40代以上の肌悩みはどうやってケアするのがベター? 若々しい印象をキープする方法

「どうして年を重ねるとトラブルが増えるの?」「どんなお手入れをしたら若々しい印象をキープできるの?」
そんな大人の肌について、ビューティサイエンティストの岡部美代治さんにお聞きしました。
40代になると肌悩みを感じやすいのはなぜ?
「人間は、思春期・成熟期・衰退期(更年期や老年期)と、ホルモン分泌量の変化に応じて身体や心のあり方が変化していきます。
30代では悩みがなかったという方でも、性別関係なく40代になると老化現象を感じるようになるんですよ。
肌悩みにおいては、シミ・シワ・たるみなどが多くの方に現れはじめます。
これは、角質層のバリア機能が弱まり、肌が乾燥してダメージを受けやすくなり、その影響が積み重なり、皮膚全体の機能を回復する力が低下していっているためです。
さらに、女性は更年期に向けて女性ホルモンが減少することでより肌の代謝機能が低下するのもあいまって、男性よりも加齢の症状を感じやすいのが特徴です」
とはいえ「加齢は止められなくても、ポイントを押さえたお手入れをきちんと毎日続けることで、見た目年齢の加速は緩められる」と岡部さん。
お手入れや生活習慣などちょっとしたことを見直すだけで、50代も60代も若々しい印象でいられる可能性がグッと高まるのだそうです。
40代の肌を輝かせるための3大ポイント
1.乾燥・メラニン・エイジング対策をしっかりと!
「まずは、デイリーのスキンケアを丁寧に行うのが基本中の基本。
中でも、バリア機能をサポートするための保湿ケアは念入りに!
特に40代以降は、クリームなど油分を多く含むアイテムでしっかりとうるおいを閉じ込めるようにしましょう。
また、20~30代に比べて回復力が衰えている40代は、紫外線ダメージの影響を受けやすいため、日焼け止めなどでしっかり肌を守りましょう。
シミの元となるメラニンを抑える美白ケアもお手入れをプラスするとより効果的ですよ。
そして、毎日のスキンケアにぜひ取り入れてほしいのがマッサージです。
顔の血行を促すことで、必要な個所にまで酸素が行き届いて、ツヤやハリのある若々しい肌印象に。
セルフケアが苦手な方は、月に1回フェイルエステへ行ってプロにお任せしてもOKです」
マッサージをする時間がない方は、アイテムをなじませるときに軽く顔をさするだけでもいいそう。
お手入れの際には血行を促すことを意識してみて♪
2.心地よく使えるアイテムでスキンケアを習慣化!
「保湿ケアはもちろん紫外線対策などは習慣化させることもまた大事。
そのためには、自分が心地よいと思えるアイテムを取り入れることもお手入れを長続きさせるうえで重要なポイントです」
また「『うるおっている』『なじみやすい』『香りがいい』など、使ってみて気持ちがいいか、肌のコンディションがよくなったか…をしっかり判別するためにも、自分の感覚は常に研ぎ澄ましておきましょう」とも。
そのためには、直接顔に触れて、鏡を見て、肌の状態を常に確認しておくことも大切なのだとか。
3.日々の生活を楽しんで、心にもハリとうるおいを!
「エイジングは、肌や体だけではなく心にも起こるものです。
特に、40代以降は生活スタイルがマンネリになりやすく、気持ちが一気に老け込むことも…。
それを防ぐには、とにかく日々の生活に楽しみを見つけるのが一番!
ご飯をおいしく食べたり、散歩に出かけたり、ささやかな趣味を見つけたり…そんなちょっとしたことでいいので、何か生きがいとなるものを持つのが◎。
夢中になれたりホッとできたりする時間を設けると、心が豊かになるでしょう?
そうすると、おのずと肌も輝きを増してくるんです」
恐れることなくエイジングを楽しもう!
「いろいろな刺激を受けて、人間性が確立してきた40代。
ここでさらなる経験を重ねるクセづけをしておくと、50代・60代になっても若々しい印象をキープできるはずです」と岡部さん。
外見だけにとらわれず、内面も磨きながら前向きに年齢を重ねていくことで、若い人には表現できない熟成された美しさを醸し出せるのではないでしょうか。
未来を変えるのは今からでも遅くありません!
今この瞬間をターニングポイントとして、自分史上最高のキレイを更新していきましょう。
監修の方のご紹介:ビューティサイエンスの庭・岡部美代治さん
ビューティサイエンティスト/化粧品開発コンサルタント
山口大学文理学部理学科生物学卒業後、化粧品会社にて商品開発やマーケティング等を担当。
数多くのヒット商品を手がける。
2008年4月独立し、現在は「ビューティサイエンスの庭」で美容業界へのコンサルティングを運営。
科学的な視点から解説する美容アドバイスは美容業界でも多くの支持を集めている。
http://www.beautysci.jp/index.html