グルタチオン、PDRN、ペプチドetc…話題の最新美容成分5選!
肌悩みや使い心地、テクスチャーなど、化粧品を選ぶポイントは様々ですが、中には”成分”重視でコスメを選ぶという方も多いのではないでしょうか。
そこで、いま注目の美容成分を一挙紹介!押さえておきたいトレンド成分の特長や効果をチェックしましょう。
1.アゼライン酸
海外では30年近くニキビの治療薬として使われ、最近日本でも注目を浴びている美容成分です。
もともとは小麦やライ麦といった穀類や酵母に含まれており、比較的肌への刺激が少ないといわれています。メラニンの生成を抑える作用があり、ニキビ跡の色素沈着にも効果が期待できます。テカリや毛穴トラブルなどニキビがちな肌に特におすすめです。
アゼライン酸の効果:皮脂分泌・角化異常・メラニン生成の抑制作用、抗炎症・抗菌作用
こんな肌悩みに:ニキビ・テカリ・毛穴トラブル・赤みの予防など
2.グルタチオン
”白玉点滴”として人気のグルタチオンは、体内のほとんどの細胞に存在し、特に肝臓や皮膚に多く含まれるアミノ酸化合物。
高い抗酸化作用があり、乾燥によるくすみに潤いを与え、もっちりとしてハリ・ツヤのある白玉肌へと導きます。メラニンの発生を抑制すると同時に、メラニン色素が黒くなるのを防ぐことで、肌トーンのアップが期待でき、透明感をサポートします。
単体で使うだけでなく、ビタミンCやナイアシンアミド、レチノールといった美容成分との組み合わせも可能です。
グルタチオンの効果:抗酸化作用、解毒作用、メラニン生成の抑制作用
こんな肌悩みに:くすみ、乾燥、ハリ・ツヤ不足など
3.ペプチド
ペプチドとは、いくつものアミノ酸が結合しているもので、体内にも存在する成分。
コラーゲンやエラスチン、ケラチンなど、肌に不可欠なタンパク質の構成要素であり、肌のハリ、ツヤ、弾力を維持するのに役立つことから、エイジングケア効果が高い美容成分として人気です。
機能性ペプチドは肌の吸収速度が早く保湿力が高いため、美容液に含まれる他の活性化成分の働きを助ける効果も。最近話題のヒト脂肪幹細胞培養液との相性も良く、エイジングケアに取り入れやすい成分です。
ペプチドの効果:バリア機能の回復、コラーゲン産生促進
こんな肌悩みに:ハリ・ツヤ不足、複合的なエイジングサインなど
4.PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)
PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)は、DNA(デオキシリボ核酸)の断片から構成される物質のこと。細胞の生成や成長因子の分泌を促進することで、細胞の修復や再生する作用を持っています。またコラーゲンやエラスチンの生成を促し、ハリのある若々しい肌へとアプローチします。
サーモンの生殖細胞由来のものが一般的で、人体のDNAにも近く安全性が高いとされています。
PDRNの効果:皮膚再生・抗炎症作用
こんな肌悩みに:ハリ不足、ニキビ跡、乾燥による小じわ、エイジングサインなど
5.エクトイン
砂漠の塩湖に生息する好塩性細菌から分泌されるタンパク質の一種。過酷な環境下でも細胞を守り、ヒアルロン酸の1.5倍もの保水力をもつとして近年人気の成分です。
肌がストレスによってダメージを受けた際に、肌を守り修復するタンパク質であるヒートショックプロテインの生成を促進し、バリア機能の強化にも有効です。
またエクトインはコラーゲンの工場である線維芽細胞を活性化させ、短時間でコラーゲンの生成を促すなど肌のハリ・弾力アップにも効果的です。
エクトインの効果:保水作用、肌の修復サポート、肌バリアの強化、線維芽細胞の活性化
こんな肌悩みに:うるおい不足、ハリ不足、乾燥による小じわ、バリア機能の乱れなど
注目の美容成分を取り入れて、肌悩みに積極的にアプローチ!
効果にこだわった注目の成分からコスメを選んでみると、今の自分にぴったりのアイテムが見つかるかもしれません。
話題の美容成分を取り入れて、一歩先の美肌へ近づきましょう!