スキンケア&インナーケアで手に入れる“理想のツヤぷるリップ”
冬は唇が乾燥してカサカサになりがち。リップメイクがキレイに映えるツヤぷるの唇を目指して、正しいケア方法をマスターしましょう。内側からサポートする栄養素もチェックして、スキンケア&インナーケアの両方から血色感のある美しい唇にアプローチ!
どうして唇は荒れやすいの?
唇は他の部位と比べて水分を保持する角層が薄く、皮脂を分泌する皮脂腺や汗腺がありません。そのため水分が蒸発しやすく、さらに外部からの刺激や乾燥の影響をダイレクトに受けてしまうバリア機能の低いパーツです。
皮膚のターンオーバー周期はおよそ28日といわれていますが、唇はわずか3~7日。こまめなケアが必要な一方、もし乾燥したり荒れてしまったりしても、適切なケアをすることで効果が現れやすく、早い回復につなげることができます。
唇のターンオーバーを整える方法

唇のケアで大切なのが、ターンオーバーを整えるサイクルを意識して、コツコツとケアを継続すること。ぷるぷるリップに導くためのルーティンをご紹介します。
1.クレンジングでメイクや汚れをしっかりオフ
メイクや食べ物の汚れがついたままだと、乾燥や刺激によるトラブルの元に。クレンジングの際はポイントメイクアップリムーバーをコットンにたっぷり含ませ、擦らないようにやさしく落としましょう。汚れが溜まりがちな口角もしっかりと落とすように意識すると◎。
2.唇専用のピーリングやゴマージュでやさしく角質ケアを
週1~2回程度、お風呂上がりなど唇が柔らかくなっている時に、唇専用のピーリングやゴマージュを使って古い角質をやさしくオフ。余分な角質を取り除くことでターンオーバーを促し、健康的な唇に導きます。
3.うるおいとともに美容成分をチャージ
クレンジングや角質ケアの後は、保湿ケアがマスト!保湿力の高いリップ美容液なら、うるおいを与えて保護するのはもちろんのこと、さらなる美容効果も狙えます。バリア機能を高めて乾燥トラブルを防ぐセラミドや、唇の荒れ・ひび割れを防ぎ血行を促進するビタミンE誘導体、唇をふっくらとさせるペプチドなど、気になる悩みにあわせて美容成分を取り入れてみましょう。
4.マッサージで血行促進
くすみがちな唇には、マッサージが効果的。摩擦を防ぐためにリップクリームなどを塗り、指の腹でやさしく円を描くようにマッサージを行います。やさしくトントンとタッピングして血行を促すのもOK。力を入れ過ぎずに行いましょう。
インナーケアでさらに血色をアップ
唇はストレスや食生活の乱れのサインが出やすいパーツ。スキンケア以外にも、インナーケアや十分な睡眠などに気をつけ、水分を摂取して乾かない唇を目指しましょう。ここでは、リップケアにおすすめの栄養素をご紹介します。
ビタミンB2・B6
代謝を促し、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素。レバー、うなぎ、納豆、卵、乳製品などに多く含まれています。
ビタミンA
皮膚や粘膜の健康をサポート。レバー、うなぎ、卵黄、バターなどの動物性食品や、ニンジン、ほうれん草、モロヘイヤなどの緑黄色野菜などに多く含まれています。
鉄・亜鉛
不足すると唇が荒れやすくなり、乾燥やひび割れを引き起こす要因に。唇の青白いくすみ感を防ぐ鉄分や、細胞の修復・新陳代謝を促す亜鉛なども積極的に摂取するのがおすすめ。鉄はレバーや赤身肉、ほうれん草に、亜鉛は牡蠣、うなぎ、チーズなどに多く含まれています。
正しいリップケアと内側からのケアでぷるぷるの唇をキープ
唇を健やかに保つためには、ターンオーバーを整えるためのお手入れを継続することが大切です。さらに体の中から整えるインナーケアも取り入れて、冬も乾燥知らずのぷるぷるリップで過ごしましょう。

