“美肌菌”を育てて肌の土台を整える「発酵コスメ」とは?
日本ではおなじみの“発酵”を活かした化粧品が、いまや世界でも注目の美容トレンドに。今回は、美肌の鍵を握る“美肌菌”に着目し、いま話題の「発酵コスメ」をフィーチャー!発酵成分の肌への効果や、代表的な成分もピックアップし、じっくりと肌を育てる発酵コスメの魅力を解説します。
肌本来の力を低下させる冬の寒さと乾燥
1年で最も寒く、湿度の低下とともに肌の乾燥も加速するシーズン。さらに2月に入り、乾いた空気に乗って花粉やちり・ほこりなどの微粒子汚れも飛散し、肌に付着することでバリア機能の低下を招きやすい環境にあります。室内外の寒暖差や、徐々に高まる紫外線量など、この時期は肌への負担が少しずつ積み重なり、肌本来の美肌菌バランスが乱れやすくなっています。
肌に「発酵コスメ」が良い理由は?

そこで、自分自身の美肌菌バランスを整え、自らうるおう力を高めると注目されているのが「発酵コスメ」です。米や大豆、植物などの原料を麹菌や乳酸菌などの微生物で発酵させ、そこから生成された発酵エキスを配合している「発酵コスメ」は、自然由来の豊富な美容成分を含み、肌への様々な効果が期待できます。ここでは、具体的に3つの美肌効果をピックアップしてご紹介します。
自らの美肌菌を育てバリア機能を整える
美肌菌とは、肌のうるおいやバリア機能にかかわる皮膚常在菌のこと。発酵成分に含まれるアミノ酸や糖は、この美肌菌の餌となり、美肌菌が増える手助けをしてくれます。その結果、バリア機能が整い、乾燥や肌荒れにゆらがない健やかな肌に導きます。
低分子で浸透力が高い
発酵作用によって美容成分は低分子化が進み、角層への浸透が高まります。そのため効率的に美容成分を肌へ届けることができるようになり、美肌効果が高まります。
角質をやわらかくほぐす
発酵成分に含まれる酵素には、肌の古い角質をやわらげてくれる働きがあります。ごわつきがちな肌のターンオーバーを整えることで美容成分の浸透も高まり、うるおいが続く肌へと導きます。
お悩み・なりたい肌で選ぶおすすめの発酵成分
ひとくちに発酵コスメといっても、使用している発酵成分によって、得られる効果や使用感は異なります。ここでは、肌の土台を整える効果のある代表的な発酵成分を3つご紹介します。
コメ発酵液
米を麹や酵母、乳酸菌で発酵させた成分で、お米由来の天然保湿因子(NMF)の成分であるアミノ酸が多く含まれ、高い保湿力が特長です。また、ビタミン・ミネラルも豊富でバリア機能のサポートに効果が高いとされています。
まずは発酵コスメを取り入れてみたい方や、肌のゆらぎが気になる方におすすめの成分です。
乳酸菌
牛乳や乳酸菌をベースにした発酵エキスで、肌が本来持つ天然保湿因子に似た効果を発揮する成分を含んでいるため、乾燥肌に効果的です。また、乳酸菌で豆乳を発酵させた成分である乳酸桿菌/豆乳発酵液は、アミノ酸やイソフラボンを豊富に含み、しっとりとしたうるおいを補給しながら、若々しい肌印象をキープしたい方にぴったりな成分です。
ガラクトミセス培養液
天然酵母であるガラクトミセスを発酵・培養して得られる成分で、天然保湿因子(NMF)、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ペプチドなどを豊富に含み、保湿だけでなく皮脂のバランスを整えたり、ハリ・ツヤをアップさ乾燥やくすみ、ハリ不足など、複数の肌悩みをまとめてケアしたい時の強い味方になってくれるはず。
いつものお手入れに「発酵コスメ」をプラス!

発酵コスメには様々な種類があり、洗顔料からスキンケア、ヘアケア、ボディケアに至るまで、配合されているアイテムも多岐にわたります。
まずは何か1点発酵コスメを取り入れてみたい!という場合には、導入美容液から始めてみるのもおすすめです。発酵成分の力で角質をやわらげ、次に使う化粧水などのアイテムの浸透をサポートし、普段のスキンケアの効果を高めてくれる効果が期待できます。
さらに発酵コスメの相乗効果を狙いたい場合は、化粧水・乳液などをライン使いし、美肌菌を育てて肌の土台を整えていくのがいいでしょう。
美肌菌を育てる発酵コスメで肌力アップ!
日本の伝統的な発酵には大きなパワーが秘められており、組み合わせる素材や製法によって多様な効果を得られるのが、発酵コスメの魅力です。
発酵コスメで美肌菌を育て、肌が自ら美しくなろうとする美肌力を底上げしましょう。

