お正月疲れ対策!体のリズムを取り戻すには?

お正月疲れ対策
●ライフスタイル

おせちにお酒、特番のテレビ番組に初詣。年末年始は楽しくて忙しいものです。
お正月明け、なんだか眠気やだるさを感じていませんか? 今回はそんな「お正月疲れ」と呼ばれる、年末年始に溜まりやすい疲労をリセットする方法をご紹介します。

「お正月疲れ」はなぜ起こる?

お正月疲れ対策

年末年始は帰省をしたり、親戚で集まったりするなど、イベントが多い時期です。カウントダウンで夜更かしする方、初詣に行く方も多いでしょう。お酒を飲む機会やたくさん食べる機会もぐっと増えます。

その結果、食生活や生活・睡眠のリズムが乱れてしまうことに。だるさや疲労感、肩こりや腰痛、胃もたれ、睡眠不足といった症状が起きやすくなります。また、運動量が減った上にたくさん食べてしまい、むくみや正月太りなどの身体の変化を感じる人もいます。

「お正月疲れ」を解消!【食生活の不調編】

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一般的に余分な脂肪が身体に蓄積されるまでに2週間かかると言われています。ただし、消化しきれなかった糖(グリコーゲン)が脂肪に変化する際に必要な時間は48時間。食べ過ぎた!と感じたら、早めに調整をしましょう。

食べる量をまずは調整

間食や夜ごはんの際に、食べる量を少し減らすように心がけましょう。
食べ過ぎたからといって、食事を極端に抜くのは身体に負担がかかってしまいます。
1~2日だけではなく、1週間、1か月といった長期スパンで考え、食べる量全体のバランスを取ることが負担なく調整するコツです。

疲労回復に効果的な食材を積極的に摂る

疲労回復にはビタミンBや鉄分、カルシウムを多く含む食事を積極的に摂りましょう。
特にビタミンBは疲労回復に効果的として注目されています。
豚肉や鶏肉、レバーはかつおやさばなどの魚類はビタミンBと鉄分どちらも多く含む食材です。ごま、玄米などもビタミンBが多く含まれる食材なので、積極的に摂りたいですね。小松菜やレンズ豆といった豆類にも鉄分量が多い食材です。
また、カルシウムも不足しがちな栄養素。朝食にヨーグルトをつける、ホットミルクを飲むなど、普段の食事にカルシウムの多い食品をプラスしてみましょう。

「お正月疲れ」を解消!【生活リズム編】

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たまのお休みは羽根を伸ばしたくなりますが、夜更かしや朝寝坊を何日も続けると、体内時計が崩れてしまう要因に。通常の生活に戻るのがより大変になってしまいます。

太陽の光を浴びて体内時計をリセット

まずはできるだけ、普段通りの時間に起きるように心がけましょう。起床後すぐにカーテンを開け、太陽の光を浴びると体内のリズムがリセットされます。
さらに幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌され、気分が安定しやすくなりますよ。曇りの日でも効果があるので、布団から出て思い切り伸びをしてみましょう!

軽い運動を心がける

だらだらするのもたまには必要ですが、運動不足は血行不良につながり、カロリーを消費できません。肌荒れや夜寝付けない要因にもなりますので、ウォーキングやラジオ体操、スクワットなど、軽い運動を行うことがおすすめです。

「お正月疲れ」を解消!【睡眠リズム編】

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良質な睡眠は疲れやだるさをリセットし、免疫力も高める効果があります。もちろん美肌作りにも重要。ぐっすり眠ってすっきり目覚めましょう!

就寝1~2時間前にぬるめのお風呂に浸かる

人間の体は、体温が下がることで眠気を感じるようにできています。
布団に入る1~2時間前に38~40℃に設定したぬるめの湯船につかれば、ちょうどよく体温が下がってくるので、寝つきが良くなりますよ。
あまり熱いお湯に入ると交感神経が活発になりかえって目が冴えてしまうので、ぬるめの温度がおすすめです。

スマートフォンなどの刺激はほどほどに

就寝前にあまり強い光を浴びると、身体が覚醒状態になり寝つきが悪くなりがちです。できれば2時間前にはスマートフォンやテレビ、蛍光灯やLEDなど強い光は避けましょう。
キャンドルの光などをともせばリラックス効果も期待できますよ。

「お正月疲れ」は早めに解消してパワフルな2023年を

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お正月疲れは早めにリセットして、せっかくの新年を元気にスタートしたいもの。ちょっとしたことを心がけるだけで効果があるので、ぜひ試してみてください。

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