日焼けした肌をいたわる残暑のボディケア習慣

日焼けした肌をいたわる残暑のボディケア習慣
●スキンケア

紫外線対策をしていても、夏のボディは乾燥によるゴワつき・くすみ・ザラつきなどが気になりやすいもの。それもそのはず!この時期は日焼けの他にも汗や冷房の影響を受けやすく、シャワー中心の生活で血行も滞りがちです。そこで、夏の終わりに差がつくボディケア習慣をご紹介します。

夏の肌ダメージは秋口から現れる

春先からの強い紫外線にさらされた肌は、夏の環境下で相当なダメージを受けています。そして蓄積したダメージは、8月下旬〜9月にかけて、くすみ・乾燥・ゴワつき・シミ予備軍として表面化。特に、首やデコルテ・背中・ひじ・すねといった見落としがちなパーツは要注意です。ベタつきが気になるからとボディケアをおろそかにしていると、秋が近づくにつれ急激に乾燥が進んでカサカサ状態になり、肌トラブルを招く可能性も。今から無理なく続けられる残暑のケアで、乾燥シーズンに備えましょう。

毎日できるボディケア習慣

残暑のボディケア習慣

まずは毎日のボディケアルーティンをチェック!お疲れ気味の肌をいたわるケアが大切です。

抜かりない紫外線対策を続ける

夏終わりの肌トラブルの多くは、紫外線によるもの。一年中欠かせない紫外線対策も、この時期は特に抜かりなくケアしましょう。日焼け止めはもちろんのこと、帽子や日傘、UVカットウェアなども取り入れて万全の対策を心掛けると◎。手の甲やデコルテなどUV対策を見落としがちなパーツもしっかりとブロックし、こまめな塗り直しを徹底しましょう。

ゴシゴシ擦らず摩擦を避ける

ボディを洗う際に、スポンジやタオルなどでゴシゴシと洗うのはNGです。摩擦による刺激は乾燥やゴワつき・シミの原因にもなってしまいます。摩擦を避け、たっぷりの泡で洗いましょう。またウォータープルーフの日焼け止めを落とすときは、ゴシゴシ擦らずにクレンジング剤をやさしくなじませ、丁寧にオフして。

シャワー後30分以内に保湿

入浴後は肌の水分が蒸発しやすく、乾燥しやすい状態にあります。そのためスキンケアと同じように、ボディも早めの保湿が大切。つい後回しにしてしまいがちなボディケアも、シャワーの後30分以内の保湿を心掛けてみましょう。

美白&保湿成分入りアイテムで透明感を底上げ

シミなどの紫外線ダメージを予防するためには、保湿効果はもちろん、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、アルブチン、プラセンタエキスなどを配合した美白アイテムが効果的です。特にデコルテや背中、肩など紫外線を浴びやすい部分のトラブルを防ぎ、明るく透明感のある肌に整えてくれます。

週1回の集中ボディケアルーティン

毎日のケアにプラスして、時間のある週末などにぜひ集中ボディケアを取り入れてみましょう。少しの手間をかけることで、ゴワつきがちなボディも見違えるようなふっくらなめらかな肌に♪

【ステップ1】スクラブで角質オフ

まずは、古い角質をやさしくオフしてくれるスクラブを。ザラつきが気になるひじ・ひざ・かかと・ヒップラインなど気になる部分をやさしくマッサージします。肌表面の古い角質や汚れを取り除くことで、保湿ケアアイテムが浸透しやすくなります。

【ステップ2】 湯船に入浴して柔らか肌に

シャワーで済ませがちな季節も、定期的に湯船に浸かるのがおすすめ。血行促進&リラックス効果をもたらし、新陳代謝も活発になります。また、肌の角質層が柔らかくなって古い角質を取り除きやすくなるため、透明感もアップします。

【ステップ3】オイル&クリームでうるおいを閉じ込める

スクラブで肌を磨いて温まったあとは、オイル&クリームを塗って肌にうるおいを閉じ込めましょう。カサついていたボディもふっくら柔らかさを取り戻し、明るくしっとりした肌に。

夏のダメージを残さない!秋に向けた過ごし方

残暑のボディケア習慣

ここからは、秋に向けて意識したいボディケアのポイント3つをご紹介します。

インナーケアで肌の回復をサポート

夏のダメージを受けた肌は回復力が鍵。外側からのケアだけでなく、内側からのアプローチでダメージの蓄積を防ぎましょう。抗酸化作用があり透明感をサポートするビタミンCなどがおすすめです。

重めテクスチャーの保湿アイテムに切り替え

本格的な乾燥シーズンに入る前に、ボディケアを高保湿なアイテムに切り替えておくのが良いでしょう。ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなど保湿成分にも注目を。濃厚なテクスチャーのアイテムは、カサつきが気になるパーツの集中ケアにも便利です。

乾燥トラブルの出やすいひじ・ひざ・かかとを重点的にケア

特に乾燥しがちなひじ・ひざ・かかとは、スクラブで余分な角質をオフしてからしっかりと保湿を。肌を柔らかくし、みずみずしくなめらかに整える部分ケアクリームなどを使用して、重点的にケアしておきましょう。

ボディケアを見直して秋を迎える準備を

顔のスキンケアに比べて、ボディケアはスピーディに手応えも感じやすく、丁寧に向き合うことで柔らかな明るい肌を手に入れることができます。ダメージを繰り越さないボディケアで、秋支度を整えましょう!

関連記事一覧