シワはどうしてできるの?その要因と今からできる対策を解説

シワの要因と対策
●スキンケア

気になるエイジングサインとして挙げられることが多いシワ。「加齢によって生じるものだから仕方ない…」そう思っている方も多いのではないでしょうか。
たしかに、加齢によるシワは自然な現象で、誰にでも起こりうること。しかし、加齢以外にもシワを引き起こすメカニズムがありました。そこで今回は、シワの要因と対策をじっくりと解説します。

加齢だけじゃない!シワを引き起こす要因とは?

シワの要因と対策

まずは、加齢以外でシワができる要因を探っていきましょう。

乾燥

気温や湿度が低くなると、肌の水分量が奪われて乾燥が進みます。同時に肌のキメが乱れ、細かいシワが生じやすくなります。

紫外線

紫外線は肌を乾燥させるほか、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの減少も招きます。長時間にわたって無防備な状態で紫外線を浴び続けると、シミやくすみへと発展することも。

肌に合わないスキンケア方法

水分や油分が不足すると、バリア機能の低下や肌の水分量減少など、コンディションを悪化させます。また、お手入れの際に肌を擦りすぎたり、強くマッサージしたりするとシワの要因となるので注意が必要です。

表情のクセ

何らかの要因で引き起こされたシワに日ごろの表情のクセが重なると、より深いシワにつながりやすくなります。眉間にシワを寄せている、といった表情のクセに心当たりはありませんか?

このように、シワができる要因はさまざま。加齢によるシワを食い止めることはできませんが、日常生活において注意することで防げるシワがあることがわかりました。 

シワによる年齢サインがあらわれやすいパーツ

シワの要因と対策

目元

シワが刻まれやすいパーツといえば、皮膚が薄く、比較的動きの多い「目元」。
「ちりめんジワ」と呼ばれる細かいシワや「表情ジワ」ができやすい部分です。目の周りにある眼輪筋が衰えてシワにつながるほか、乾燥、パソコンやスマートフォンの使用による目の疲労、血行不良・代謝低下も関係していると言われています。

おでこ

次に、範囲が広いがゆえにシワが目立ちやすい「おでこ」。
紫外線の影響を受けやすく、汗をかきやすいパーツでありながら乾燥しやすいという特徴があります。また、目元のように表情によるシワも生まれやすいので、気になっているという方も多いのではないでしょうか。 

口元

一方で深く刻まれやすいのが「口元」のシワ。
小鼻から口角にかけてのびる「ほうれい線」や、口角からあごにかけての「マリオネットライン」などは、見た目年齢をぐっと上げる要因とされています。これらは、表情筋の衰えに加え、たるみによる影響が考えられます。

首元

そして「首元」。おでこ同様、汗をかきやすく肌表面の水分が奪われて乾燥が進みやすいため、細かいシワが生じやすいパーツです。長時間下を向く姿勢が続くと、細かいシワが深いシワへとつながっていくケースもあるのだとか。

これ以上シワを深く刻まないために知っておきたい、今できる予防と対策

シワの要因と対策

肌の第一印象を左右してしまうシワ。すぐになかったことにするのは難しいけれど、毎日のお手入れでアプローチすることは十分可能です。
まずは、乾燥を防ぐためにうるおい補給を。シワが気になりやすい目元や口元にはクリームなどを重ね付けするのが有効です。このとき、コラーゲンを増やす働きがあるレチノール、高い保水力を持つといわれているヒアルロン酸など、肌の柔軟性を保つ効果が期待できる化粧品を選ぶのがおすすめです。また、紫外線によるダメージもシワを加速させる一因となるため、一年をとおしてUVケアを心がけて。無意識のうちにしてしまう表情のクセにも注意してみてください。

心がけ一つでエイジングサインとして刻まれるか否かが決まります。いつものお手入れやクセを見直して、若々しい肌印象をキープしていきましょう。

最後に

「このシワがなかったらもう少し若く見られるのに…」「年齢のせいだから諦めるしかないのかも…」そんな風に悩む前に、毎日のお手入れを一工夫!シワができる要因を理解して、どんなお手入れを必要かを知れば、肌はもっと美しく、もっと輝けるはず。年齢に左右されない、理想的なコンディションを目指しましょう。

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