そのシワ・たるみ、「スマホ首」が要因かも?首元美人へ導くデイリーケア
スマホを見ている時、頭を前傾してうつむき姿勢になっていませんか?この状態を長時間続けて首や肩に不調が現れた状態を「スマホ首」といい、放置するとストレートネックにつながります。
さらに姿勢の崩れは首のシワを深くすることも。そこで今回は、首周りの美容について解説!早めの対策で、ネックラインに現れるエイジングサインをリセットしましょう。
あなたの首元印象は?「スマホ習慣」がつくるエイジングサイン
首周りの気になるサインは、毎日のスマホ習慣のせいかもしれません。まずは思い当たるトラブルがないかチェック!
首の横ジワが目立つ
うつむく姿勢は首の皮膚にシワが寄り、横ジワを深くして定着させてしまいます。顔に比べて首のシワが目立つような時は、長時間のうつむき姿勢で肌に折れグセが付いている可能性が。ソファなどにもたれながらスマホを見ている場合も注意が必要です。
首のたるみで二重アゴに見える
スマホ画面を見る時に前かがみになったり、うつむいたりしていると、重力で首の前側やアゴがたるみやすくなります。この姿勢が習慣化すると二重アゴにつながることも。さらに、画面を凝視しながら口が半開きになっている状態だと口元の筋肉が弱くなり、たるみを加速させてエイジングサインを目立たせてしまいます。
首周りがガチガチ、顔もくすみがち
長時間下を向いてスマホを使うと、肩や首のコリを引き起こし、顔も血行が滞りがちに。そうすると肌に必要な酸素や栄養が行き渡らず、くすんだ印象につながります。また、疲れ目は目周りのクマの要因にも。血行が滞ることでターンオーバーの乱れも招いてしまいます。
ストレッチで「スマホ首」悩みをリセット
毎日見るスマホだからこそ、こまめに姿勢を直し、首や肩のコリをリセットさせることが大切です。ここでは、簡単にできるスマホ首対策のストレッチをご紹介します。
首を伸ばしてフェイスラインのリフトアップを狙うストレッチ
まっすぐ向いて口を閉じ、アゴを上げて首を伸ばすように上を見上げ10秒キープ。ゆっくりとアゴを引いて元の姿勢に戻ります。
たるみがちなフェイスラインや、うつむき姿勢で癖がつきがちな横ジワを伸ばします。
首周りの筋肉を和らげて、血行を促進するストレッチ
耳の後ろから鎖骨に向かって斜めに走る「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」をほぐして血行を促進します。顔を右に向けると左の首筋に、左に向けると右の首筋に縦に浮き出てくる太い筋肉が胸鎖乳突筋。片側ずつ左右の指でつまみ、少しずつ上から下へと移動させてまんべんなくもみほぐし、首周りのコリを和らげてシワやたるみを防ぎます。
気になる首のシワをケアする集中美容

ストレッチとともに毎日のルーティンに取り入れたいのが、ネックラインのケア。乾燥しているとシワも定着しやすいため、弾力と潤いを取り戻すためのケア方法をご紹介します。
ハリケアクリームの活用
顔のお手入れと同様に、首元にもエイジングケアアイテムを投入して、気になるサインに集中アプローチを。レチノールやナイアシンアミド、ペプチドなど、ハリや弾力アップに効果的な成分を配合したクリームがおすすめです。
お風呂などで首元を温めて巡りをよくしてからクリームを塗り、しなやかでハリのあるネックラインを取り戻しましょう。
乾燥や摩擦から肌を守る
首は顔よりも皮膚が薄く皮脂腺も少ないため、乾燥してシワが寄りやすいパーツです。特に冬は、マフラーやタートルネックのセーター、アウターの襟などが首に触れて摩擦も起きやすくなります。
そこで、バームやワセリンなど肌を保護するアイテムを取り入れて、摩擦や刺激から肌をガード。また、枕やシーツなども長時間肌に触れるため、肌触りのよい寝具を選ぶようにしましょう。
仕上げのアイテムで明るく輝くデコルテラインへ
イベントの多いホリデーシーズン。ネック・デコルテを美しく見せるテクニックとして「ツヤ出しハイライト」を使うのもおすすめです。繊細なパールで光沢感を演出するパウダーやスティックなどをサッと纏えば、肌に輝きとハリをプラス。顔の雰囲気まで明るく仕上がり、気になるシワやくすみもカモフラージュすることができます。
若々しい美人印象は首元から

スマホ首は、毎日の習慣で改善することが可能です。さらに、繊細な首周りの肌をふっくら整えるアイテムを活用すれば、ピンとハリのあるネック・デコルテラインへ。首元のケアで、シワやたるみの気にならない美人印象を手に入れましょう!

