ファンデーションは色選びが大切?似合う色の基本の選び方&注意点も
機能性はさることながら、トレンド感も反映されている昨今のファンデーション。季節の変わり目は、まずはファンデーションから変えて雰囲気チェンジを楽しむという方も少なくないはず。
一方、最近のファンデーションは豊富な色展開で、色選びに迷うことも。合わないカラーで顔だけが浮いてしまった… なんてことのないよう、自分に合ったファンデーションの色選びを解説します。
自分に合うファンデーションの色選びポイント
一般的にファンデーションは、明るさ・暗さを表す「明度」と、赤み寄り・黄み寄りの「色相」の2つの軸で分類されます。
展開の幅や色味の系統はブランドによって異なるため、お目当てのファンデーションを見つけたら、そのブランドのカラーチャートを確認してみましょう。
色選びの際は、以下の2つのポイントをチェックします!
Point 1
明るさをチェック
色白で肌の色が明るめな方
標準色よりもワントーン明るい色を基準に選びましょう。「ライトオークル」など、「ライト」と表記されているものが一般的になじみやすいです。
標準的な肌色の方
ブランドの標準色をチェックしてみてください。ナチュラル系のトーンだと、白浮きしたり顔色が悪く見えたりせずにしっくりとなじみます。
健康的な肌色の方
「ウォームベージュ」などワントーン暗めのカラーが、白浮きせずにナチュラルに仕上がります。
また、肌色をトーンアップしたい場合はファンデーションで調整するのではなく、コントロールカラーを活用するのがおすすめです。日焼けなどによっても肌色は変わるため、季節ごとに見直すのがベストです。
Point 2
色味をチェック
色相はブランドによって、「ベージュ系」・「オークル系」・「ピンク系」という3色をベースにして表記したり、「イエロー系」⇔「ピンク系」、もしくは「ウォーム系」⇔「クール系」と分類したり様々です。
一般的に「イエロー系」は黄みの強い肌になじみやすく、「ベージュ」と表示されることも多くあります。「オークル」は赤みと黄みの間で、いわゆる中間色。「ピンク系」は一番赤みが強く、ほんのりピンクがかった肌色にぴったりです。
このように、自分の肌の色に合った色調を選ぶには、黄みと赤みのバランスが大事なポイント。
ブルーベースの方は、ピンク系~ピンクオークル系が似合うとされています。イエローベースの方は、ベージュオークル系~イエロー系がなじみやすいでしょう。
自分の肌の色味が分からない方は、カラーチャートの中間あたりからいくつか試してみるのも◎
好みに合わせてセレクトする方法
自分に似合うカラーかどうかは、肌の色だけで決めなくてもOK!
実は、肌悩みやなりたい印象から選ぶこともできます。
肌悩みから選ぶ
黄ぐすみや赤みなど、気になる肌色の悩みをカバーするカラーを選びます。
くすみが気になる・血色感がほしい
ピンク系のカラーは、肌にほんのりとした赤みをプラスすることで自然な血色感を引き出し、生き生きとした印象を与えることができます。
肌の赤みが気になる
イエロー(ベージュ)オークル系のカラーは、肌の赤みを自然に目立たなくし、ナチュラルな肌色補正効果が期待できます。
ただし、しっかり補正効果を狙うなら、ファンデーションの前にコントロールカラーやコンシーラーを使用しましょう。
質感で選ぶ
カラーの他に、「ツヤ」と「マット」の質感の違いによっても肌全体の印象が大きく異なります。
ツヤ肌
みずみずしく艶やかな肌を演出し、全体的に明るさや透明感を与えてくれる仕上がりです。健康的で若々しくナチュラルな印象になり、乾燥が気になる方やハリのなさが気になる方にもおすすめです。
マット肌
気になる部分をカバーし、均一に整えてくれる効果が期待できます。テカリを抑えてくれるので、オイリー気味な方や毛穴が気になる方にもおすすめ。
これで失敗しない!色選びはフェイスラインで
色選びの際は、手の甲だけで判断しないことが大切です。顔と首との境目であるフェイスラインに何色かファンデーションをのせてチェックしましょう。
少し伸ばしてなじませ、首との境目などを見て全体になじんでいる色を選び出します。
顔だけに合わせると、ファンデーションが白すぎて顔が大きく見える原因にもなるので、首の色になじむかどうかも大事なポイントです。
鏡が近すぎると違いが分かりにくいため、やや遠めに見て確認してみましょう。また、チェックする場所は自然光に近い蛍光灯の下が理想的。白熱灯の下や暗い場所は避けましょう。
ぴったりのカラーで洗練された印象に
自分に合ったファンデーションを選べば、肌悩みを自然にカバーして洗練された印象が簡単に手に入ります。失敗しない色選びのコツを参考に、自分にぴったりのファンデーションをぜひ見つけてみてはいかがでしょうか♪