唇のくすみの原因は?その対策やくすみをカバーするメイク術もご紹介
口紅を塗ってもなんだかパッとしない…、リップラインがぼやける…。こんなお悩みを感じたことはありませんか?
唇は他の皮膚に比べ角質層が薄いため、思った以上にダメージを受けやすいもの。丁寧なケアをして、口元からいきいきとした印象を作っていきたいですよね。
そこで今回は、唇がくすむ原因や、血色感のあるきれいな唇を目指すためのケア方法などをご紹介します。
唇がくすむ原因とは?
私たちの唇が赤いのは、毛細血管を流れる血液の色が透けているから。つまり、それだけ角質層が薄いということ。そんなデリケートさゆえにちょっとしたことでも刺激となり、くすみの原因が生まれてしまうのです。
原因1:摩擦
食事中に口元を拭いたりメイクを落としたり、毎日のように繰り返す何気ない仕草によって、唇には摩擦が加わっています。そんな摩擦の積み重ねが、くすみの原因となることがあります。
原因2:乾燥
唇には皮脂腺や汗腺がないため、皮脂膜が作られることがありません。そのため保湿機能やバリア機能も低く、非常に乾燥しやすいパーツであると言えるでしょう。乾燥した状態が続くと、やがてくすみへとつながってしまうことがあります。
原因3:紫外線
紫外線は肌にダメージを与えるものですが、当然ながら唇にとっても同じ。デリケートな唇が紫外線ダメージを受けることで乾燥や皮むけを招き、くすみの原因になってしまうことがあります。
原因4:血行不良
体内の血行が滞ると、その状態が唇にもあらわれます。血行不良は体の冷えだけではなく、ストレスや体調不良が原因となることも。
唇のくすみのケア方法
では、唇のくすみ対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
日頃のケア方法や心がけておきたいことをご紹介します。
1.低刺激を意識する
口紅を落とすときはゴシゴシとこすらない、口元を拭くときはやさしく拭く…など、できる限り刺激を与えないよう意識しましょう。もちろん、リップクリームや口紅を塗るときも、グリグリと強く塗るのはNGです。
2.唇にも紫外線対策を
顔や首元には徹底して紫外線対策をしているけれど、唇にはしていなかった!そんな方は少なくないかもしれません。体の中でも特にデリケートな唇こそ、十分なUVケアが必要です。リップクリームや口紅を選ぶときにはUV効果のあるものを選び、唇にも万全な紫外線対策をしておきましょう。
3.常に保湿を心がける
起きているときだけではなく、就寝中も唇の乾燥は進行しています。リップクリームは日中に限らず、夜寝る前にもしっかりと塗るように心がけましょう。
また、乾燥しているからといって唇をなめるのはNG行為。一時的にうるおった感覚になりますが、その水分が蒸発することでさらに乾燥を生んでしまいます。
4.角質ケアをする
唇はターンオーバーが非常に早いため、古い角質をオフしながらうるおいを与える唇専用のスクラブによるケアも効果的です。ただし、ケアの際には強い刺激を与えないよう注意が必要。コンディションの良いときにケアするようにしましょう。
くすみをカバーするメイク術
唇のくすみをケアしながら、メイクでもカバーできたらうれしいですよね。そんなときに役立つメイク術をご紹介します。
・オレンジ系でカバー
オレンジ色は唇のくすみを補正するカラーなので、オレンジ系の口紅を塗ることでくすみをカモフラージュすることができます。また、ピンクやベージュなど淡い色の口紅を使うときには、オレンジ系のリップを下地として塗っておくことで、くすみをカバーすることができます。
・リップコンシーラーを使う
唇のくすみや赤みを隠してくれる「リップコンシーラー」を使うのも良いでしょう。唇の縦じわもカバーできるので、リップメイクの仕上がりもワンランクアップするはず。
・リップライナーを使う
唇の輪郭のくすみが気になるときには、リップライナーを使うのもおすすめです。肌との境界線がぼやけるのを防ぎ、美しい唇に仕上げることができます。
最後に
新色リップもたくさん揃う秋冬シーズン。くすみ知らずの唇で、リップメイクを楽しんでいきましょう♪