹介します。

「光フェイシャル」とは

光フェイシャルは、特殊な光を肌の奥へ照射して刺激を与えることで細胞を活性化させ、さまざまな肌トラブルを改善へ導く美容法です。
使用される光線はIPL(インテンス・パルス・ライト)というもので、紫外線を取り除いているため肌へのダメージはありません。
また「フォト美顔」「光エステ」「IPL」と呼ばれることもありますが、いずれも光フェイシャルと同じ施術のことを指します。

「フォトフェイシャル」との違い

光フェイシャルと似た施術で「フォトフェイシャル」というものがあります。こちらも光の照射によって肌悩みの改善を助けるものですが、その光の出力は光フェイシャルよりも高く、美容クリニックや皮膚科などの医療機関でしか施術を行うことはできません。
高出力、かつピンポイントで肌悩みにアプローチできるのがメリットと言えますが、期待できる効果は肌状態などによってさまざまなので、しっかりとカウンセリングを受けてから検討することをおすすめします。

光フェイシャルの効果

光フェイシャルとは

光フェイシャルには、次のような効果が期待できます。

1.美肌効果(ニキビ・毛穴の目立ち・キメの乱れなど)

光フェイシャルは、肌のターンオーバーを促進・正常化させる働きを持ちます。その働きによって肌細胞の入れ替わりがスムーズになり、ニキビや毛穴の目立ち、キメの乱れなどが改善されます。

2.美白効果(シミ・くすみ・色素沈着など)

光フェイシャルに使用される光(IPL)は肌のメラニン色素に反応するため、シミや色素沈着の改善にも効果を発揮します。くすみを改善する効果もあるため、肌全体のトーンアップにもつながります。

3.リフトアップ効果(シワ・たるみなど)

肌の真皮層には、肌のハリや弾力を保つ3つのたんぱく質(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸)を生成する「繊維芽細胞」という細胞があります。光フェイシャルの光を照射することで、この繊維芽細胞が活性化され、シワやたるみの改善へ導きます。

光フェイシャルを受ける際の注意点は?

光フェイシャルとは

光フェイシャルの施術には、事前に確認しておくべき注意点もあります。問題なく施術を受けることができるか、しっかりとチェックしておきましょう。

日焼けをしている肌には照射できない

光フェイシャルは黒い色素に反応するため、日焼けをしている肌にはダメージを与えてしまうリスクがあり、照射することができません。また、メラニン色素の活性化による色素沈着のリスクがあるため、施術を受けた後の日焼けもNGです。

肝斑がある場合は悪化のリスクも

女性ホルモンのバランスが影響してできる肝斑は、メラニン色素が原因となってできるシミとは異なるもので、光フェイシャルの照射によって悪化してしまうリスクがあります。
必ずカウンセリングなどでご自身のシミが肝斑かどうかを確認したうえで、施術の検討をしましょう。

妊娠中・日光アレルギーの人は施術を控えて

妊娠中の女性はホルモンバランスが不安定で肌のトラブルも起きやすいため、光フェイシャルは受けないことをおすすめします。また、日光アレルギー(光線過敏症)の方も肌トラブルのリスクがあるため、施術は控えましょう。

アフターケアはいつも以上にしっかりと

光フェイシャルを受けた肌は、光の照射=刺激を受けているため非常に乾燥しやすい状態にあります。そのため、施術後はいつも以上に丁寧な保湿ケアが重要に。また、肌のメラニン色素も活性化されているため、徹底したUVケアも不可欠です。

十分な間隔をおいて施術を

光フェイシャルは定期的な施術がおすすめですが、高い効果を望むからといって短いスパンで施術を受けると、肌に負担をかけてしまいます。ターンオーバーに合わせて、1か月に1回程度の施術が理想的と言えるでしょう。

最後に

さまざまな肌悩みの改善をサポートしてくれそうな光フェイシャル。
ご自身の肌と相談しながら、スペシャルケアとして取り入れてみるのも良いかもしれません♪

関連記事一覧