デリケートゾーンをすこやかに保つ「膣内フローラ」に注目

膣内フローラとは
●ビューティー&ヘルス

近年、デリケートゾーンケアの重要性が見直されるとともに、さまざまなお手入れアイテムが急増中。そんな中、じわじわと注目を集めているのが「膣内フローラ」というワードです。一体どういった働きをするものなのでしょうか?

「膣内フローラ」とは?

「膣内フローラ」とは

腸内に存在し、その環境を整える菌群を「腸内フローラ」といいますが、膣の中も同じ。雑菌の侵入や繁殖を防ぐ常在菌のことを「膣内フローラ」と呼びます
ちなみに、膣内の常在菌にも悪玉菌・善玉菌があり、90%を善玉菌が占めているとよい膣内環境だと言われています。
一方、膣内の菌バランスが乱れると、乾燥やニオイ、かゆみ、感染症といった悩みにつながる場合があります。適切なケアを行って「膣内フローラ」を整えることが大切です。

「膣内フローラ」を整えるには

「膣内フローラ」とは

①清潔を保つ

まずは清潔第一。ゴシゴシとこすると乾燥しやすくなるので、やさしくていねいに洗いましょう。低刺激性のデリケートゾーン専用ソープを使うのがベターです。

②生活を整える

膣内環境は、食生活や生活リズムによって一人ひとり異なります。「腸内フローラ」を整えるのと同じように、バランスのよい食事や十分な睡眠は「膣内フローラ」にもよい影響を与えます。

③乳酸菌を意識的に摂取する

善玉菌のもととなる乳酸菌が長時間膣内に定着することで、環境が整いやすいことがわかっています。海外ではサプリメントなどで乳酸菌を摂取する習慣も。かゆみやおりものなどが気になる、という方は取り入れてみては?

最後に

デリケートゾーンの環境に大きな影響を与える「膣内フローラ」。気になる方は、できることからお手入れを始めてみてはいかがでしょうか。

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