マスクによる摩擦や乾燥にご注意を!唇のエイジングケアのすすめ

●スキンケア
粘膜に似た構造をしていている唇は、バリア機能が備わっておらず、外的刺激を受けやすいパーツ

だからこそ、乾燥に弱く、年齢が出やすいと言えます。

その上、マスク着用が日常化したことで、摩擦や乾燥といったトラブルも多発・・・。

近年、リップケアにますます注目が集まっているというのもうなずけます。

そこで今回は、唇にまつわるトラブルとそのケア方法をご紹介

コンディションを良好に保って老け見えを予防

若々しい唇を手に入れるために知っておきたい、リップケアの基礎知識をチェックしていきましょう。

老け見えサインにSOS! 唇トラブルの要因と対策をチェック



唇にまつわるトラブルといっても、その状態はさまざま。そのため、要因も対策も異なります。

こちらでは、代表的な老け見えケースをピックアップして、それぞれのお手入れ方法をまとめました。

ケース1:縦ジワ・皮むけ



唇は皮膚のような皮脂腺がなく、自らうるおいを作り出す力が弱いため、乾燥しやす傾向に。

さらに日常的なマスクの着用もあいまって、より乾燥が進み、縦ジワや皮むけを起こしやすくなっています。

また、肌のターンオーバーの周期が28日なのに対し、唇のターンオーバーの周期はわずか3日程度。

角質が安定しにくいことも関係していると言えるでしょう。

そこで重要なのが、リップクリームなどを塗って唇を乾燥から守ること。

保湿効果の高いアイテムを使って、こまめにお手入れをしていきましょう。

縦ジワは乾燥だけでなく、加齢によるハリや弾力の減少も影響しています。

週に数回、唇のハリや弾力に必要な美容成分が配合されたアイテムでケアすることで、ぷるんとした唇を手に入れられるはず。

また、皮むけを無理に剝がすのはNG。

唇から浮いてる部分をハサミで丁寧に切ったり、リップスクラブなどを取り入れてフラットな状態に整えるのがベター。

もちろん、ケアした後はたっぷりの保湿をお忘れなく。

ケース2:血色が悪い・くすむ


唇の色次第で「体調は良いのに、具合が悪そうに見える」「せっかくのお気に入りのリップスティックでメイクしょうとしても、思うような発色にならない」なんてお悩みにもつなることがあります。

これらの主な要因は血行不良

寒くなると唇の色が紫色になることはありませんか?

これは、血液の循環が滞り、唇の色がくすんで見えているから。

そのほか、日焼けによってメラニン色素が発生すること、クレンジング・洗顔時の摩擦による色素沈着も関係していると言われています。

対策としては、血液の流れをスムーズにすることが先決。

リップクリームで保湿した後でマッサージをすると、血行促進が期待できます。

また、紫外線カット効果のあるリップクリームを使用する、唇の摩擦を抑える、などもカギとなりそうです。

ケース3:唇の輪郭のぼやけ・口角の下がり


特に老け見えの代表ともいえる、輪郭のぼやけ・口角の下がりは、年齢を重ねるとともに顕著になってくるもの。

実年齢より老けて見られたり、怒っているように見られたり、といった経験もあるのではないでしょうか。

唇の輪郭がぼやけてきたという方は、日ごろから口もとをこすったり、口を半開きにしている可能性が。

また加齢とともに口の周りの筋肉が緩んでくると、唇の山が平らになり、理想的な弓形が崩れてくることも。

こういった理由からぼやけが生じてしまった場合は、リップライナーでしっかりと輪郭を強調することで、老け見え印象をカバーすることができます。

ただし、ラインがシャープすぎると意思が強そうな印象に見られてしまうので、特に唇の山部分はなだらかに仕上げるのが◎。

口角が下がってしまうのも、口の周りの筋肉の衰えやハリ、弾力の低下が要因と考えられています。

現代人はスマートフォンの普及により、うつむきがちな姿勢をとることが多くなり、下へ下へと筋肉が下がりやすいのだとか。

ハリや弾力をサポートするスキンケアを取り入れたり、マッサージをしたりなど、口の周りのケアもあわせて行なうと効果的です。


唇もエイジングケアが必要。ふっくらぷるん! を目指してお手入れを

ほんのりと血色感があって、しっとりなめらか

ふっくらとしたハリのある唇は、女性らしさの象徴でもあります。

毎日こまめにお手入れをすれば、乾燥をはじめとするさまざまなトラブルに左右されないコンディションを保っていけるはず!

マスク着用が日常化した今こそ、唇をもっといたわって老け見えを防ぎましょう


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