かかとの角質は何が要因? 適切なおうちケアでつるつる足に!

サンダルを履く女性
●スキンケア

もうすっかり夏本番!サンダルやミュールを履いてお出かけを楽しむ機会が増えた一方で、かかとのかかさつきが気になるという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、どうしてかかとに角質がたまるのか、その要因と正しいケア方法をご紹介!
しばらくかかとのお手入れをおざなりにしていた…という方も必見です。

かかとに角質がたまる4つの要因とは?

女性の脚

クッションのような役割を担い、全体重をしっかりと支えているかかと。角質が溜まる主な要因は4つほど挙げられます。

1.新陳代謝が遅い部位だから

通常、肌のターンオーバーは28日周期で行われますが、かかとの場合はなんと120日。4ヵ月もかかるという新陳代謝の遅さなので、古い角質がとてもたまりやすいのです。

2.皮脂腺がないから

かかとには、肌のうるおいを保つ皮脂腺がなく、身体の中でも特に乾燥しやすいという特徴があります。それに加えて、足裏は汗腺が多い部位。濡れたり乾いたりという繰り返しによって、さらに乾燥が進みやすいのです。

3.摩擦や刺激が多いから

基本的に人間は、立つ・歩くという動作をするとき、足に全体重をかけて行います。地面に接しているかかかとは常に摩擦や刺激の影響を受けているので、そのぶん角質は厚くなりやすいのです。足に合わない靴を履いていたり、足裏の重心移動が適切でなかったりすると、ダメージはさらに蓄積されてしまいます。

4.冷えによって血行が滞るから

冷えから起こる血行不良は美容にも健康にも影響をもたらしますが、血行が滞ると代謝が悪くなり、かかとの角質がたまる要因になります。さらにくすみにつながることも。

かかとのケアはどうする? やりすぎには注意

かかとの角質ケア

日常生活においても重要な役割を果たしているかかと。それではどのようにケアしたら良いのでしょうか?

適度な頻度のピーリング

角質ケアというと、軽石やフット用やすりなどで削ることがまず思い浮かぶかもしれませんが、やりすぎは禁物です。毎日執拗にゴリゴリと削ると、肌は刺激を感じてさらに角質が厚くなってしまう可能性も。

まずはフットスクラブなどで優しくケアするところから始めましょう。こすらず、円を描くように撫でながら使うのがポイントです。週1〜2回の頻度で行いましょう。

しっかりと保湿を

もともと乾燥しやすいかかと。角質ケアをしたあとはクリームを塗るなど、こまめな保湿を心がけましょう。水分を含んで角質が柔らかくなっているお風呂上がりもタイミング◎です。さらに綿など、天然素材のソックスを履くと、クリームの浸透力UPが期待できます。

血行を促してターンオーバーを促進

そもそもかかとはターンオーバーに時間がかかるもの。冷えによって血行が滞ると、ターンオーバーにさらに時間がかかってしまいます。ひび割れしたりガサガサになったりと、深刻なダメージにつながるので、しっかり温めましょう。40度前後のお湯を洗面器に入れ、足をつける足湯などもおすすめです。

履いている靴を見直す

今履いている靴は、足に合っていますか? 合わない靴はお出かけの間中、かかとに負担をかけることになります。履きやすい靴の形やヒールの高さを見直してみましょう。ちょっとしたことですが、かかとへの刺激・摩擦の軽減につながります。

つるスベのかかとで夏のお出かけを楽しみましょう

意外とおざなりにしがちなかかとの保湿ケアやピーリングケア。適切なケアでつるスベのかかとを目指しましょう! お出かけの足元により自信が持てますよ。

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