夏の冷えにご用心!今すぐできる夏冷え対策5選

冷え性の女性
●ライフスタイル

陽射しが強く、太陽が眩しい夏。最近は各地で記録的な猛暑が続いていますよね。そんな中、女性の多くが悩むのが夏冷え。外は暑いのに、手足はいつも冷たい…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は冷えにくい身体をつくる5つの習慣をご紹介します。

なぜ暑いのに冷えやすいの?夏冷えの主な原因

暑い夏のイメージ

気温は高いのに、どうして冷えてしまうのでしょうか。主な要因は3つ挙げられます。

1.外と部屋の中の気温差が激しい

30度どころか、35度を超えることもある日本の夏。湿度が高いため、より暑く感じますよね。デパートやオフィス、電車などでは、外から来た人が涼しく感じるように、冷房が強めにかかっているもの。結果、外と部屋の中の温度差が激しくなり、自律神経の乱れを引き起こし、身体が冷えてしまうのです。

2.冷たいものを食べて内臓から冷えてしまう

アイスクリームにビール、氷入りの飲み物は夏にぴったりですが、実は冷えの要因。内臓は37度ほどの熱を持ちますが、冷たいものをとり過ぎると温度が下がり、暖めるのに多大なエネルギーが必要になります。さらにお腹を下しやすくなるので、とりすぎには充分に注意しましょう。

3.女性はもともと冷えやすい

私たちの身体は、寒さを感じると体温を維持しようと血管が収縮するので血行が滞りやすくなります。その結果、心臓から遠い身体の末端である手足が冷えてしまうのです。
女性は男性に比べ筋肉量が少なく脂肪が多いので、一度冷えるともとの温度に戻りにくいという特徴もあります。

手軽にできる夏冷え対策5選

温かい飲み物

冷えの放置は肌のかさつきやくすみなどにつながり、健康はもちろん美容の大敵にも。しかし、ちょっとした習慣で冷えにくい身体をつくることができます!

1.温かい食事や飲み物をとることを心がける

キンキンに冷えた生ビールや、冷たいアイスクリームは魅力的ですが、飲み過ぎや食べ過ぎはNG。内臓が冷えてしまい、温度をあげようとエネルギーを使うため、全身にまんべんなく血液が行き渡らなくなり、手足の冷えにつながります。普段から食事にスープをプラスするなど、温かい食事を積極的に選びましょう。

2.アームカバーやカーディガンなどを持ち歩く

首元、手首、足首の3つの首は太い血管が通っているため、外気の影響を受けやすくなっています。冷房の効いた室内ではストールやアームカバー、ソックスなどで保護すると全身が冷えにくくなりますよ。
また、羽織れるカーディガンや薄手のジャケットを持ち歩くと、急激な温度変化に対応できます。そこまで暑くなければ長袖や七分袖を活用するのも◎

3.自宅では温度設定を下げすぎない

暑いからといって、自宅の冷房の温度を極端に下げていませんか? 冷房の標準的な設定温度は、27〜28度ぐらいとされています。
また、風が直接当たらないような工夫も重要。スイング機能を活用したり、風向きをこまめに変えたりすると身体が冷えにくくなります。

4.シャワーで済ませずぬるめのお風呂につかる習慣を

暑いからといってシャワーで済ませがちですが、39〜40度のぬるめのお湯につかることが、効果的な冷え対策につながります。入浴後、額がうっすら汗ばむくらいが温まったサインです。10〜15分程度つかりましょう。連続でつかる必要はないので、頭や身体を洗う、水分をとるなどのインターバルを挟んでもOK。就寝前に行えば、睡眠の質もアップしますよ。

5.エクササイズなど適度な運動で内側から温かく

血行を促すには、固まった身体を動かし、ほぐすことが重要です。

  • ・肩を回す
  • ・伸びをする
  • ・手首や足首を回す
  • ・壁に手を付け、かかとの上げ下げ
  • ・首回し

など、軽いエクササイズやストレッチを取り入れることで、冷え対策につながります。1日1回以上、連続して行うのが理想的です。
デスクワークなど同じ姿勢を取り続けるといつのまにか身体が強張ってしまうもの。冷房が効いた室内にずっといる、という方は、こまめに実践することでリフレッシュもできますよ。

夏冷え対策で夏を楽しみましょう!

浜辺を歩く女性

慢性的な冷えは、はた目に分かりづらくてつらいものです。イベントが盛りだくさんの夏。冷え対策を行って、アクティブに過ごしましょう!

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