秋の夜長に「涙活」でリフレッシュ。泣くことで得られるメリットとは?

涙活
●ビューティー&ヘルス

仕事やプライベートの中で様々なストレスを感じながら、日々を過ごしている私たち。また昨今のコロナ禍によって働き方や環境に変化が起こり、これまで以上にストレスを感じるようになったという方も少なくないはず。

そんな時は、能動的に涙を流すことで心をスッキリきれいにする「涙活(るいかつ)」を試してみませんか? 今回は秋の夜長におすすめの心のデトックス「涙活」をご紹介します!

おうちで心のデトックス!「涙活」の効果とは?

涙活とは

“映画を見て号泣したあと、なんだかとてもスッキリした!”という経験はありませんか? これはリラックス効果をもたらす副交感神経が優位な状態になっているから。

人は刺激を受けると緊張して、交感神経が活発になります。これはテンションが上がったり、ドキドキしたりする神経で、通常、起きている時には交換神経が優位に働いています。
一方、副交感神経は体を休めてくれる神経。睡眠中にもっとも活性化することで知られています。そんなリラックス効果をもたらす副交感神経。実は泣くことでも活発になるんです。

近年では「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが、泣くことでも分泌されることが明らかになってきました。

「涙活」は心が動かされた時に流れる「情動の涙」で行うのがベスト

涙活とは

涙の種類には、目の機能を保護する「基礎分泌の涙」、外部からの刺激による「反射の涙」もありますが、「涙活」では、感動や感情が揺さぶられる「情動の涙」を流しましょう。

つらい過去を思い出したり、未来の不安を思って泣いたりすると、どうしても泣いたあとにストレスが残ります。

恋愛ものから友情や絆、人間らしさを描いた映画・本・漫画などで泣くのがおすすめです。

手軽にできる!「涙活」のアイデア&やり方

涙活とは

特別な準備は不要!気軽に始められるのが「涙活」です。
でも、実際にはどんなタイミングで、どのように行うのが効率的なのでしょうか?

夜に行うのがベスト

1日を過ごして精神的にも肉体的にも疲れやすく、ストレスがたまりがちな夜がおすすめ。泣いて体力を使うことで、翌日朝もスッキリ目覚められるはずです。
目元のむくみが心配…という方は、休日の前夜に行うと良いでしょう。翌日の予定にゆとりがあれば、思いっきり「涙活」できますよ。

感情を解放! 涙は我慢しないで

感情を抑えて、理性的に行動できるのが大人です。一方で、感情を解放することに慣れない場合もあります。泣くことをためらい、涙を流すのをこらえてしまう方もいるかもしれません。
涙を我慢すると交感神経が優位になってしまい、リラックスに時間がかかります。副交感神経に切り替わらない…なんてことにも繋がるため、涙が出てきたら思いっきり流してしまいましょう。

リラックスできる環境で行う

効率的に「情動の涙」を流すには、緊張をほぐすことがコツ。アロマキャンドルを焚いたり、部屋を暗くしたり、自分がゆったりといられる環境を整えることが大事です。
覚醒作用があるカフェインを含まない、ホットミルクやハーブティーなどを用意するのもおすすめです。

ひとりでも、誰かと一緒でもOK

ひとり、夜に行うのもおすすめですが、探してみると涙活のイベントはさまざまな場所で行われています。社内イベントとして「涙活」を実施しているところもあるのだとか。そうした場所に出かけてみるのも良いかもしれません。
もちろん、ひとりで思いっきり泣くのも◎。自分に合った方法を探してみましょう。

「涙活」でストレスや疲れを洗い流して

心のデトックスとなる「涙活」。忙しく、時には感情を抑えなければならない日々の気分転換として試してみてはいかがでしょうか。

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