美容医療からセルフケアまで。ピーリングの種類や特徴を比較!

ピーリングとは
●ビューティー&ヘルス

肌の表面に蓄積した不要な角質を取り除くピーリング。自分でもできるの?痛みはある?など、トライしてみたいけれど気になることもたくさん…そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、さまざまあるピーリングの種類をまとめてご紹介!
いつも以上に毛穴が気になるこれからの季節に向けて、ぜひご自身に合ったピーリング方法を見つけてみてください。

ピーリングとは?

ピーリングとは

ピール(peel)は「皮をむく」という意味を持ち、その名の通りピーリングとは「皮膚の表面に蓄積した角質をむく」ことを表します。
肌は、古い皮膚の細胞が剥がれ落ち、新しい皮膚に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しますが、加齢やストレスなどさまざまな要因でそのサイクルが乱れると、シミやシワなど肌の不調を引き起こしてしまいます。
ピーリングは、古くなった不要な角質を除去することで肌のターンオーバーを促進。すこやかな肌づくりを助けてくれます。

ピーリングの効果

ピーリングとは

1.バリア機能がアップする

ターンオーバーが乱れた肌は、健康な肌細胞が少ない状態に。
すると、紫外線などの刺激から肌を守るバリア機能もダウンしてしまいますが、ピーリングによってターンオーバーを促すことで、肌のバリア機能を上げることができます。

2.キメが整い、ハリ感がアップする

ターンオーバーが乱れた肌は肌細胞の大きさも不均一で、そのまばらな細胞は、肌のざらつきやキメの乱れの原因となります。ピーリングによってターンオーバーが促されると、健康、かつ均一な大きさの肌細胞が生まれ、キメの整った、なめらかでハリのある肌を目指すことができます。

3.皮脂の排出と保水のバランスがとれる

ターンオーバーが乱れていると肌の保水量は減り、反対に皮脂は増えてしまいます。ピーリングでターンオーバーを整えることで、適度に皮脂を排出をしながら保水力もキープ。肌のうるおいがアップするだけでなく、ニキビ予防にもなります。

4.シミ・そばかすケアになる

通常はターンオーバーによって角質と一緒に排出される「メラニン色素」ですが、ターンオーバーが乱れると皮膚内にとどまり、シミ・そばかすの原因となってしまいます。ターンオーバーの促進は、古い角質と一緒にメラニン色素も排出させるため、ピーリングはシミ・そばかすケアにも効果的だと言えるでしょう。

ピーリングの種類

ピーリングとは

①レーザーピーリング

レーザーの照射によって古い角質や角栓を剥離させて、肌表面からアプローチするピーリングです。照射の際に少しほてった感じがすることもありますが、痛みはそれほど強くありません。取り扱っている機器や金額などは美容クリニックによってさまざまなので、検討する場合は事前にクリニックへ問い合わせることをおすすめします。

②ハーブピーリング

植物や海藻由来の成分が配合された薬剤を肌に塗るピーリングです。このハーブピーリングは、肌の外側からではなく内側からアプローチ。「スポンジア」と呼ばれる棘状の成分が細胞を刺激し、ターンオーバーを促します。即効性や効果の実感も聞かれる一方、施術中の痛みや施術後数日間のダウンタイムが発生することもあるため、こちらも事前にしっかりと確認をしてからの施術がおすすめです。

③ピーリング(角質ケア)美容液

ピーリングはやってみたいけれど、肌への負担が心配…。そんな方にはピーリング美容液がおすすめです。ポロポロと角質を落とすピーリングジェルとは違い、肌になじませることで角質ケアができるピーリング。毎日のスキンケアに取り入れられるため、手軽にスタート・継続ができそうですね。

④拭き取りシートタイプ

サッと拭き取るだけで角質ケアができるピーリングシートです。凹凸のある素材によって、洗顔・ピーリング・保湿と、3つのケアをカバー。これ一枚で、忙しい朝のスキンケアにもなる便利なシートです。

⑤ウォーターピーリング(美容機器)

水と超音波の振動によって、毛穴汚れや古い角質を除去するピーリングです。薬剤などは使用しないため、肌に大きな負担をかけることなくケアすることができるでしょう。ヘッドの形や素材、金額など、機器のタイプはさまざま。振動回数や使い勝手の良さなどをチェックしながら、ご自身に合ったものを選ぶのがおすすめです。

最後に

いかがでしたか。ご自身に合ったピーリングで、“一皮むけた”夏のすこやか肌を目指してみてはいかがでしょうか♪

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