基本的なハンドケアから効果的なハンドクリームの使い方までご紹介!

紫外線や水仕事、アルコール消毒など、日々ダメージにさらされているのに、フェイスケアと比べるとお手入れを怠りがちな手肌。しかも、意外と目につきやすいうえに年齢サインもあらわれやすい部分でもあります。こまめな保湿ケアで手肌の美しさをキープしましょう!
手肌の年齢サインが進む要因とは?
気がついたらなんだか手がくすんでいる、血管やシワが目立つなど、さまざまな年齢サインが現れやすい手肌。その要因は主にこちらの3つです。
その1.紫外線のダメージ
夏に最も強くなる紫外線ですが、実は1年を通して降り注いでいます。秋冬だからといってUVケアを怠ると、手肌に思わぬダメージが蓄積してしまうことも。
その2.洗剤やアルコール消毒などの刺激
食器を洗う、洗濯する……水仕事の家事には、洗剤がつきもの。使用する洗剤の成分によっては、手肌への刺激が強く、知らないうちに手荒れがひどくなってしまうことも。また、頻繫な手洗いやアルコール消毒が当たり前になった昨今。それにともない、手荒れがより深刻になったケースもみられます。
その3.栄養不足や血行不良といった生活習慣の乱れ
血管が浮いているのは、ビタミンやイソフラボンが不足しているからとも言われます。また、睡眠不足や生活習慣の乱れは血行不良を引き起こし、肌をくすませてしまうことも。温めたり、マッサージをしたりして対策しましょう。
ハンドクリームを使った効果的なケア方法とは
正しい塗り方でハンドクリームを使えば、お手入れの効果がアップ! 日々酷使される手肌をいたわってあげましょう!
正しい塗り方1:全体にまんべんなく
まず、手全体にまんべんなく塗っていきましょう。ハンドクリームの適量は3、4センチ(チューブタイプの場合)。ジャータイプならさくらんぼ大が目安です。乾燥がひどいと感じたら、多めにつけてOK。少ないと肌が摩擦のダメージを受けることもあるのでご注意を。
正しい塗り方2:指先までしっかり
爪周りや関節、側面など、指周りは塗りムラが多くなりやすい部分。くるくると円を描くように、指1本ずつ丁寧に塗っていきましょう。関節部分は指を曲げると塗りやすくなります。
正しい塗り方3:体温でじんわり温める
ハンドクリームがまんべんなく行き渡れば完了ですが、最後にもうひとつ。両手を組むなど、自分の体温でハンドクリームを浸透させると、より効果的ですよ。
ハンドクリームはいつ塗れば良い?
水仕事のあとや、アルコール消毒をしたあとなど、乾燥を感じたらこまめに塗ることがおすすめ。
また、寝る前に塗るのも◎香り付きのハンドクリームを選べば、リラックス効果で入眠もよくなるはず。
ハンドクリームの効果をさらにアップさせるケア
余裕があればスペシャルケアをプラスしてみましょう。しっとりつやつやの手肌に近づけますよ。
ハンドクリームの前に化粧水をつける
スキンケアは、洗顔後まず化粧水をつけるのが一般的です。同様に、手肌にも化粧水をつけると水分が補給され、クリームのうるおいがアップします。
就寝時に手袋をしてパックする
寝ているときは、当然ハンドクリームの塗り直しができません。ハンドケアをしたあと、綿やシルクといった天然素材の手袋をして寝ると、うるおいを逃さずキープできます。薄手のもので十分効果的です。
ハンドクリームを活用して乾燥に負けない手元に
生活をする中で、頑張って働く私達の手。丁寧でこまめなハンドケアで、乾燥に負けない手肌を目指しましょう!