【プロ監修】メイクブラシ・パフの正しい洗い方は?ヘアメイクアップアーティストが教えるお手入れ方法

メイクの仕上がりを左右するスポンジやパフ、ブラシ。肌へ直接触れるものだからこそ、いつでも清潔に保っておきたいものです。そこで今回は、さまざまなメイクツールの正しい洗い方を、日頃からモデルや著名人のメイクを担当しているヘアメイクアップアーティスト・meguさんにお伺いしました。
監修:meguさん(ヘアメイクアップアーティスト)
メイクツールを洗わないとどうなるの?
1.肌荒れの要因になる
メイクツールには、使うたびに皮脂が付着します。これを放置しておくと雑菌が繁殖し、ニキビなどの肌トラブルにつながる場合があります。
2.ムラになりやすい
特にベースメイクで使うツールは、洗わずに使っているとファンデーションやフェイスパウダーの含みが悪くなり、ムラができやすくなります。
3.発色が悪くなる
アイシャドウブラシやチップは、汚れていると密着感が弱まり、肌にのせたときの発色も悪くなりがち。また、アイシャドウそのものに皮脂などが混ざり、ケーキング(粉末同士がくっついてダマになること)が起こりやすくなります。
どのくらいの頻度で洗えばいいの?
リップブラシやファンデーションブラシ、スポンジなど、水分のあるコスメを使うツールは使うたびに洗うのが理想。
アイシャドウブラシ、チップも、繊細な目もとに使うものなので、可能であれば使うたび、少なくとも1週間に1度は洗いましょう。
チークやフェイスパウダーといった粉体のアイテムをつけるブラシは、2~3か月に1度の頻度が目安です。
スポンジ・パフの洗い方
スポンジやパフは、中性洗剤、または専用のスポンジクリーナーを使って洗いましょう。
STEP1:ファンデーションの油分が溶け出す40℃程度のお湯に、少量の洗剤を入れます。少し時間を置くと汚れが浮きやすくなります。
STEP2:スポンジやパフをひたして、やさしく揉み洗いします。
STEP3:汚れた水を捨て、きれいな水・ぬるま湯に浸けながら十分にすすぎます。
STEP4:スポンジやパフを軽く絞り、タオルなどで水気を切ります。
STEP5:風通しのよい日陰で乾かします。
プロのワンポイントアドバイス
肌への負担や刺激が気になる方は、肌にやさしいアイテムを選びましょう。私は、天然由来成分が多く含まれた固形石けんを使っています!
メイクブラシの洗い方
メイクブラシも、基本的にはスポンジやパフと同じように洗います。
STEP1:ぬるま湯に少量の洗剤を溶かし入れます。コップなどを使うと◎。
STEP2:メイクブラシをコップの中で振るようして汚れを落とします。
STEP3:汚れた水を捨て、きれいな水・ぬるま湯で再び振り洗いをしてすすぎます。
STEP4:軽く絞り、タオルなどで水気を切ります。
STEP5:風通しのよい日陰で乾かします。
STEP6:乾いたら、指で筆先をきれいに整えます。
プロのワンポイントアドバイス
ブラシの中に入り込んだ汚れまでしっかり落としたい場合は、凹凸のあるシリコン製のクリーニングマットを使うのがおすすめ。マットの上で筆を往復させることで、毛先への負担をおさえながらきれいに洗えます。
また、ブラシを乾かすときは筆先を下に。柄に水分が染み込みにくく衛生的で、ブラシそのものも長持ちしますよ。
アイシャドウチップの洗い方
アイシャドウチップは摩擦に弱いので、亀裂が入らないよう特にやさしく洗いましょう。
STEP1:チップの先端に少量の洗剤をたらします。
STEP2:指の腹でやさしく汚れを押し出すようにして、汚れを浮かせます。
STEP3:きれいな水・ぬるま湯ですすぎます。
STEP4:軽く絞り、タオルなどで水気を切ります。
STEP5:風通しのよい日陰で乾かします。
プロのワンポイントアドバイス
洗えないときは、使ったあとにその都度ティッシュやウェットシートで軽く汚れを落としておくと◎。ブラシ同様、小さなケアも大切です。
最後に
パフの汚れが残り続ける、ブラシの先が広がる、チップの手触りが悪くなるなど、きちんとケアをしていても替え時はやってきます。とはいえ、日々きれいなツールでメイクをしていると気分もよいもの!ぜひこちらの記事を参考に、メイクツールのお手入れを習慣にしてみてくださいね。
ヘアメイクアップアーティスト・megu
2009年、アシスタントを経てフリーランスとして独立。
雑誌、タレント、モデル、カタログ、CM、ブライダル、テレビ、メイク講師など、様々なジャンルでヘアメイクアップアーティストとして活動中。 2019年よりコスメブランド「LiKEY beauty」のクリエイティブディレクターに就任し、スキンケアブランドの監修も行う。