高温多湿の季節でも上向きまつげをキープする5つの裏ワザとは|ビューティスペシャリストコラム

ビューラー
●ビューティー&ヘルス

美容のスペシャリストたちが、さまざまなアプローチからキレイのヒントをリレー形式でお届け!
今回執筆を担当するのは、メイクやファッションのトレンドにも詳しい美容家の高橋果内子さんです。

ここ1〜2年マスク生活が続き、以前よりもアイメイクに力を入れる人も増えたのではないかと思いますが、みなさん、アイメイク楽しんでいますか? アイシャドウの色を選ぶのも楽しいですが、まつげがキレイに整っていると印象がグッと変わりますので、まつげもしっかりメイクしておきたいパーツの1つです。

今回は高温多湿の季節でも上向きまつげをキープする裏ワザをご紹介します。

目元の水分&汚れをしっかりオフ

綿棒

スキンケアをした直後にメイクをスタートする場合、目元がローションなどでしっとりしていたり、ファンデーションを塗った後フェイスパウダーがしっかり乗っていないことでまぶたまわりが濡れた感じになっていたりすることがあります。

まぶたまわりが湿っているとまつげをビューラーで上げようとしても上がりづらいですので、ビューラーを当てる前には綿棒を使ってしっかり水分&汚れを拭き取りましょう。

このちょっとしたひと手間がキレイなまつげをキープしてくれます。

ビューラーは根元からしっかり当てる

ビューラー

「ビューラーってどこに当てて、どこからどこまでカールさせれば良いの?」という質問を受けることがあります。しっかりカールをキープしたいなら「根元・中間・毛先」の3段階に分けてビューラーを当ててください。

まずは、まつげの根元部分にビューラーのゴムをしっかり当ててカールをつけます。力が入りすぎるとまつげに角ができてしまうのであまり力を入れる必要はありませんが、手首を使って少しだけまつげを引っ張るようなイメージで当てるとカールがつきやすくなります。

まぶたは幅があるので、根元は一度で良いですが、中間〜毛先にかけては①目尻側へ抜く方向、②目頭側へ抜く方向、2つの方向に分けてカールさせていくとより自然な仕上がりになります。

また、ビューラーはブランド毎にサイズや形状が異なるため、できるだけ自分のまぶたのカーブに合っているものを探すことをお勧めします。

せっかくならマスカラ下地を使う

マスカラ下地

最近は使っている人も増えたと思いますが、ぜひマスカラ下地を使ったことがない人は使ってください。キープ力が断然アップします。マスカラ下地を使うことでキープ力がアップするだけではなくボリュームを増やしたり長さをより長くしたりと良いことづくしです。

「手間が増えて面倒だな」と思う人もいるかもしれませんが、日中にカールが下がってきて何度もビューラーをすることに比べたら楽だと思いますよ。

マスカラの塗りすぎに注意

マスカラ

マスカラは「目力をアップさせたい!」と思って使うアイテムですが、マスカラの盛りすぎはNG。せっかくビューラーでまつげをキレイに上向きにさせても、マスカラ液の重さで下がってきてしまいます。

マスカラをまつげに塗る前に、マスカラブラシについた余分なマスカラ液を軽くティッシュオフして適量に調節してからまつげに塗りましょう。塗る時は、黒目の上(目の中央)から目尻、そして目頭の3つのパーツに分けて塗るのがポイントです。ひと通り塗ったらマスカラ液が乾く前にコームでとかすとより綺麗に仕上がります。

この状態ではナチュラルな印象の目元になりますが、もっと可愛らしくしたいなどイメージチェンジをしたかったら最後に目尻にだけちょい足ししてもOK。この場合、最後もう一度コームでとかすのもお忘れなく。

ホットビューラーを使う

マスカラを塗る女性

元々まつげの毛量が多いなどカールしたまつげが下がってきやすい人もいます。何をやっても下がってきてしまう…という人は、ホットビューラーを使ってみましょう。

ホットビューラーは髪の毛にとってのヘアアイロンのような役割で、熱を加えることで形をキープしてくれます。熱で温めてカールをつけた後、時間があればヘアドライヤーのCOOL&弱風で熱を冷ますとさらにキープ力がアップしますよ。

今回は湿気の多い時期でも綺麗な上向きまつげをキープする方法をご紹介しました。マスカラ下地やホットビューラーなど持っていた方が良いアイテムもご紹介しましたが、今お持ちのツールだけでもできることがありますので、ぜひやってみてくださいね。

高橋果内子さん プロフィール
一般社団法人地域復興美と笑顔を繋ぐ会 代表理事。
自分で試して本当におすすめできるコスメやスパを世の中に紹介する“ビューティハンター”として活動する美容家。
美容好きが高じて20個以上の美容関連の資格を保有。
その知識を活かしてWEBメディアにて多数の連載を担当し、これまでの執筆コラム数は1,000本以上。
毎月11日(東日本大震災の月命日)には美容家仲間たちと一緒に「あなたの学びがボランティア」をコンセプトとした美容レッスンを開催中。
https://www.facebook.com/bitoegao/

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